マーベル・コミックの同名コミックを基に監督も兼ねるマーク・スティーヴン・ジョンソンの原案、脚本により製作された作品。 主演ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ピーター・フォンダ、ウェス・ベントリー、サム・エリオット他共演。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
製作
アヴィ・アラッド
ゲイリー・フォスター
スティーヴン・ポール
製作総指揮
スタン・リー
ノーマン・ゴライトリー
デヴィッド・S・ゴイヤー
E・ベネット・ウォルシュ
アヴィ・アラッド
リンウッド・スピンクス
原案:マーク・スティーヴン・ジョンソン
脚本:マーク・スティーヴン・ジョンソン
撮影:ラッセル・ボイド
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:クリストファー・ヤング
出演
ニコラス・ケイジ:ジョニー・ブレイズ/ゴーストライダー
エヴァ・メンデス:ロクサーヌ・シンプソン
ピーター・フォンダ:メフィスト(悪魔/堕天使)
ウェス・ベントリー:ブラックハート(メフィストの息子)
サム・エリオット:ケアテイカー/カーター・スレイド/ファントム・ライダー
ローレンス・ブレラス:グレジル(土のヒドゥン)
ダニエル・フレデリクソン:ワロウ(水のヒドゥン)
マシュー・ウィルキンソン:アビゴール(風のヒドゥン)
ブレット・カレン:バートン・ブレイズ
マット・ロング:ジョニー(少年時代)
ラクウェル・アレッシ:クサーヌ(少女時代)
ドナル・ローグ:ランドール“マック”マッケンジー
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2007年製作 110分
公開
北米:2007年2月16日
日本:2007年3月3日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $115,802,600
世界 $228,738,390
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
オートバイ・スタント曲芸師ジョニー・ブレイズ(マット・ロング)は、父バートン(ブレット・カレン)の肺癌が全身に転移したことを知る。
その夜ジョニーは、現れたメフィスト(ピーター・フォンダ)から、バートン救うという条件で魂を預ける契約を提案される。
血でその契約書にサインしたことになったジョニーは、翌朝、バートンが回復していることを知り安堵する。
しかし、バートンはショーで事故を起こして帰らぬ人となる。
ジョニーは、父を殺したと言ってメフィスとを恨むが、バートンの存在は自分にとって邪魔だと彼は言い切る。
メフィストはジョニーに対して、監視していることと家族や恋人を忘れるようにと言い残し、彼の前から姿を消す。
そしてジョニーは、待ち合わせをしていた恋人のロクサーヌ・シンプソン(ラクウェル・アレッシ)に、別れも告げずに旅立つ。
数年後。 その頃、メフィストの息子ブラックハート(ウェス・ベントリー)が姿を現し、3人の魔物ヒドゥン(隠れし者)、グレジル/土のヒドゥン(ローレンス・ブレラス)、ワロウ/水のヒドゥン(ダニエル・フレデリクソン)、そしてアビゴール/風のヒドゥン(マシュー・ウィルキンソン)を呼び起こす。 ブラックハートは、世界を支配して父メフィストを倒すために、”サン・ヴェンガンザの誓約書”が隠されている墓地を探し求めていたのだ。 テキサス。 父のアイデアだったショーを成功させたジョニーは、そのまま会場を離れてロクサーヌを追う。 ロクサーヌの乗った車を止めたジョニーは、彼女を強引に食事に誘う。 メフィスとに会ったブラックハートは、ゴーストライダーの存在を知らされるものの、怯むことなく、父と共に葬り去ると言い切る。 ロクサーヌとレストランで待ち合わせをしたジョニーだったが、メフィストが彼の前に現れ、ブラックハートを倒す指示を出す。 ジョニーはそれを断るものの、メフィストに、その代償として魂を返すと言われ、彼のパワーでゴーストライダーに変身させられる。 ブラックハートらと相対したゴーストライダー、そのパワーを見せつける。 ロクサーヌの元には向かわず、夜が明けて元の体に戻ったジョニーは、聖ミカエル教会の父バートンの墓の前で倒れてしまう。その場に現れた、墓地を守るケアテイカー(サム・エリオット)に、メフィストとの契約は破ることができないことをジョニーは知らされる。 ジョニーは、ゴーストライダーについてをケアテイカーから教えられる。 そして、”サン・ヴェンガンザの誓約書”は、メフィストに渡すことを拒んだゴーストライダーによって、150年前に持ち去られていたことと、ブラックハートやヒドゥンについても知らされる。 昨夜の現場に向かったジョニーは、その場が混乱していることに驚き、取材中のロクサーヌを見つけて謝罪するものの、彼女に冷たくされる。 自分のパワーを操れるかを調べ試していたジョニーは、街を離れるために会いに来たロクサーヌを拒んでしまう。 ジョニーは、普通の体でないために彼女を受け入れられず、それをうまく説明できない。 ロクサーヌに、悪魔に魂を売ったことを正直に話したジョニーだったが、彼女はそれを信じるはずもなくその場を去る。 その直後、現場に落ちていたバイクのナンバーから身元が知られたジョニーは、警察に連行される。 警察の協力を拒み留置場に入れらてしまったジョニーは、ゴーストライダーに変身してその場を脱出する。 逃走するゴーストライダーは、後を追って来た風のヒドゥン、アビゴールを倒す。 その騒ぎを知ったロクサーヌは、警察に包囲されて銃を向けられたゴーストライダーがジョニーだと気づく。 攻撃を受けたゴーストライダーは、その場を火の海にして姿を消す。 翌日ジョニーはケアテイカーの元に向かい、ゴーストライダーになったカーター・スレイドが契約書を持ち去ったということを聞き、ロクサーヌの危険を察知する。 ジョニーの家に向かったロクサーヌは、現れたブラックハートに襲われる。 その場に現れたジョニーは、ゴーストライダーに変身するもののブラックハートに脅され、ロクサーヌの命と交換に契約書を手に入れることを要求される。 ジョニーはロクサーヌを助けるため、ケアテイカーから契約書を預かる。 実はカーター・スレイドだったケアテイカーは、ジョニーの持つパワーを確信して彼に後を託す。 ジョニーを待ち受けていたブラックハートは、契約書を奪い1000の悪の魂と合体してレギオンとなる。 しかしレギオンは、ゴーストライダーのパワーにより、その命を絶たれる。 その場に現れたメフィスとは、ジョニーにゴーストライダーのパワーを返すことを要求する。 ジョニーはそれを拒み、復讐の処刑者となりメフィストを倒すことを誓う。 契約を破られたメフィストは、怒りを露わにして姿を消す。 ロクサーヌと共に、かつて愛を誓い合った場所に向かったジョニーは、違う人生を歩むべきだと彼女に言われながら愛を確かめ合う。
ジョニー(ニコラス・ケイジ)は、バイク・スタントのスターとなり大活躍をしていた。
...全てを見る(結末あり)
ジョニーは、ヘリコプターを飛び越える派手なショーの会場で、ケーブル・テレビのレポーターとなったロクサーヌ(エヴァ・メンデス)と再会する。
参考:
・「ゴーストライダー」(2007)
・「ゴーストライダー2」(2011)
*(簡略ストー リー)
オートバイ・スタント曲芸師のジョニー・ブレイズは、肺癌が全身に転移した父を救うという条件で、現れたメフィストに自分の魂を預ける契約を結ぶ。
しかし、父は事故死してしまい、ジョニーを監視していることをメフィストは伝え、家族や恋人を忘れるよう言い残し姿を消す。
そしてジョニーは、恋人のロクサーヌと別れて旅に出る。
数年後、バイク・スタントの大スターとなり大活躍していたジョニーは、テレビ・リポーターになっていたロクサーヌと再会する。
その頃、メフィストの息子ブラックハートは、3人の魔物ヒドゥンを呼び起こす。
ロクサーヌと、待ち合わせていたジョニーだったが、現れたメフィストに、ブラックハートを倒すよう指示される。
ジョニーはそれを断るが、ゴーストライダーに変身させられ、彼はブラックハートらにその力を見せつける。
ブラックハートは、世界を支配するために、”サン・ヴェンガンザの誓約書”が隠されている墓地を探し求めていた。
”誓約書”は、それをメフィストに渡すことを拒んだゴーストライダーによって、150年前に持ち去られていた。
聖ミカエル教会の墓を守る、ケアテイカーに出会ったジョニーは、メフィストとの契約は破ることができないことと、ゴーストライダーになった男カーター・スレイドが、契約書を持ち去ったという話を聞くのだが・・・。
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クリストファー・ヤングのウエスタン調の音楽に乗り疾走する、炎に包まれたバイクと、先代ゴーストライダーの勇ましい姿は、男のロマンを感じさせる。
闇に燃える炎のライダーの映像は実に美しい。
製作費1億1000万ドル、北米興行収入は約1億1600万ドル、全世界では約2億2900万ドルのヒットとなった。
男なら、こんな役を演じてみたいとでも言いたげな、ニコラス・ケイジの楽しそうに演じている姿が印象的だ。
悪魔の支配者メフィスト演じるピーター・フォンダの出演が嬉しい。
70歳を目前に、顔立ち、落ち着いた雰囲気と物腰が、晩年の父ヘンリー・フォンダによく似てきた感じがする。
先代のゴーストライダー役のサム・エリオットは、あの容姿と低音の魅力で、存在感は抜群だ。
ワイルドな雰囲気が役柄によく合っているヒロインのエヴァ・メンデス、闇夜の悪魔の雰囲気を見せるウェス・ベントリーも怪演している。
3人の魔物ヒドゥン、ローレンス・ブレラス、ダニエル・フレデリクソン、マシュー・ウィルキンソン、主人公の父ブレット・カレン、主人公が活躍するスタント・ショーのスタッフ、ドナル・ローグ等が共演している。