サイトアイコン That's Movie Talk!

シークレット・パーティー Generation Um… (2013)

コールガールの運転手をする男の満たされない日々と現実を描く、主演キアヌ・リーブスボヤナ・ノヴァコヴィッチアデレイド・クレメンスダニエル・サンジャタ他共演、監督、脚本マーク・L・マンによるのドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:マーク・L・マン
製作
アリソン・パーマー
キャロライン・カプラン
レモア・シヴァン
製作総指揮
ニコラス・シャルティエ
カシアン・エルウィズ
ジャレッド・イアン・ゴールドマン
ゼヴ・フォアマン
脚本:マーク・L・マン
撮影:マウリチオ・ルビンシュタイン
編集:メロディ・ロンドン
音楽:フォール・オン・ユア・ソード

出演
ジョン・ウォール:キアヌ・リーブス
ヴァイオレット:ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
ミア:アデレイド・クレメンス
チャールズ:ダニエル・サンジャタ
リリー:サリタ・チョウドリー
ロブ:ジェイク・ホフマン
キャリー・ハインズ:カレン・オリーヴォ
リック:ジョニー・オルシーニ

アメリカ 映画
配給 Phase 4 Films
2013年製作 96分
公開
北米:2013年5月3日
日本:未公開
製作費 $1,700,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
コールガールのヴァイオレット(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)とミア(アデレイド・クレメンス)のドライバーをするジョン・ウォール(キアヌ・リーブス)は、安アパートに住んでいた。

誕生日だったジョンは、母親から届いたバースデーカードに同封されていた75ドルの小切手に気づく。

街で壊れたテレビなどを拾ってきたは修理するジョンは、自分を慕って来た従弟のリック(ジョニー・オルシーニ)と暮らしていた。

職を探しているリックは、ジョンが誕生日だと気づく。

午後4時まで眠り、街に出てダイナーで食事をしたジョンは、現れたポン引きのチャールズ(ダニエル・サンジャタ)と話す。
...全てを見る(結末あり)

ウエイトレスのリリー(サリタ・チョウドリー)が気になったチャールズは、いいウェイトレスだと言うジョンに、何か行動を起こすようにと伝える。

リジーからの電話を受けたチャールズは、夜のパーティーのことをジョンに伝え、ヴァイオレットとミアも行くことを確認する。

その後、あるイベント会場で、地面に置いてあったビデオカメラを盗んだジョンは、その場から逃走する。

追われたジョンは地下鉄に向かい、発車寸前の車両に乗り込み何とか逃れる。

公園に向かったジョンは、動物達や様々な者を観察しながら撮影する。

ワインを買いに行ったヴァイオレットは、店員ロブ(ジェイク・ホフマン)から、この後バーで飲むので寄ってほしいと誘われる。

車でヴァイオレットとミアのアパートに向かい、母親からの伝言メッセージを聴いたジョンは、カメラを持って二人の部屋に向かう。

その気になったヴァイオレットはポーズをとるが、ミアは嫌がる。

ミアを説得したヴァイオレットは、ジョンに自分達を撮影させる。

シャワーを浴びるミアは、5歳の時に、母親が父親に乱暴されて、臨月だったので死産だったという、幼い頃の辛い思い出などを話す。

その話を聞いて最低だと言うヴァイオレットは、ミアと出会ったのは数か月前で、越してきて以来、彼女とは親友だと話す。

その後も、母親を憎んだことを話したミアは、ヴァイオレットから、自分の気持ちを母親に伝えるべきだと助言する。

ミアは、今はもう母親は別人なので無駄だとヴァイオレットに伝える。

どう感じているかは伝えることができると言われたミアは無意味だと思うが、自分なら気持ちを知ってほしいとヴァイオレットは言い張る。

無視されるとつぶやくミアとヴァイオレットを、ジョンは撮影し続ける。

辛い話を冷静に語ったミアに驚いたジョンは、彼女から、自分を愛し傷つけたりしなかった、興味深い人物だった父親のことを考えて涙したことがあると言われる。

ジョンから、付き合う男に父親を投影するかと訊かれたミアは、それを否定する。

その後、初体験の話をしたヴァイオレットは、謙虚な男が理想だと語る。

ジョンから、今まで付き合った中で、その理想の男は何人いたか訊かれたヴァイオレットは、もちろんゼロだと答えて、いれば逃がしはしないと伝える。

200人の男と3人の女と寝たと話すヴァイオレットは、ジョンから、その名前を知っているかと言われる。

気分を害したヴァイオレットは席を立ち、悪気はなかったと言ってジョンは謝罪する。

かつての自分を話すことに戸惑うヴァイオレットに、普段の自分のことを聞いたジョンは、寄り添う彼女と抱き合う。
__________

ホテルの警備員に追い払われて車を走らせていたジョンは、カメラに向かって自分の誕生日を祝う。

リックからの電話に出たジョンは、女の子達と何か食べながら飲むことを伝える。
__________

母親に地下室に閉じ込められて抜け出したことを話すミアは、それからやっと自分の人生が始まり、今は自立した女性になったことをジョンに伝える。

出かける支度をしたヴァイオレットとミアは、ジョンの運転でホテルに向かい、集まっていた男達の相手をする。

二人を迎えに行ったジョンは、彼女らをリックが待つアパートに連れて行く。

無口なジョンの成績表を見つけたリックは、それをカメラで撮影するミアに見せて、オールAだったために驚く。

4人は、飲みながら楽しく過ごす。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
コールガールのヴァイオレットとミアのドライバーをするジョン・ウォールは、安アパートに従弟のリックと住んでいた。
ある日ジョンは、イベント会場でビデオカメラを盗み、それであらゆるものを観察しながら観察する。
ヴァイオレットとミアも撮影し始めたジョンは、当初は戸惑う彼女達が自分達の過去を話し始めたため、次第にそれに興味を持ち始める・・・。
__________

人気スター、キアヌ・リーブス主演によるインディペンデント映画であり、コールガールのドライバーをしながら、満たされない日々を送、悶々とした思いのままで生き続ける男の日常を描くドラマ。

ビデオカメラを盗んだ主人公が、それを使って様々なものを観察しながら撮影していき、それにより、彼と関わる二人のコールガールの心の内側を知っていく中で、自分の生き方を見つめ直そうとする姿が切実に描かれている。

主演のキアヌ・リーブスは、満たされない日々を送りながら人生の筋道を模索する主人公を寡黙に演じている。

風変わりで自堕落なコールガールであり、主人公との関わりで心の内を語るようになるボヤナ・ノヴァコヴィッチ、同じくコールガールで、幼い頃の辛い思いでをトラウマとして抱えるアデレイド・クレメンス、ポン引きのダニエル・サンジャタ、主人公に興味を持つダイナーのウエイトレス、リタ・チョウドリー、酒屋の店員ジェイク・ホフマン、主人公と同居する従弟のジョニー・オルシーニ、他カレン・オリーヴォなどが共演している。


モバイルバージョンを終了