”2003年ツール・ド・フランス”100周年記念大会をドイツのチーム・テレコム(現T-モバイル) の視点から見たドキュメント映画。 |
■ 解説
■ スタッフ キャスト ■
出演
チーム・テレコム(現Tモバイル)
エリック・ツァベル
アレクサンッドル・ヴィノクロフ
ロルフ・アルダーク
アンドレアス・グレーデン
ドイツ 映画
2004年製作 123分
■ 解説 評価 感想 ■
普段目にすることのない、選手やトレーナーの、レースの舞台裏映像や体力の限界を感じながら過酷なレースを戦う選手。
それとは対照的に、夏のバカンスを楽しみながら、選手達を追う沿道の観衆の表情はとても興味深い。
人を惹きつける、選手のユニフォームや自転車の、ハイセンスなカラーリングやデザイン。
随所に登場する歴代の大者、
ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノー、グレッグ・レモン、そしてミゲール・インデュラインとランス・アームストロングらの功績が、偉大なレースの長い歴史に燦然と輝く。
なんと言っても素晴らしいのは、フランスの夏の風景。
樹木の深い緑、太陽のごとく咲き乱れる花々、青い空と高い雲、澄み渡るアルプスやピレネーの山々、そして、フランス各地の田舎の町並み。
ジャーナリスト達の、サッカーと並ぶ、ヨーロッパ・プロ・スポーツの最高峰を見つめる厳しい目。
まるで、サッカーのワールドカップが毎年開催されているような、異常な盛り上がりを見せる人々。
ツール・ド・フランスや自転車ロードレースに興味がなくても、十分に楽しめる作品。
月並みな言い方ですが、つまらない映画を見るよりも 遥かに感激します!!
アメリカばかりを意識し過ぎずに、ヨーロッパ、そしてフランス他の独特な文化を満喫してください。