シングル・ライフを楽しむ女性達の様々な生き方と恋を描く、監督クリスティアン・ディッター、主演ダコタ・ジョンソン、レベル・ウィルソン、デイモン・ウェイアンズJr.、アンダーズ・ホーム、アリソン・ブリー、ニコラス・ブラウン、ジェイク・レイシー、ジェイソン・マンツォーカス、レスリー・マン他共演のロマンチック・コメディ。 |
・ダコタ・ジョンソン / Dakota Johnson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:クリスティアン・ディッター
製作
ジョン・リカード
デイナ・フォックス
製作総指揮
マーカス・ヴィシディ
リチャード・ブレナー
マイケル・ディスコ
デイヴ・ノイスタッター
ミシェル・ワイス
ドリュー・バリモア
ナンシー・ジュヴォネン
原作:リズ・タシーロ”How to Be Single”
原案
アビー・コーン
マーク・シルヴァースタイン
脚本
アビー・コーン
マーク・シルヴァースタイン
デイナ・フォックス
撮影:クリスティアン・ライン
編集:ティア・ノーラン
音楽:フィル・アイズラー
出演
アリス・ケプリー:ダコタ・ジョンソン
ロビン:レベル・ウィルソン
デヴィッド・ストーン:デイモン・ウェイアンズJr.
トム:アンダーズ・ホーム
ルーシー:アリソン・ブリー
ジョシュ:ニコラス・ブラウン
ケン:ジェイク・レイシー
ジョージ:ジェイソン・マンツォーカス
メグ・ケプリー:レスリー・マン
ポール:コリン・ジョスト
トーマス:ブレント・モリン
ミシェル:サラ・ラモス
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2016年製作 110分
公開
北米:2016年2月12日
日本:未公開
製作費 $38,000,000
北米興行収入 $46,843,510
世界 $112,343,510
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
法律事務所に勤めるオーストラリア人のロビン(レベル・ウィルソン)は、夜な夜な男を替えて遊び回る。
アリス・ケプリー(ダコタ・ジョンソン)は、背中のジッパーも上げられない中途半端な自分だと自覚しつつ、自立しようと考える。
そんなアリスは、大学時代に付き合い始めたジョシュ(ニコラス・ブラウン)と一時的に別れて、パラリーガルになるためにニューヨークに着く。
アリスの姉で産婦人科医のメグ・ケプリー(レスリー・マン)は、出産や恋愛には興味がなかった。
ロビンは、新人のアリスを連れて事務所内を案内する。
ルーシー(アリソン・ブリー)は、下の階のバーでFreeWifiが使えることに気づき、店主兼バーテンダーのトム(アンダーズ・ホーム)と知り合う。
バーの上に越してきたルーシーは、様々な出会い系サイトを利用して運命の人を探していることをトムに話し、大都会でも対象となる男性は見つからない理由をナッツを使って説明する。
仕事が終わったロビンは、帰宅すると言うアリスを誘う。
バーで出会い系サイトで知り合ったトーマス(ブレント・モリン)とデートしたルーシーは、彼が席を外した間に隠れる。 そこに現れたロビンは、男を探して酒代を払わせるようアリスに指示する。 アリスが相手にされないために、ロビンはバーテンダーのトムにキスさせようとして彼に話しかける。 ロビンからトムを紹介されたアリスは、酒を飲んで盛り上がり彼とキスする。 翌朝、ソファで寝ていたアリスを起こしたメグは、ロビンがいたために驚く。 事務所に向かうロビンとアリスは、二日酔いを治している間に遅刻してしまう。 患者がトイレに言っている間に乳児のケイティを預かったメグは、愛らしい彼女の表情を見て感激してしまい、子供を産む決心をする。 トムと愛し合い付き合おうとしたアリスだったが、プレイボーイの彼にその気がないことを知る。 アリスはジョシュと寄りを戻そうとするが恋人がいることを知り、別れたくなかったのに、勝手に去ったことを批判される。 悩んだアリスはメグに相談するものの、解決策は見つからない。 サンドイッチを持参してスウェットパンツ姿でバーにいたルーシーは、結婚する同級生のブリタニーらと再会して話をする。 結婚していないどころか恋人もいないと伝えたルーシーだったが、トムにキスされる。 恋人だと伝えたトムは、結婚するブリタニーに、束縛と平凡な日が始まると皮肉を言って、ルーシーと共にその場を去る。 帰宅したアリスは、子供を産む気になったメグが精子提供者を見つけたことを知り喜ぶが、管理組合にバレたので部屋を出るよう指示される。 アパートを探し引っ越したアリスは、私物を届けに来てくれたジョシュから、明日から恋人のミシェル(サラ・ラモス)と暮らすことを知らされ、悲しい思いをする。 自分をアピールすることを考えたアリスは、”ウェズリアン大学”の同窓会会場に向かい、デベロッパーのデヴィッド・ストーン(デイモン・ウェイアンズJr.)と出会う。 その後メグは妊娠し、アリスとロビンは喜ぶ。 アリスの事務所のクリスマス・パーティーが開かれ、それに出席したメグは、年下の受付係ケン(ジェイク・レイシー)に声をかけられ、その場で愛し合ってしまう。 ルーシーは、その後に付き合ったポール(コリン・ジョスト)との将来を考えるが、他の相手もいる彼からその気はないと言われて別れ、ショックを受ける。 その後ルーシーは、書店で子供たちに本を読み聞かせるボランティアをしている際に、そこで働くジョージ(ジェイソン・マンツォーカス)と知り合う。 ジョシュの家のホリデー・パーティーに招待されたアリスとロビンは、ミシェルにはいとこと言ってあることを知り、彼女に挨拶する。 妊娠のことを隠しているメグにゾッコンのケンだったが、同年齢の女性と付き合うべきだと言う彼女のことを諦める。 ジョシュとミシェルを見ていると辛いアリスは、”ロックフェラー・センター”に行くことを考えてロビンを誘うものの、断られてしまう。 仕事を終えてアパートに戻ったメグは、クリスマスツリーを買って待っていたケンと再び愛し合ってしまう。 ロックフェラー・センターに向かおうとしたアリスはデヴィッドと出くわし、彼を思い出して話し、結婚はしていないが娘がいることを知る。 アリスからロックフェラー・センターに誘われたデヴィッドは、ある場所に彼女を案内する。 工事中のビルの中で、目隠しするよう指示されたアリスは、デヴィッドが見せてくれた、目の前のロックフェラー・センターのツリーに感激する。 したいことを先送りにする癖があると言うアリスは、元旦の夜明け前に”グランド・キャニオン”に向かい、日の出を眺めたいとデヴィッドに話す。 そして、2人は交際を始める。 3か月後。 それを聴いたデヴィッドは気分を害し、アリスと2人で話をする。 デヴィッドから、母親ではないと言われたアリスは戸惑い、管理人から聞いていた、妻が亡くなったことが関係しているのか尋ねる。 妻の死からまだ2年しかたっていないために、フィービーを気遣うデヴィッドは、真実を話すべきだと言うアリスの意見を聞き入れる気になれず、彼女と別れる。 街では”セントパトリックス・デー”が祝われる中、アパートに戻ったアリスは、未だに背中のジッパーも下ろすことができず、情けなくなり涙する。 メグのアパートに向かったアリスは、彼女に慰めてもらう。 バーは祝日で賑わい忙しいトムは、現れたルーシーがジョージと付き合っていることを知りショックを受ける。 その後アリスは、ロビンと共にシングル生活を楽しむ。 そんなある日アリスは、行きつけのパンケーキショップでジョシュに出くわし、彼の両親とも再会する。 母親からミシェルよりいいと言われたアリスは戸惑い、ジョシュと抱き合って別れるが、互いが気になる。 ベビーショップの前を通りがかったケンは、久しぶりに会ったメグが妊娠していることを知り驚く。 自分の子ではないことを知ったたケンは、精子バンクで体外受精したと言われ、自分の子として育てることに喜びを感じるとメグに伝える。 その気持ちを受け入れてもらえないケンは、諦めてその場を去る。 トムは、ルーシーのことが頭から離れない。 デヴィッドは、フィービーから”君の瞳に恋してる”を歌ってほしいと言われるものの、今はダメだと伝える。 ジョシュからのメールを受けたアリスは、”母が会いたいと言っている、自分もだ・・・”という内容を見ながら、トムに誘われる。 アリスとトムは、ジョシュとルーシーへの想いについて不満を語る。 ビールを飲んでいたアリスは、一定のドリンク数を超えた異性の友人同士は愛し合うことになると言いながら、ビンの本数を数える。 飲み過ぎたことを知ったアリスは、トムと愛し合ってしまう。 後悔したトムはルーシーへの想いを話し、アリスも、自分も相手がほしいと考える。 3人に気づいたアリスは焦り、ロビンが興味本位で呼んだことを知り苛立つ。 ルーシーと話したトムは、彼女が結婚することを知り、ジョージより自分を選ぶべきだと伝える。 ルーシーがそれに同意したので喜んだトムだったが、ジョークだと知る。 ジョージからルーシーに近づくなと脅されたトムがったが、それもジョークだった。 デヴィッドから声をかけられたアリスは、別れ際の態度を謝罪される。 フィービーには、どう話すか考えていると伝えたデヴィッドは、アリスにキスしてその場を去る。 ロビンを非難し口論となったアリスは、自分を真剣に見つめてくれる相手を探すべきだと言われ、それに反論できなかった。 非常階段で考え込むアリスは、話しかけてきたジョシュと、かつてのように愛し合おうとする。 別れるべきではなかったと言うジョシュは、ミシェルとは婚約したけが結婚するべきか迷っているとアリスに伝える。 驚くアリスに非難されたジョシュは、君が恋しくてたまらないと伝える。 謝罪するジョシュに、謝るのは自分だと伝えたアリスは、未練があったので思わせぶりな態度をしたと言いながら、自分を見失っていたことに気づく。 独りになりたいとジョシュに伝えたアリスは会場を去り、タクシーでアパートに向かおうとする。 ロビンがぶつかりながらタクシーを止めたために驚いたアリスは、産気づいたメグが苦しんでいることを知る。 メグが破水したために驚いたアリスとロビンは、タクシーで病院に向かう。 病院に着いたメグは、無事に女の子を出産する。 駆け付けたケンはメグに愛を伝え、アリスは席を外す。 娘をケンに抱かせたメグは、自分も愛していることを伝える。 その後アリスは、新たな気持ちで日々を過ごし、ジッパーを上げ下げする装置を作る。 ロビンを訪ねたアリスは、独りで頑張っていることを伝えて和解する。 安アパートでロビンが自堕落な生活をしていると思っていたアリスは、豪華な部屋に住む彼女が超リッチだったことを知り驚く。 アリスは、シングルでいることについて様々なことを考える。 メグとケンは一緒に暮らし、トムは地道な生活を心がける。 ロビンは相変わらず遊びまくり、ルーシーはジョージと結婚する。 デヴィッドは、フィービーに母親が病死したことを話し、一緒に映っているビデオを見せる。 フィービーは、始めて歩いた日に母が”君の瞳に恋してる”を歌ってくれた映像を見ながら、デヴィッドと共にそれを歌う。 アリスは、元旦の夜明け前に独りでグランドキャニオンに向かい、日の出を見て感激する。
...全てを見る(結末あり)
アリスはデヴィッドの娘フィービーを可愛がり、歌ってほしいと言われた”君の瞳に恋してる”を一緒に歌う。
アリスの誕生日パーティーで、ロビンは、彼女に内緒でトム、デヴィッド、ジョシュを招待する。
*(簡略ストー リー)
ニューヨーク。
法律事務所のパラリーガルとなったアリス・ケプリーは、自立することを考え、大学時代から付き合っていたジョシュと別れたばかりだった。
アリスは、仕事を優先して恋愛を避ける産婦人科医である姉メグと暮らし始める。
そんなアリスは、夜な夜な遊び回る同僚のロビンと共にシングル・ライフを楽しむのだが・・・。
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リズ・タシーロの小説”How to Be Single”を基に製作された作品。
ドイツ出身でテレビ界や製作、脚本家として活躍していたクリスティアン・ディッターの監督作品で、当初、監督する予定だったドリュー・バリモアが降板し、製作総指揮を担当している。
シングル・ライフを楽しむ女性達の様々な生き方と恋を描くロマンチック・コメディ。
ロマンチック・コメディにフェミニズム的思想を加えようとした内容を受け入れるかどうかで評価は決まるような作品。
批評家の評価は平凡で、興行的にも予想を下回るスタートだった。
北米興行収入は約4700万ドルに終わるものの、全世界では約1億1200万ドルのヒットとなった。
主演のダコタ・ジョンソンは、不器用であることを自覚しながら、自立しようとする女性を魅力的に演じている。
主人公の同僚で、自由奔放に生きて遊び回るレベル・ウィルソン、妻を亡くした悲しみから立ち直れず、主人公との恋愛も続かないデイモン・ウェイアンズJr.、バーのオーナーで、気ままに生きるプレイボーイのアンダーズ・ホーム、彼の店の上に住む理想の男性を探し求めるアリソン・ブリー、彼女と出会い結婚するジェイソン・マンツォーカス、主人公の元恋人ニコラス・ブラウン、恋愛を避ける主人公の姉で産婦人科医のレスリー・マン、彼女と愛し合う主人公の同僚ジェイク・レイシー、ルーシー(アリソン・ブリー)と出会い系サイトで知り合うデートの相手コリン・ジョストとブレント・モリン、ジョシュ(ニコラス・ブラウン)の恋人サラ・ラモスなどが共演している。