サイトアイコン That's Movie Talk!

ゴーストライダー2 Ghost Rider: Spirit of Vengeance (2012)

マーベル・コミックのコミック”Ghost Rider”を基に製作された作品「ゴーストライダー」(2007)の続編。
悪魔との契約を交わした処刑人ゴーストライダーの悪魔の子の魂を救うための命を懸けた戦いを描く、監督マーク・ネヴェルダインブライアン・テイラー、主演ニコラス・ケイジヴィオランテ・プラシドキーラン・ハインズ他共演のホラー・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧
ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage / Pinterest


スタッフ キャスト
監督
マーク・ネヴェルダイン

ブライアン・テイラー
製作
スティーヴ・ポール

マイケル・デ・ルカ
アヴィ・アラド
アショク・アムリトラジ
製作総指揮
デヴィッド・S・ゴイヤー

スタン・リー
E・ベネット・ウォルシュ
原案:デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本
セス・ホフマン

スコット・M・ギンプル
デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:ブランドン・トゥロスト
編集:ブライアン・バーダン
音楽:デヴィッド・サーディ

出演
ジョニー・ブレイズ/ゴーストライダー:ニコラス・ケイジ

ナディア・ケッチ:ヴィオランテ・プラシド
ロアーク:キーラン・ハインズ
モロー:イドリス・エルバ
レイ・キャリガン/ブラックアウト:ジョニー・ホイットワース
ダニエル”ダニー”ケッチ:ファーガス・リオーダン
メソディウス:クリストファー・ランバート
トーマ・ニカサヴィック:ヴィンセント・リーガン
ベネディクト:アンソニー・スチュワート・ヘッド

アメリカ 映画
配給
ワーナー・ブラザーズ

コロンビア・ピクチャーズ
2012年製作 95分
公開
北米:2012年2月17日
日本:2013年2月8日
製作費 $57,000,000
北米興行収入 $51,774,000
世界 $132,563,900


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
東ヨーロッパ
フランス人の僧侶モロー(イドリス・エルバ)は、悪魔に狙われている少年を捜していた。

少年ダニエル”ダニー”ケッチ(ファーガス・リオーダン)が見つかったとという連絡を、上級僧侶のベネディクト(アンソニー・スチュワート・ヘッド)から受けたモローは、ダニーがいる寺院に向かう。

しかしダニーは、母ナディア(ヴィオランテ・プラシド)と共に彼女の元恋人レイ・キャリガン(ジョニー・ホイットワース)らに襲われ、モローが二人を助けようとする。

車で逃走したナディアとダニーを追うモローは、キャリガンの追跡を妨害する。

父親を死から救うために悪魔と契約した男ジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)は、復讐の処刑人”ゴーストライダー”を体に宿していた。
...全てを見る(結末あり)

そのパワーを、正義のために使おうとしていたジョニーだったが、彼の魂は悪魔に支配されつつあった。

そんなジョニーの元にモローが現れ、自分を助ければ魂を取り戻せると言って、ダニーを救う契約を結ぼうとする。

悪魔ロアーク(キーラン・ハインズ)が、ダニーを新たな”体”として狙っているため、彼を救えば呪いを説くことを、モローはジョニーに約束する。

ナディアとダニーを監視していたキャリガンらは、二人を追い詰める。

キャリガンはナディアを殺そうとするものの、ジョニーから姿を変えたゴーストライダーが現れる。

ゴーストライダーはキャリガンの部下を数人倒すものの、スラッグ弾の攻撃でダメージを受け、ダニーは連れ去られてしまう。

病院に運び込まれたジョニーは、翌朝、その場を離れる際にナディアを目撃する。

ダニーを捕えたことをロアークに報告したキャリガンは、ゴーストライダーが現れたことも伝える。

電話でダニーを洗脳したロアークは、対抗策をとったことをキャリガンに伝える。

病院を出たジョニーはナディアを追うものの、逆に銃を突きつけられる。

ダニーを救わなければ自分が滅びることを説明したジョニーは、ナディアと共にその場を離れる。

キャリガンと付き合っていたナディアは、彼の麻薬取引現場でトラブルとなり重傷を負い、その場に現れたロアークに命を助けられたのだった。

ナディアは、その代償としてロアーク”悪魔”の子ダニーを産んだことをジョニーに話す。

モローの助けを断ったことを後悔したナディアは、ジョニーと共にキャリガンを捜す。

運転を妨害したダニーは車を横転させ、その場から脱出して逃げる。

脚を折ったダニーを捕えたキャリガンは、若者の車を奪い先を急ぐ。

何かを感じながらゴーストライダーの存在を恐れるジョニーは、自分が危険だということをナディアに伝える。

ある男を締め上げたジョニーは、キャリガンが武器の取引き現場に行くことを聞き出す。

ゴーストライダーに姿を変えながら、ジョニーは現場に向かう。

キャリガンは、現れた武器商人のトーマ・ニカサヴィック(ヴィンセント・リーガン)と取引する。

その場に向かったナディアは、見張りの男を倒してダニーを助ける。

現れたゴーストライダーに攻撃を加えたキャリガンだったが、反撃され部下を次々と殺される。

ゴーストライダーは、その場にあった採掘機械”Bagger288”を操作して敵を撃退し、キャリガンを痛めつけて、逃れたナディアとダニーを追う。

自分の意思に反し、ジョニーはゴーストライダーとしてナディアに襲いかかるものの、ダニーがそれを制止する。

人間に戻ったジョニーは、ナディアとダニーと共に暫くの間、姿を隠すことを考え、モローに連絡して合流すると二人に伝える。

ゴーストライダーに痛めつけられて息絶えたキャリガンは、その場に現れたロアークからパワーを与えられて、ブラックアウトとして甦る。

触れるもの全てが朽ち果てることを知ったブラックアウトは、ロアークから、ダニーを連れてくるようにと指示される。

ジョニーと話したダニーは、ゴーストライダーになっている時のことを尋ね、人の役にもたてると言われる。

バイクで現れたモローと競い、ダニーをバイクに乗せたジョニーは、スタントのプロとしての技を見せる。

モローと共に彼の言う聖域へと向かったジョニーらは、僧侶メソディウス(クリストファー・ランバート)に迎えられる。

メソディウスにナディアとダニーを預けたモローは、ジョニーとの約束を果たそうとする。

父親を死から救うために悪魔と契約したのではなく、自分のためだったと告白したジョニーは、ある場所に一人で向かい、苦しみから解放される。

それをモローに知らせようとしたジョニーだったが、メソディウスは悪魔の子ダニーを殺そうとする。

そこにに現れたブラックアウトは、メソディウスら僧侶達を殺す。

ダニーはブラックアウトに連れ去られ、ロアークが息子ダニーにパワーを注ぎ込む儀式が冬至に行われることを、モローはジョニーとナディアに話す。

守ることをダニーに約束していたジョニーは、モローとナディアと共に彼を救い出そうとする。

トルコウザク・ゴクテン。
ブラックアウトが連れて来たダニーと対面したロアークは、彼を儀式まで眠らせておく。

ジョニーらもその場に到着して、世界中から集まった者達の前で儀式は始まる。

それを阻止しようとするジョニーとモローは、ナディアの掩護射撃でダニーとロアークに近づく。

ダニーを助けるようにとジョニーに指示したモローは、ブラックアウトに殺される。

ロアークに投げ飛ばされたジョニーは、ブラックアウトに捕らえられる。

そこにダニーが近づき、同じパワーを自分が持っていることを父ロアークに確認する。

ダニーにパワーを注ぎ込まれたジョニーは、ゴーストライダーとして復活する。

意識を失ったダニーを連れて逃げたロアークを追うゴーストライダーは、バイクからトラックに乗り移る。

それを追うナディアは、ブラックアウトに襲われる。

ナディアの危機を知ったゴーストライダーは、ブラックアウトと格闘になる。

ブラックアウトを倒したゴーストライダーは、バイクに乗りロアークを追い車を横転させる。

ロアークを捕えたゴーストライダーは、彼を地獄に落とす。

命を落としたダニーを抱きかかえてナディアに渡したゴーストライダーは、ジョニーに戻る。

自分の中に天使がいるとモローからが言われたとナディアに伝えたジョニーは、ダニーを生き返らせる。

ダニーから、自分達は勝ったのかと訊かれたジョニーは、大勝利だと答える。

そしてジョニーは、再びゴーストライダーとして生き続ける。


解説 評価 感想

参考:
・「ゴーストライダー」(2007)
・「ゴーストライダー2」(2011)

*(簡略ストー リー)
父親の命を救うために悪魔ロアークと契約し、体に復讐の処刑人ゴーストライダーを宿したジョニー・ブレイズの前に、フランス人僧侶モローが現れる。
ロアークがパワーを注ぎ込もうとする少年ダニーを救おうとしていたモローは、協力の代償として、悪魔の存在に苦しむジョニーの魂を救うことを約束する。
その頃、ロアークに雇われたキャリガンは、ダニーと母親ナディアを捕える。
ジョニーは、ゴーストライダーに姿を変えて二人を救い出そうとするのだが、攻撃を受けてダニーは連れ去られてしまう。
人間に戻ったジョニーは、ナディアと協力し合いダニーを救おうとするのだが・・・。
__________

マーベル・コミックの人気キャラクターの映画化ということで、話題になりヒットした前作に比べ、内容に深みもなく、主人公”ゴーストライダー”の映像的な面白味だけが印象に残る作品。

この種の作品にしては珍しい、前作に比べ製作費が半減したこともあってか、派手さも控えめで、北米興行収入は約5200万ドル、全世界でも約1億3300万ドルと、こちらも大幅に落ち込んでしまった。
*前作
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $115,802,600
世界 $228,738,390

主演のニコラス・ケイジは、画面に登場するだけでスターとしての存在感はあるのだが、期待が大きいだけに評価は低く、ラジー賞にノミネートされてしまった。

一見、普通の紳士に見える異様な雰囲気でもある悪魔役の実力派キーラン・ハインズ、悪魔の子である息子の魂を守ろうとする母親ヴィオランテ・プラシド、聖職者には見えないタフな僧侶イドリス・エルバ、悪魔に雇われる悪党のジョニー・ホイットワース、悪魔の子ファーガス・リオーダン、僧侶役のクリストファー・ランバート、武器商人のヴィンセント・リーガン、上級僧侶アンソニー・スチュワート・ヘッドなどが共演している。


モバイルバージョンを終了