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バッド・トリップ Holy Rollers (2010)

純情で生真面目なユダヤ人の青年が親の決めた人生に疑問を感じたのをきっかけにして悪の道に染まっていく姿を描く、ジェシー・アイゼンバーグジャスティン・バーサ共演のドラマ。

■ アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:ケヴィン・アッシュ
製作
ダニー・アベケイザー
トーリー・タネル他
脚本:アントニオ・マシア
撮影:ベン・カチンス
編集:スザンヌ・スペングラー
音楽:MJ・マイナースキー

出演
シュムエル”サム”ゴールド:ジェシー・アイゼンバーグ
ヨセフ・ジマーマン:ジャスティン・バーサ
レイチェル・アプフェル:アリ・グレイナー
リオン・ジマーマン:ジェイソン・フッシュ
ジャッキー・ソロモン:ダニー・アベケイザー
メンデル・ゴールド:マーク・イヴァニール
エルカ・ゴールド:エリザベス・マーヴェル
ルース・ゴールド:ハリー・ケイト・アイゼンバーグ
エフレイム:Qティップ

アメリカ 映画
配給 First Independent Pictures
2010年製作 89分
公開
北米:2010年5月21日
日本:未公開
製作費 $1,000,000
北米興行収入 $302,890
世界 $608,030


ストーリー ■
1998年、ニューヨークブルックリン
ユダヤ人青年のサム・ゴールド(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ラビになることを義務付けられ、親の決めた相手と結婚することになっていた。
しかし、それが破談となり両親はショックを受けてしまう。
そんな時サムは、隣人の親友リオン(ジェイソン・フッシュ)の兄ヨセフ(ジャスティン・バーサ)に、”薬”の運び屋の仕事を勧められる。
型にはめられた人生を送るサムは、羽振りのいいヨセフの生き方に興味を持ち、仕事を引き受けてみることにする。
ヨセフとリオンと共に、運ぶものが何かも知らないまま、サムはアムステルダムに向かい取引を終え、そして無事に帰国する。
少々後ろめたさを感じるものの、報酬を受け取ったサムは味を占める。
ヤクの売人ジャッキー(ダニー・アベケイザー)や、その恋人レイチェル(アリ・グレイナー)にも気に入られたサムは、運んだ錠剤が”エクスタシー”(MDMA)だと知らされる。
しかし、父メンデルは、サムが何をしているのか分からないまま、サムが金儲けに執着し、家業にも身を入れないことを嘆く・・・。


解説 評価 感想 ■

悪の道とは全く疎遠に見える青年が、ふとしたことをきっかけに足を踏み入れる闇の世界、やがてそれが凋落へとつながることに気づかぬままに、束の間の喜びを描いたドラマではあるが、破滅しか想像できない雰囲気に描かれているところが怖い。

ユダヤ人コミュニティーの生活環境や、人々の考え方などが実にリアルに描かれ、また、親の希望とは言え、ラビ志望の主人公が、その立場を利用したセキュリティーの盲点をつき、”エクスタシー”を大量密輸するという大胆な手法も興味深い。

若手スターとして、キャリアを積んでいた主演のジェシー・アイゼンバーグは、更なるステップとして、本作の数ヵ月後に公開される「ソーシャル・ネットワーク」(2010)でブレイクすることになる。
心身ともに大人に成り切れない、悩める青年を繊細に演じ、小作ではあるが本作でも、その実力を遺憾なく発揮している。

主人公を悪の道に誘う隣人ジャスティン・バーサ、その弟ジェイソン・フッシュ、ヤクの売人ダニー・アベケイザー、その恋人のアリ・グレイナー、主人公の父マーク・イヴァニール、母エリザベス・マーヴェルJ・アイゼンバーグの実妹で妹役のハリー・ケイト・アイゼンバーグアムステルダムの売人Qティップなどが共演している。


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