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15年後のラブソング Juliet, Naked (2018)

2009年に発表された、ニック・ホーンビィの小説”Juliet, Naked”を基に製作された作品。
平凡な日々を送る女生と元ロックスターの交流を描く、監督ジェシー・ペレッツ、主演ローズ・バーンイーサン・ホーククリス・オダウド他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


 

スタッフ キャスト
監督:ジェシー・ペレッツ
製作
アルバート・バーガー
ロン・イェルザ
バリー・メンデル
ジャド・アパトー
ジェフリー・ソロス
製作総指揮
サイモン・ホースマン
パトリック・マーリー
ニック・ホーンビィ
原作:ニック・ホーンビィJuliet, Naked
脚本
エフジェニア・ペレッツ
ジム・テイラー
タマラ・ジェンキンス
撮影:レミ・アデファラシン
編集
サビーヌ・ホフマン
ロバート・ナッソー
音楽:ネイサン・ラーソン

出演
アニー・プラット:ローズ・バーン
タッカー・クロウ:イーサン・ホーク
ダンカン・トムソン:クリス・オダウド
ジャクソン:アジー・ロバートソン
ロズ・プラット:リリー・ブレイジャー
リジー:アヨーラ・スマート
カーリー:リリー・ニューマーク
ジーナ:デニース・ゴフ
キャット:エレノア・マツウラ
キャリー:ミーガン・ドッズ
グレイス:エマ・ペッツ
エリオット:ジミー・O・ヤン
テリー・バートン市長:フィル・デイヴィス

アメリカ/イギリス 映画
配給
Lionsgate(北米)
ロードサイド・アトラクションズ(北米)
ユニバーサル・ピクチャーズ(イギリス)
フォーカス・フィーチャーズ(イギリス)
2018年製作 97分
公開
イギリス:2018年11月2日
北米:2018年8月17日
日本:2020年6月12日
北米興行収入 $3,444,900
世界 $4,511,160


ストーリー
イギリス、サンドクリフ。
アニー・プラット(ローズ・バーン)は、父が経営していた郷土史博物館を受け継いでいた。
アニーの妹でレズビアンのロズ(リリー・ブレイジャー)は、新しい恋人カーリー(リリー・ニューマーク)をアニーに紹介する。
ポップカルチャーの講師ダンカン・トムソン(クリス・オダウド)と暮らすアニーは、1993年に消息を絶った元ロックスターのタッカー(イーサン・ホーク)を崇拝する彼との愛も冷めていた。
タッカーがブレイクした曲”Juliet”を収録したアルバム”Juliet, Naked”のことでダンカンと口論になったアニーは、タッカーのファンサイトに否定的なレビューを書き込む。
それを見たタッカーはアニーにメールを送り、正直な意見に感謝して交流が始まる。
タッカーは、3人の母親から生まれた4人の子供を持ち、父親失格だと自覚して悩み、アニーは、子供がいないことの悩みなどを彼に打ち明ける。
末の息子ジャクソン(アジー・ロバートソン)とその母親で元妻のキャットとの関係も良好なタッカーは、ロンドンから訪ねてきた妊娠中の娘リジーと楽しい時を過ごす。
帰り際にリジーは、タッカーがまだ一度も会ったことのないもう一人の娘グレイス(エマ・ペッツ)の電話番号を渡す。
同じ頃ダンカンは、新任教師のジーナ(デニース・ゴフ)と関係してしまい、それを知ったアニーは彼を家から追い出す。
その後タッカーは、リジーが出産したために、ジャクソンを連れてロンドンに向かう。
アニーに連絡して会う約束をしたタッカーは、病院の受付で心臓発作を起こしてしまう。
回復したタッカーは、病室からアニーに電話をして呼び寄せる。
病室に向かったアニーはタッカーとジャクソンに挨拶し、現れたリジーや恋人ザック、双子の息子クーパーとジェシー、その母親キャリー、リジーの母親と恋人を紹介される・・・。


解説 評価 感想

ニック・ホーンビィの小説”Juliet, Naked”を基に製作された作品。

元ミュージシャンでテレビ界でも活躍するジェシー・ペレッツが監督し、主演はローズ・バーンイーサン・ホーククリス・オダウドなどが共演した作品。

平凡な日々を送る女生と元ロックスターの交流を描くロマンチック・コメディ。

物語としては平凡な内容ながら、魅力的な出演者の好演で実に味のある作品に仕上がり、批評家、一般共に好評価を得た。

恋人との愛も冷め平凡な日々を送る女性が、ひょんなことをから世捨て人のような元ロックスターと交流する様がコミカルに描かれている。

主演のローズ・バーンは、恋人にも飽きて平凡な日々を送りながら、ある出会いをきっかけに人生を見つめ直す主人公を好演し、イーサン・ホークは、彼女と親交を深める元ロックスターをいい雰囲気で演じている。

ポップカルチャーの講師である主人公の恋人で、元ロックスターのタッカー(イーサン・ホーク)を崇拝するクリス・オダウド、タッカーの末の息子アジー・ロバートソン、主人公の妹リリー・ブレイジャー、その同性の恋人リリー・ニューマーク、タッカーの娘アヨーラ・スマート、ダンカン(クリス・オダウド)の同僚で惹かれ合う仲になるデニース・ゴフ、タッカーの元妻エレノア・マツウラ、タッカーとの間に双子の息子がいるミーガン・ドッズ、タッカーと恋人の娘エマ・ペッツ、市長のフィル・デイヴィス、他ジミー・O・ヤン
などが共演している。


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