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恋のスラムダンク Just Wright (2010)

恋愛下手な理学療法士とNBAのスター選手との恋の行方を描く、主演クィーン・ラティファコモンポーラ・パットンパム・グリアジェームズ・ピッケンズJr.フィリシア・ラシャド他共演、監督サナー・ハムリにいおるラブ・ロマンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト ■
監督:サナー・ハムリ

製作
デブラ・マーティン・チェイス

クィーン・ラティファ
シャキーム・コンペア
脚本:マイケル・エリオット
撮影:テリー・ステイシー
編集:メリッサ・ケント
音楽:リサ・コールマン

出演
レスリー・ライト=マクナイト:クィーン・ラティファ

スコット・マクナイト:コモン
モーガン・アレクサンダー:ポーラ・パットン
ロイド・ライト:ジェームズ・ピッケンズJr.
エラ・マクナイト:フィリシア・ラシャド
ジャニス・ライト:パム・グリア
マーク・マシューズ:ラズ・アロンソ
ネルソン・カスピアン:マイケル・ランデス
本人:ドウェイン・ウェイド
本人:ドワイト・ハワード
本人:ラシャード・ルイス
本人:クリス・ポール
本人:レイジョン・ロンド
本人:ボビー・シモンズ
本人:エルトン・ブランド
本人:ジェイレン・ローズ
本人:レブロン・ジェームズ
本人:ジョン・レジェンド

アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

2010年製作 100分
公開
北米:2010年5月14日
日本:未公開
北米興行収入 $21,085,760
世界 $21,540,360


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニュージャージー
理学療法士のレスリー・ライト(クィーン・ラティファ)は、デートはしてみるものの、いつも相手とは友達で終わりだった。

NBAの地元チーム”ニュージャージー・ネッツ”の熱狂的なファンのレスリーは、幼馴染の親友で同居しているモーガン・アレクサンダー(ポーラ・パットン)と共に、その日も試合を観戦しに”アイゾッド・センター”に向かう。

その帰りにレスリーは、試合の勝利に貢献した”ネッツ”の中心プレイヤー、スコット・マクナイト(コモン)をガソリンスタンドで見かける。

レスリーはスコットに気軽に声をかけ、ジャズの話などで意気投合し、土曜の夜の彼の誕生パーティーに招待される。
...全てを見る(結末あり)

NBAプレイヤーの妻になる夢があるモーガンは、それを聞いて興奮する。

レスリーは、母ジャニス(パム・グリア)や父ロイド(ジェームズ・ピッケンズJr.)に見送られ、モーガンと共にパーティーに向かう。

スコットに歓迎されたレスリーだったが、彼の気を引くためのモーガンの計画で、慈善事業の用があるように見せかけ、早々にパーティーを引き上げる。

翌日、スコットがモーガンに夢中だと父に話し、慣れていることだと気にもしないレスリーだった。

翌日、レスリーの家を探したスコットが、モーガンに会いに現れ、その後、二人は交際を始める。

そして、スコットは友人らの前でモーガンにプロポーズし、彼女はそれを受け入れ、レスリーもそれを喜ぶ。

スコットの母親エラ(フィリシア・ラシャド)は、付き合って間もない二人の関係を心配する。

そんな時、スコットがオールスター・ゲームで膝を負傷し、復帰まで長引くことになる。

スコットのリハビリを担当する美しい理学療法士に嫉妬したモーガンは、レスリーを雇うことにする。

復帰も危ぶまれ、どこにも出かけようとしないスコットと、意見の合わないエラとの生活に耐えられなくなったモーガンは姿を消してしまう。

さらに、”ネッツ”が自分とは再契約しないという報道などでスコットは焦り始め、それを知ったモーガンは彼を見限って
しまう。

身勝手なモーガンに憤慨したレスリーだったが、彼女は仕事に専念し、部屋に引き篭もる傷心のスコットを何とか立ち直らせ復帰させようとする。

スコットを強引に連れ出したレスリーは、彼の原点でもある少年達が集うバスケット・コートに向かう。

初心を思い起こしたスコットは、プレーオフに向け、ようやく復帰を目指す気になり、レスリーに励まされながらリハビリに励む。

レスリーのおかげで、スコットは、ほぼ怪我をする前まで回復し、風邪をひいた彼女の世話までするようになり、やがて二人はお互いを意識し合う。

プレーオフをかけた一戦で復帰したスコットだったが、思うようなプレイができない。

それを見たレスリーは、膝をかばい本来のプレイができないスコットに、自分を信じるよう助言して渇を入れる。

その後、恐れることなく、持てる力を出し切ったスコットは活躍し、チームを勝利へと導き、ファイナル出場を決める。

試合後、スコットはレスリーに感謝し、彼女をディナーに誘う。

スコットは、レスリーの愛車”マスタング/エレノア”を修理し、豪華装備を付けて彼女に贈る。

そして二人は愛し合い、レスリーは、思いもしていなかったゴージャスな時間を満喫する。

翌日モーガンが現れ、彼女は再びスコットに近づこうとするが、彼は返答を避ける。

スコットが、モーガンを気遣ったのを見たレスリーはショックを受け、今回も友人以上にはなれないと悟った彼女はその場を立ち去る。

家に戻ったレスリーは仕事に復帰して、同僚達にNBAのトレーナーになることを告げる。

モーガンは、寄りを戻したスコットに結婚を迫るが、彼は焦り過ぎだと答える。

スコットを復活させたことで評価されたレスリーは、ネッツを含めたNBAの各チームからオファーがある。

レスリーは、あえてネッツを避けて、”76ers”の施設見学を希望する。

そんな時、テレビ出演したスコットが、レスリーの献身的な支えで復活できたことを話し、思い立った彼は席を立ち、モーガンに別れを告げフィラデルフィアに向かう。

76ersの視察を終えたレスリーに会ったスコットは、自分の気持ちを伝え、それを受け入れた彼女は、ネッツに入ることを決める。

翌シーズン。
レスリーはスコットと結婚し、モーガンとのわだかまりも消えて、彼との愛を深める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
理学療法士レスリー・ライトは、恋愛が苦手な35歳の女性で、デートはするものの、いつも友達以上の関係にはなれなかった。
NBAの地元チーム”ニュージャージー・ネッツ”の熱狂的なファンのレスリーは、試合観戦後、偶然スター選手のスコット・マクナイトに出会う。
誕生パーティーに誘われたレスリーは、幼馴染の親友モーガンと共にそれに出席する。
スコットはモーガンに惹かれ、NBAプレイヤーの妻になることが夢の彼女は有頂天となる。
その後、二人は交際を始め、スコットはモーガンにプロポーズして、レスリーも親友としてそれを喜ぶ。
ところが、オールスター・ゲームでスコットが膝を故障し、復帰まで長引くことになる。
モーガンは、スコットの怪我のリハビリのためにレスリーを雇うものの、彼の復帰が危ぶまれ、チームの再契約がないとの憶測が流れ、彼を見限ってしまう。
レスリーは、戦う気力をなくしたスコットを励まし、彼の支えとなり、復帰を目指すのだが・・・。
__________

豪快なイメージのクィーン・ラティファが、大騒動でも起こす爆笑コメディかと思いきや、純愛とスポコン・ドラマをマッチさせた、しっとりとした雰囲気の作品に仕上がっている。

見かけに似合わず、思慮深い献身的な理学療法士で、人間味溢れるキャラクターを演ずるクィーン・ラティファは、迷いのない、筋の通った意見を貫く姿が実に痛快だ。

180cm近い長身とあの体格で迫力十分の彼女は、NBA選手との組み合わせで釣り合いが取れている。
コモンは184cm)

また、NBAのスター・プレイヤーも多数登場するので、ファンには嬉しい作品となっている。

プレイヤーとしては小柄ながら、スターの貫禄を見せてナイスガイを演ずるコモン、セレブになることしか頭にない主人公の親友ポーラ・パットン、主人公の両親ジェームズ・ピッケンズJr.パム・グリア、スコット(コモン)の母親フィリシア・ラシャド、主人公のデート相手のラズ・アロンソ、スコットのエージェント役でマイケル・ランデスなどが共演している。


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