サイトアイコン That's Movie Talk!

フォー・クリスマス Four Christmases (2008)

自由な恋愛をモットーとするカップルがクリスマスに巻き起こす騒動を描く、監督セス・ゴードン、主演ヴィンス・ヴォーンリース・ウィザースプーンロバート・デュヴァルジョン・ファヴローメアリー・スティーンバージェンジョン・ヴォイトシシー・スペイセクら豪華スtラー競演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:セス・ゴードン

製作総指揮
ピーター・ビリングスリー

トビー・エメリッヒ
マイケル・ディスコ
マーク・カウフマン
ガイ・リーデル
製作
ロジャー・バーンバウム

ゲイリー・バーバー
ジョナサン・グリックマン
脚本
マット・アレン

キャレブ・ウィルソン
ジョン・ルーカス
撮影:ジェフリー・L・ギンホール
編集
マーク・ヘルフリッチ

メリッサ・ケント
音楽:アレックス・ワーマン

出演
オーランド/ブラッドフォード”ブラッド”マクヴィー:ヴィンス・ヴォーン

ケイト:リース・ウィザースプーン
ハワード・マクヴィー:ロバート・デュヴァル
デンヴァー・マクヴィー:ジョン・ファヴロー
マリリン:メアリー・スティーンバージェン
フィル牧師:ドワイト・ヨーカム
ダラス・マクヴィー:ティム・マッグロウ
スーザン・マクヴィー:ケイティ・ミクソン
コートニー:クリスティン・チェノウェス
クライトン:ジョン・ヴォイト
ポーラ・マクヴィー:シシー・スペイセク
サラ:キャロル・ケイン
ドナ:コリーン・キャンプ
祖父:ジャック・ドナー
ダリル:パトリック・ヴァン・ホーン

アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ

2008年製作 88分
公開
北米:2008年11月26日
ドイツ:2008年12月4日
日本:未公開
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $120,146,040
世界 $163,733,697


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
サンフランシスコ
結婚もせずに子供も作らず、自由気ままな毎日を楽しむカップル、オーランド/ブラッドフォード”ブラッド”マクヴィー(ヴィンス・ヴォーン)とケイト(リース・ウィザースプーン)は、クリスマスに家族の元にも行かず、フィジーり旅行を計画する。

サンフランシスコ国際空港
濃霧のため、予定していた便を含め全て欠航されてしまったブラッドとケイトは、運悪くTVリポーターにインタビューされてしまう。

その中継で、二人の両親に嘘がばれてしまい、双方の離婚した両親からの連絡を受けたブラッドとケイトは、その日に4軒の家を訪ねることになってしまう。

まず、ブラッドの父ハワード(ロバート・デュヴァル)の家で、兄弟のデンバー(ジョン・ファヴロー)とダラス(ティム・マッグロウ)の手荒い歓迎を受ける。
...全てを見る(結末あり)

そこでケイトは、ブラッドが”オーランド”という名前だったことを知り、恋人である自分に本名を隠していた彼を責める。

家族にプレゼントを渡したブラッドは、父ハワードの贈った衛星放送のアンテナの取り付けに失敗し、騒動を起してしまう。

その後、ケイトの母親マリリン(メアリー・スティーンバージェン)の家に着いた二人は、おばのサラ(キャロル・ケイン)とドナ(コリーン・キャンプ)、姉コートニー(クリスティン・チェノウェス)、祖父ジャック・ドナーらに迎えられる。

自分の、嫌な思い出などをブラッドに知られてしまったケイトは、コートニーが持っていた妊娠検査薬を試してみる。

それを姪に奪われたケイトは、子供達と一騒動を起し、その場から引き上げようとする。

しかし、母マリリンにフィル牧師(ドワイト・ヨーカム)の伝道集会に連れて行かれる。

そこでブラッドとケイトは、余興の劇でヨセフマリアの役を演ずることになってしまう。

イエス役の子供を抱いて、うろたえるケイトを尻目に、ブラッドは独演でそれを乗り切り大喝采を受ける。

恥をかかされたケイトは、ブラッドに不満をぶつけながら、彼の母ポーラ(シシー・ スペイセク)の元に向かう。

ブラッドとケイトは、ポーラや彼女の夫で、ブラッドの旧友ダリル(パトリック・ヴァン・ホーン)に歓迎される。

しかし、ブラッドはダリルを毛嫌いし、やがてデンヴァーと妻スーザン(ケイティ・ミクソン)も現れる。

家族でゲームをしても、今一気乗りしないブラッドとケイトは、彼女の父親クライトン(ジョン・ヴォイト)の家に向かう。

その途中、ケイトは妊娠検査薬のことをブラッドに話し、今は妊娠していないものの、結婚して子供を持つのも、選択肢として考えられる自分に気づいたことを伝える。

ブラッドがそれに反対したため、ケイトは彼を見限り、独りで父クライトンの家を訪れる。

父に迎えられたケイトは、母マリリンやコートニーと再び顔を合わせる。

ケイトは独りで考え込むが、父クライトンが彼女を励まし、その後、家族で食事をする。

父ハワードの家に戻ったブラッドは、昼間の騒動で彼に嫌味を言われてしまう。

しかし、ケイトに結婚をしないことを伝えたブラッドを頼もしく思い、ハワードは息子を家に招き入れる。

その後、空虚な時間を過ごしたブラッドはケイトの元に向かい、直ぐにとは言わないが、子供や結婚のことを話しておくべきだとの意見で一致する。

1年後。二人の間に子供が生まれるが、それは家族には秘密にされていた。

しかし、ニュー・イヤーズ・ベイビーということで、二人はTVリポーターにインタビューされてしまう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
結婚もせず子供も作らないことに決め、自由気ままに恋愛を楽しむブラッドとケイトは、クリスマスの休暇に、家族を無視して旅行に行く計画を立てる。
しかし、予定していた便が欠航となり、空港の二人は、運悪くテレビのインタビューを受けてしまう。
それで、ブラッドとケイトの嘘がばれてしまい、双方の両親は、二人を呼び寄せる。
そして、二人はその日の内に、離婚していた両親の家4軒を、訪ねることになってしまう・・・。
__________

現実的な愛や家族との触れ合いを嫌うカップルが、クリスマスに、仕方なく訪れることになった両親の家で起きる騒動がきっかけで、将来を考え家族のあり方を再確認するという、家族の絆などを嫌味なく描く、ハート・ウォーミングなラブ・コメディに仕上がっている。

8000万ドルをかけた製作費と豪華キャストの注目作だが、日本では劇場未公開に終わった作品。

北米興行収入は約1億2000万ドル、全世界で約1億6400万ドルのヒットとなった。

二人の両親が全てアカデミー賞受賞者ということで、主人公が順番に訪ねて行き騒動などを起こすことになるだが、観客は、名優の登場に期待が膨らむという楽しみもある。

やや短絡的な、主人公ヴィンス・ヴォーンの際立つ長身に対し、リース・ウィザースプーンはその操縦役として、小柄ながら一歩も引けを取らない。
6歳年下のリース・ウィザースプーンが、年上女房的に描かれていることで、二人のバランスがとれている。

ブラッド(V・ヴォーン)の両親役ロバート・デュヴァルシシー・スペイセク、その夫パトリック・ヴァン・ホーン、弟のジョン・ファヴロー、その妻ケイティ・ミクソン、弟のティム・マッグロウ、ケイト(R・ウィザースプーン)の両親ジョン・ヴォイトメアリー・スティーンバージェン、姉クリスティン・チェノウェス、おばキャロル・ケインコリーン・キャンプ、祖父ジャック・ドナー、牧師ドワイト・ヨーカムなどが共演している。


モバイルバージョンを終了