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デスティニー First Snow (2006)

占い師から未来を知らされたセールスマンの運命を描く、主演ガイ・ピアースパイパー・ペラーボリック・ゴンザレスJ・K・シモンズ他共演、監督マーク・ファーガスによるサスペンス。

■ アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:マーク・ファーガス

製作
ボブ・ヤーリ
トム・ラサリー
ショーン・ファースト他
脚本
マーク・ファーガス
ホーク・オストビー
撮影:エリック・アラン・エドワーズ
編集:ジェイ・キャシディ
音楽:クリフ・マルティネス

出演
ジミー・スタークス:ガイ・ピアース
ディアドラ:パイパー・ペラーボ
アンディ・ロペス:リック・ゴンザレス
ヴァカーロ:J・K・シモンズ
ヴィンセント・マクルーア:シェー・ウィガム
エド・ジャコモーニ:ウィリアム・フィクトナー
トム・モアレイン:アダム・スコット
ロイ・ハリソン:ルース・レインズ

ドイツ/アメリカ 映画
配給 Freestyle Releasing
2006年製作 102分
公開
北米:2007年3月23日
日本:未公開
製作費 $8,000,000
北米興行収入 $214,860
世界 $382,270


ストーリー ■
ニュー・メキシコ州。
野心家のセールスマン、ジミー・スタークス(ガイ・ピアース)は、車の修理の間に、占い師ヴァカーロ(J・K・シモンズ)に運勢を見てもらう。
ヴァカーロは、ジミーの企画中だった事業が、ダラスからの資金援助により成功することを予言する。
しかし、次の瞬間、ヴァカーロは大きな刺激を受けて占いを止めてしまいジミーに返金する。
その後ジミーは、半信半疑だったヴァカーロの予言が現実のものとなったことで、彼が感じて口にしなかったことが気になる。
そんな時ジミーは、検査で心臓疾患だと診察され、自分の運命が気になり、再びヴァカーロの元に向う。
ヴァカーロは、占うことを拒みながら、ジミーの命は残りわずかで、初雪が振るまでは生きていられるとだけ伝える。
それ以来ジミーは、仕事に身が入らなくなり、不審な電話や標的紙が入った郵便物も受け取る。
さらにジミーは、自分の裏切りで刑務所入りした、幼馴染みのヴィンセント(シェー・ウィガム)が仮出所したことを知り、運命と重ねて考えると、次第に不安が募る・・・。


解説 評価 感想 ■

アイアンマン」(2008)や「カウボーイ&エイリアン」(2011)の脚本で知られる、マーク・ファーガスの初監督作品。

野心家でやり手のセールスマンであり、若くして人生を生き抜く術を心得ている、精神的にタフな男性が、自分の運命”死”を知ってしまったことで受けるショックと恐怖を、切実に描写した心理サスペンスとして丁寧に仕上がっている。

一癖ありそうな、海千山千の主人公を演ずるガイ・ピアースは、顔立ちが神経質そうであるため役柄に合い、のめり込んでいる雰囲気でもあり、実力派スターらしく熱演している。

主人公の恋人パイパー・ペラーボ、要所要所で、物語にアクセントを加える同僚リック・ゴンザレスウィリアム・フィクトナー、謎めいた占い師を淡々と演ずるJ・K・シモンズ、主人公の幼馴染みで、彼を恨むシェー・ウィガム、主人公の友人アダム・スコット、主人公の上司ルース・レインズなどが共演している。


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