グランド・セントラル駅で起きる謎の殺人事件を描く、監督S. シルヴァン・サイモン、主演ヴァン・ヘフリン、パトリシア・デイン、セシリア・パーカー、ヴァージニア・グレイ他共演のコメディ・ミステリー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:S. シルヴァン・サイモン
製作:B・F・ゼイドマン
原作:スー・マクベイ
脚本:ピーター・ルリック
撮影:ジョージ・J・フォルシー
編集:コンラッド・A・ネルヴィッヒ
音楽:デヴィッド・スネル
出演
”ロッキー”カスター:ヴァン・ヘフリン
マイダ・キング:パトリシア・デイン
コンスタンス・ファーネス:セシリア・パーカー
スー・カスター:ヴァージニア・グレイ
ロジャー・ファーネス:サミュエル・S・ハインズ
パール・デルロイ:コニー・ギルクリスト
フランキー・シロ:トム・コンウェイ
ガンター警視:サム・レヴェン
デヴィッド・V・ヘンダーソン:マーク・ダニエルズ
ターク:スティーヴン・マクナリー
ベイビー”デルロイ”:ベティ・ウェルズ
ポール・ラインハート:ジョージ・リン
ラモン:ロマン・ボーネン
アーサー・ドゥーリン刑事:ミラード・ミッチェル
アメリカ 映画
配給 MGM
1942年製作 73分
公開
北米:1942年5月23日
日本:未公開
製作費 $250,000
■ ストーリー ■
ニューヨーク、グランド・セントラル駅。
有罪判決を受けた犯罪者”ターク”(スティーヴン・マクナリー)は、列車が到着する直前、連行するアーサー・ドゥーリン刑事(ミラード・ミッチェル)から手錠を外されてトイレに入る。
タークは窓を突き破り、止まろうとする列車から飛び降りて逃走する。
タークは、元恋人でブロードウェイ・スターのマイダ・キング(パトリシア・デイン)に電話をかけ、直ぐ近くにいると言って彼女を脅す。
怯えるマイダは、公演の途中で劇場を抜け出し、グランド・セントラル駅ターミナルに停車する、恋人で富豪のデヴィッド・V・ヘンダーソン(マーク・ダニエルズ)の専用車両に向かう。
タークは、雇っていた私立探偵の”ロッキー”カスター(ヴァン・ヘフリン)と出くわし、追ってきたドゥーリンから逃れる。
その後、デヴィッドと元婚約者のコンスタンス・ファーネス(セシリア・パーカー)が、専用車両でマイダの死体を発見する。
現場に駆け付けたガンター警視(サム・レヴェン)は、捕えられたタークとロッキー、その妻で助手のスー(ヴァージニア・グレイ)、現場にいたマイダの代役ベイビー”デルロイ”(ベティ・ウェルズ)、マイダの元夫で管理室で働くポール・ラインハート(ジョージ・リン)、マイダの継父である霊能者のラモン(ロマン・ボーネン)、マイダのメイドでベイビーの母親パール(コニー・ギルクリスト)、デヴィッドとコンスタンス、彼女の父親で鉄道会社の重役ロジャー・ファーネス(サミュエル・S・ハインズ)、プロデューサーのフランキー・シロ(トム・コンウェイ)らを集めて、犯人が誰かを突き止めようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
製作者としても知られるS. シルヴァン・サイモンが監督し、主演はヴァン・ヘフリン、パトリシア・デイン、セシリア・パーカー、ヴァージニア・グレイなどが共演した作品。
グランド・セントラル駅で起きる謎の殺人事件を描くコメディ・ミステリー。
殺人事件の関係者が一同に集められ、様々な供述の下に犯人を突き止めようとする警察の捜査が、謎めいた展開の中で、ユーモアを絡めたややコメディタッチで描かれている内容は注目だ。
主演のヴァン・ヘフリンは、犯罪者に雇われ、殺人の容疑者となる私立探偵を熱演している。
元恋人に追われ何者かに殺されるブロードウェイのスター、パトリシア・デイン、彼女の死体を発見するセシリア・パーカー、その父親で鉄道会社の重役サミュエル・S・ハインズ、主人公の妻で助手のヴァージニア・グレイ、マイダ(パトリシア・デイン)のメイドで元バーレスク歌手のコニー・ギルクリスト、ショーのプロデューサー、トム・コンウェイ、事件を捜査する警視のサム・レヴェン、マイダの婚約者である富豪のマーク・ダニエルズ、マイダを脅す犯罪者で本作がデビュー作のスティーヴン・マクナリー、パール(コニー・ギルクリスト)の娘でマイダの代役でもあるベティ・ウェルズ、マイダの元夫で管理室で働くジョージ・リン、マイダの継父である偽霊能者のロマン・ボーネン、ターク(スティーヴン・マクナリー)を連行し逃がしてしまう刑事のミラード・ミッチェルなどが共演している。