気難しい元警備員とドラァグクイーンの奇妙な友情を描く、監督、脚本ジョエル・シュマッカー、製作、主演ロバート・デ・ニーロ、フィリップ・シーモア・ホフマン、スキップ・サダス他共演のコメディ・ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョエル・シュマッカー
製作
ジョエル・シュマッカー
ジェーン・ローゼンタール
ロバート・デ・ニーロ
ニール・マクリス
脚本:ジョエル・シュマッカー
撮影:デクラン・クイン
編集:マーク・スティーヴンス
音楽:ブルース・ロバーツ
出演
ウォルト・クーンツ:ロバート・デ・ニーロ
ラスティ:フィリップ・シーモア・ホフマン
トミー・ウォルシュ:スキップ・サダス
レナード・ウィルコックス:バリー・ミラー
ジャッコ:クリス・バウアー
チャチャ:ウィルソン・ジャメイン・ヘレディア
アメイジング・グレイス:ナショム・ウッド
ティア:ダフネ・ルービン=ヴェガ
ポゴ:ロリー・コクレーン
イヴァナ:スコット・アレン・クーパー
ヌーナン刑事:ジュード・チッコレラ
スピヴァック:ミーナ・バーン
クリスタル:ペニー・バルフォー
近所の少年:ヴィクター・ラサック
カーマイン:リッチー・ラモンターニュ
ヴィニー:マーク・マーゴリス
ミスターZ:ルイス・サガー
共和党の広報担当者:ミッチェル・リキテンスタイン
ソニー:ジョン・エノス三世
アンバー:カリーナ・アロヤーヴ
カレン:ワンダ・デ・ジーザス
ニルマラ:マドハール・ジャフリー
ルショーン:ジョン・R・コーコラン
アメリカ 映画
配給 MGM
1999年製作 112分
公開
北米:1999年11月26日
日本:2000年9月2日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $4,488,530
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
元警備員のウォルト・クーンツ(ロバート・デ・ニーロ)は、同じアパートに住むドラァグクイーンのラスティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)やその友人たちといつもとトラブっていた。
ナイトクラブに通うウォルトは、そこで知り合ったカレン(ワンダ・デ・ジーザス)と過ごす時間を楽しみにしていた。
ウォルトは、カレンの同僚ティア(ダフネ・ルービン=ヴェガ)のことは、娼婦だと言って軽蔑していた。
ある夜、犯罪組織のボス、ミスターZ(ルイス・サガー)と手下のジャッコ(クリス・バウアー)とヴァンスが、アパートに住むアンバー(カリーナ・アロヤーヴ)の恋人が組織から盗んだ金を取り戻すために現れる。
銃声を聞いたウォルトは、アンバーの部屋に向かう階段を上る途中で脳卒中を起こしてしまう。
目覚めたウォルトは、右半身が麻痺し、話すこともままならず、足を引きずり杖を使って生活することになる。
ショックを受けたウォルトはプライドが傷つき、人前に出ることが嫌になる。
リハビリや治療もまともに受けようとしないウォルトは、理学療法士ルショーン(ジョン・R・コーコラン)を派遣してもらうことには同意する。
ウォルトの元同僚トミー・ウォルシュ(スキップ・サダス)は、殺されたアンバーの恋人がミスターZの金を奪ったために起きた事件だったことをウォルトに話す。
ウォルトのことを心配するルショーンは、会話の改善のために歌を習うことを勧める。
出かけることが困難なウォルトは、ラスティに歌を習うことを考え、彼の部屋を訪ねる。
気が進まないラスティだったが、現金で払うと言うウォルトの頼みを聞き入れ、レッスンを始めるのだが・・・。
ジョエル・シュマッカーが脚本を兼ねて監督し、製作、主演はロバート・デ・ニーロ、フィリップ・シーモア・ホフマン、スキップ・サダスなどが共演した作品。
気難しい元警備員とドラァグクイーンの奇妙な友情を描くコメディ・ドラマ。
脳卒中で体が麻痺してしまう元警備員役のロバート・デ・ニーロと、彼といがみ合っていたものの友情が芽生えるドラァグクイーンを演ずるフィリップ・シーモア・ホフマンの演技は特筆すべきものではあるが、それを生かしきれない全体の雰囲気は、ジョエル・シュマッカーの演出にしてはやや残念。
特に、ユーモアの中に優しさも感じるフィリップ・シーモア・ホフマンの完璧な演技は、各方面から称賛された。
主人公の元同僚スキップ・サダス、犯罪組織とつながる、主人公が住むホテル兼アパートのフロント係バリー・ミラー、犯罪組織の一員クリス・バウアー、そのボス、ルイス・サガー、ドラァグクイーンのウィルソン・ジャメイン・ヘレディア、ナショム・ウッド、主人公が軽蔑するものの付き合うようになるダフネ・ルービン=ヴェガ、アパートの住人ロリー・コクレーン、ミーナ・バーン、カリーナ・アロヤーヴ、ペニー・バルフォー、刑事のジュード・チッコレラ、近所の少年ヴィクター・ラサック、ピザ店の店員リッチー・ラモンターニュ、主人公の友人マーク・マーゴリス、共和党の広報担当者ミッチェル・リキテンスタイン、ラスティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)の恋人ジョン・エノス三世、主人公の恋人ワンダ・デ・ジーザス、理学療法士のジョン・R・コーコラン、他マドハール・ジャフリーなどが共演している。