| 名前のために愛し、名前のために殺す。 世界を魅了する”GUCCI”の裏側に隠された、一族の虚飾と崩壊を描く、製作、監督リドリー・スコット、主演レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レト、サルマ・ハエック他共演の犯罪ドラマ。 |
・アル・パチーノ / Al Pacino / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:リドリー・スコット
製作
リドリー・スコット
ジャンニーナ・スコット
ケヴィン・J・ウォルシュ
マーク・ハファム
製作総指揮
ケヴィン・ウルリッヒ
ミーガン・エリソン
エイダン・エリオット
マルコ・ヴァレリオ・プジーニ
アーロン・L・ギルバート
ジェイソン・クロース
原作:サラ・ゲイ・フォーデン”he House of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour, and Greed”
原案:ベッキー・ジョンストン
脚本
ベッキー・ジョンストン
ロベルト・ベンティヴェーニャ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:クレア・シンプソン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演
パトリツィア・レッジャーニ:レディー・ガガ(マウリツィオの妻でグッチ家の財産を狙う)
マウリツィオ・グッチ:アダム・ドライバー(パトリッツアの夫であるロドルフォの長男)
アルド・グッチ:アル・パチーノ(グッチ創業者の三男である二代目社長)
ロドルフォ・グッチ:ジェレミー・アイアンズ(グッチ創業者の五男であるマウリツィオの父)
パオロ・グッチ:ジャレッド・レト(アルドの次男であるグッチの副社長)
ドメニコ・デ・ソーレ:ジャック・ヒューストン(ロドルフォが信頼する顧問弁護士)
ジュゼッピーナ“ピーナ”アウリエンマ:サルマ・ハエック(パトリッツアのお抱えの占い師)
パオラ・フランキ:カミーユ・コッタン(マウリツィオの女友人)
トム・フォード:リーヴ・カーニー(アメリカ人デザイナー)
シルヴァーナ・レッジャーニ:アレクシア・マレー(パトリツィアの母)
フェルナンド・レッジャーニ:ヴィンセント・リオッタ(パトリツィアの父)
ジェニー・グッチ:フローレンス・アンドリューズ(パオロの妻)
アレッサンドラ・グッチ:ミア・マクガヴァン・ザイニー(マウリツィオの母)
ネミール・キルダル:ユセフ・カーコア(インヴェストコープ社の社長)
サイード:メーディ・ネブー(ネミール・キルダルのビジネスパートナー)
オマル:ミロウド・ムーラド・ベナマラ(ネミール・キルダルのビジネスパートナー)
ソフィア・ローレン:マダリーナ・ディアナ・ゲネア
カール・ラガーフェルド:アントネッロ・アヌンツィアータ
アナ・ウィンター:キャサリン・ウォーカー
リチャード・アヴェドン:マルティーノ・パルミサーノ
フランコ:ガエターノ・ブルーノ(ロドルフォの使用人)
アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
2021年製作 158分
公開
北米:2021年11月24日
日本:2022年1月14日
製作費 $75,000,000
北米興行収入 $53,809,570
世界 $153,269,160
■ アカデミー賞 ■
第94回アカデミー賞
・ノミネート
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
■ ストーリー ■
【 1995年3月27日 ミラノ 】
ファッションブランド”グッチ”の経営者であるマウリツィオ・グッチ(アダム・ドライバー)は、いつものように自転車で出勤し、入り口の階段で声をかけられる。
【 1978年 ミラノ 】
上流階級に憧れるパトリツィア・レッジャーニ(レディー・ガガ)は、父フェルナンド(ヴィンセント・リオッタ)が経営する小さな運送会社の事務を手伝っていた。
あるパーティーで、パトリツィアはマウリツィオに出会う。
マウリツィオが、”グッチ”の株式の50%を所有する、元俳優ロドルフォ・グッチ(ジェレミー・アイアンズ)の息子だと知ったパトリツィアは、内気な彼をダンスに誘う。
その日はマウリツィオと別れたパトリツィアは、その後も彼に近づき、法学生のマウリツィオを魅了して恋愛関係になる。
マウリツィオからパトリツィアを紹介されたロドルフォは、彼女と食事をして様々なことを話す。
使用人のフランコ(ガエターノ・ブルーノ)に2人を監視させて、パトリツィアについて調べていたロドルフォは、彼女は財産だけが目当てだと言って、マウリツィオに警告する。
マウリツィオが、パトリツィアとの結婚を望んでいることを知ったロドルフォは、相続権を剥奪すると伝えるものの、息子を説得することはできなかった。
マウリツィオは、グッチとの繋がりよりもパトリツィアを選び、彼女の元に向かい、両親にその件を伝える。
マウリツィオは、フェルナンドの運送会社で働き始め、今までとは違う生活を楽しむ。
マウリツィオとパトリツィアは結婚し、両親や式の出席者に祝福され、報道陣も詰めかける。
グッチの会長であるマウリツィオの伯父アルド(アル・パチーノ)は、マウリツィオとパトリツィアの結婚を雑誌の記事で知り驚く。
ロドルフォと話をしたアルドは、自分たちの時代は終わると言って、マウリツィオを見捨てた彼に、和解して呼び戻すよう説得する。
さらにアルドは、マウリツィオに電話をして、パトリツィアと共に、自分の誕生パーティーに招待し、ロドルフォと和解させようとするのだが…。
■ 解説 評価 感想 ■
“A decadent and operatic exploration of a fashion empire built on family and destroyed by greed. Lady Gaga delivers a powerhouse performance as a woman who climbed to the top of the Gucci legacy, only to watch it crumble under the weight of its own golden chains. It’s a tragic reminder that the most expensive thing you can own is a name you’re willing to kill for.”
(家族によって築かれ、強欲によって破壊されたファッション帝国の、退廃的でオペラのような探求。レディー・ガガは、グッチの遺産の頂点に登り詰め、自らの黄金の鎖の重みでそれが崩れ去るのを見届けた女性を、圧倒的な演技で体現している。これは、手に入れられる最も高価なものは、殺してでも手に入れたい”名前”なのだという悲劇的な教訓だ。)
世界を魅了する”GUCCI”の裏側に隠された、一族の虚飾と崩壊を描く犯罪ドラマ。
リドリー・スコットが製作を兼ねて監督し、主演はレディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レト、サルマ・ハエックなどが共演する犯罪ドラマ。
冒頭でマウリツィオ・グッチが殺害される直前の出来事が登場するため、それを知っていると、どのような展開で犯罪ドラマが展開するかと期待してしまう。
豪華スター競演も注目だが、内容的には、グッチとその一族の内幕を、ユーモアもまじえて描いただけにすぎず、一般の受けはよかったものの、批評家の評価は低かった。
北米興行収入は約5400万ドル、全世界では約1億5300万ドルを記録した。
第94回アカデミー賞では、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。
アルド・グッチ役のアル・パチーノと、その息子パオロ・グッチを演ずるジャレッド・レトの演技が際立つ。
グッチ家の財産を狙うパトリツィア・レッジャーニ役のレディー・ガガ、彼女と知り合い結婚するマウリツィオ・グッチ役のアダム・ドライバー、その父親ロドルフォ・グッチをジェレミー・アイアンズが雰囲気ある演技で好演している。
