サイトアイコン That's Movie Talk!

ジャングル・ジム Jungle Jim (1948)

16作製作された”ジャングル・ジム”シリーズの第1作。
謎の神殿に向かう探検隊とジャングル・ジムの冒険を描く、監督ウィリアム・バーク、主演ジョニー・ワイズミュラーヴァージニア・グレイジョージ・リーヴス他共演のアドベンチャー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・バーク
製作:サム・カッツマン
原作
Jungle Jim
ドン・ムーア
アレックス・レイモンド
原案:キャロル・ヤング
脚本:キャロル・ヤング
撮影:レスター・ホワイト
編集:アーロン・ステル
音楽:ミーシャ・バカレコフ

出演
ジャングル・ジム:ジョニー・ワイズミュラー
ヒラリー・パーカー博士:ヴァージニア・グレイ
ブルース・エドワーズ:ジョージ・リーヴス
ジア:リタ・バロン
酋長コルー:リック・ヴァリン
ジェフリー・マースデン:ホームズ・ハーバート

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1948年製作 72分
公開
北米:1948年12月15日
日本:1950年3月28日
製作費 $350,000


ストーリー
人喰いヒョウを追っていたジャングル・ジム(ジョニー・ワイズミュラー)は、ヒョウに追われている現地人を助けようとする。
ジムは、現地人に襲いかかるヒョウを倒すものの、男は救えなかった。
男が握り締めていた、象形文字が刻まれた純金の小さな小瓶に気づいたジムは、中身の軟膏のようなものを確認する。
ジムは、植民地地区長官のジェフリー・マースデン(ホームズ・ハーバート)の元に向かい、小瓶を渡して調べてもらう。
マースデンは、それが、古代の王たちが埋葬されている神殿ジンバルーから持ち出されたものであると考える。
ジンバルーが発見されれば、考古学上の大発見になることを写真家のブルース・エドワーズ(ジョージ・リーヴス)に話したマースデンは、それに興味がない様子の彼に、財宝が隠されている可能性も伝える。
マースデンは、科学者のヒラリー・パーカー博士(ヴァージニア・グレイ)と、ジムをガイドとする探検隊をジンバルーに派遣することもブルースに話す。
到着したヒラリーを迎えたマースデンは、美しい女性だったために驚き、ジャングルから戻った、常にマサイ族の酋長コルー(リック・ヴァリン)と行動するジムを彼女に紹介する。
ジムとマースデンは、瓶の中身が毒であることを確認し、ヒラリーの説明で、ポリオに効く、精製すれば麻痺の治療薬になることを知る。
ジムは、呪術師が小瓶の中身を猛毒として使うのではないかという考えながら、ヒラリーらと共に出発するのだが・・・。


解説 評価 感想
1934~1954年にかけて連載されたドン・ムーアとアレックス・レイモンドによるコミック”Jungle Jim”を基に製作された作品。

16作製作された”ジャングル・ジム”シリーズの第1作。

西部劇を得意にして活躍し、シリーズの多くを手がけたウィリアム・バークが監督し、主演はジョニー・ワイズミュラーヴァージニア・グレイジョージ・リーヴスなどが共演した作品。

謎の神殿に向かう探検隊とジャングル・ジムの冒険を描くアドベンチャー。

”ターザン”シリーズを降板したジョニー・ワイズミュラーが主演する、新たなアドベンチャー・シリーズであり、美しいヴァージニア・グレイの共演も注目された作品。

内容は平凡過ぎるほど単純明快であり、上映時間が短いにも拘わらず無駄なシーンが多いのは気になるが、ジョニー・ワイズミュラーのファンならば、やや太めの彼でも、その活躍は十分に楽しめる内容には仕上がっている。

主演のジョニー・ワイズミュラーは、逞しい探検隊のガイド”ジャングル・ジム”を熱演している。

探検隊に加わる科学者を魅力的に演ずるヴァージニア・グレイ、神殿の財宝を狙う写真家のジョージ・リーヴス、主人公と行動を共にする友人でマサイ族の酋長酋長リック・ヴァリン、その妹で主人公に惹かれるリタ・バロン、主人公に探検隊を任せる地区長官のホームズ・ハーバートなどが共演している。


モバイルバージョンを終了