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俺が法律だ I Am the Law (1938)

悪を一掃しようとする法学教授の奮闘を描く、監督アレクサンダー・ホール、主演エドワード・G・ロビンソンバーバラ・オニール他共演の犯罪ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:アレクサンダー・ホール
製作:エヴェレット・リスキン
脚本:ジョー・スワーリング
撮影:ヘンリー・フルーリッヒ
編集:ヴィオラ・ローレンス
音楽:ジョージ・パリッシュ

出演
ジョン・リンゼイ:エドワード・G・ロビンソン
ジェリー・リンゼイ:バーバラ・オニール
ポール・ファーガソン:ジョン・ビール
フランシス・バルー:ウェンディ・バリー
ユージン・ファーガソン:オットー・クルーガー
トム・ロス:アーサー・ロフト
エディ・ジラード:マーク・ローレンス
バート・ビアリー地方検事:ダグラス・ウッド
モス・キチェル:ロバート・ミドルマス
グリーソン警部:イヴァン・ミラー
ジョージ・リアンダー:チャールズ・ハルトン
J・W・バトラー:ルイ・ジャン・ヘイト
バトラー夫人:フェイ・ヘルム
ブロフィ刑事:エモリー・パーネル

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1938年製作 83分
公開
北米:1938年8月25日
日本:未公開


ストーリー
大学の法学教授ジョン・リンゼイ(エドワード・G・ロビンソン)は、7年間在職の労をねぎらう意味で、1年間の休暇を与えられる。
ジョンは仕事のことが気になるが、妻のジェリー(バーバラ・オニール)は、予定通りヨーロッパの旅行の準備を始めていた。
やることがないジョンは、ジェリーに散歩に行くことを勧められ、映画館に向かいトラブルに遭遇する。
ジョンは、劇場内に悪臭爆弾が投げ込まれたことを知り、事態を重要視して、支配人のロバーツを連れて、義兄である新聞社編集長のトム・ロス(アーサー・ロフト)の元に向かう。
説明を始めたジョンは、ロバーツが、支配人の保護組合に加入したためにギャングの嫌がらせに遭ったと考え、自分がこの件に対処することをトムに伝える。
トムから大した話でもないと言われて相手にされないジョンは、州知事の市民委員会に向かい意見を述べる。
しかし、部外者のジョンは、委員長のジョージ・リアンダー(チャールズ・ハルトン)に退場を命ぜられる。
ジョンを追った委員のユージン・ファーガソン(オットー・クルーガー)は、息子のポール(ジョン・ビール)の恩師である彼に協力を求める。
実は裏社会とつながっていたユージンは、ギャングのモス・キッチェル(ロバート・ミドルマス)に連絡して、自由に操れる無能なカモが見つかったことを伝える。
船に向かったジョンは、乗船しようとしていたジェリーを説得して、ユージンの依頼を受けて特別検察官に就任するのだが・・・。


解説 評価 感想
編集技師、俳優としても活躍したアレクサンダー・ホールが監督し、主演はエドワード・G・ロビンソンバーバラ・オニールなどが共演した作品。

冒頭は、法学教授が、仕事熱心なばかりに暴走するコメディのような雰囲気で始まるが、悪を一掃しようとする法学教授の奮闘を描く犯罪ドラマであり、アレクサンダー・ホールの力強い演出が見どころの作品。

主演のエドワード・G・ロビンソンは、法学者として悪に立ち向かう大学教授を熱演している。

主人公の妻バーバラ・オニール、主人公を尊敬して協力する教え子のジョン・ビール、その父親で、裏社会と通じて主人公を利用しようとするオットー・クルーガー、その愛人で主人公を罠にはめるウェンディ・バリー、主人公の義兄である新聞社の編集長アーサー・ロフト、地方検事のダグラス・ウッド、ギャングのロバート・ミドルマス、その部下マーク・ローレンス、警部のイヴァン・ミラー、市民委員会の委員長チャールズ・ハルトン、射殺事件の目撃者ルイ・ジャン・ヘイト、その妻フェイ・ヘルム、刑事のエモリー・パーネルなどが共演している。


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