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オフサイド7 Escape to Athena (1979)

連合軍の捕虜と収容所の所長が手を組むドイツに対する抵抗作戦を描く、監督、原作ジョージ・P・コスマトス、主演ロジャー・ムーアテリー・サバラスデヴィッド・ニーヴンステファニー・パワーズエリオット・グールドクラウディア・カルディナーレリチャード・ラウンドトゥリーソニー・ボノ他共演の戦争アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジョージ・P・コスマトス
製作
デヴィッド・ニーヴンJr.
ジャック・ウィナー
ルー・グレイド
原作
ジョージ・P・コスマトス
リチャード・S・ロクト
脚本
リチャード・S・ロクト
エドワード・アンハルト
撮影:ギル・テイラー
編集:ラルフ・ケンプレン
音楽:ラロ・シフリン

出演
オットー・ヘクト少佐:ロジャー・ムーア
ゼノ:テリー・サバラス
ブレイク教授:デヴィッド・ニーヴン
ドティ・デル・マー:ステファニー・パワーズ
チャーリー・デーン:エリオット・グールド
エレアナ:クラウディア・カルディナーレ
ナット・ジャドソン:リチャード・ラウンドトゥリー
ブルーノ・ロテッリ:ソニー・ボノ
フォルクマン少佐:アンソニー・ヴァレンタイン
ブラウン中尉:ジークフリート・ラウヒ
ライトファー大尉:リチャード・レン
マン軍曹:マイケル・シェアード
ヴォーゲル大佐:フィリップ・ロック
ランツ大尉:スティーヴ・ユーベルス
ゼノの手下:ポール・ピチェルニ
ゼノの手下:ポール・スタッシーノ
囚人:ウィリアム・ホールデン

イギリス 映画
配給 Associated Film Distribution
1979年製作 119分
公開
イギリス:1979年3月9日
北米:1979年6月6日
日本:1980年2月16日
製作費 $10,000,000


ストーリー
1944年、第二次大戦下、ギリシャのある島の捕虜収容所。
収容されている連合軍捕虜は、古代の歴史的遺物の発掘を強制されていた。
地元のレジスタンスのリーダーは、元修道士のゼノ(テリー・サバラス)だった。
収容所長で、オーストリアの古美術商オットー・ヘクト少佐(ロジャー・ムーア)は、発掘した物をベルリンに輸送していたが、貴重な物はスイスに住む妹の元に送っていた。
民間人も容赦なく処刑する親衛隊のフォルクマン少佐(アンソニー・ヴァレンタイン)は、脱走したイギリス人考古学者ブレイク教授(デヴィッド・ニーヴン)、アメリカ人の元マジシャン、ナット・ジャドソン(リチャード・ラウンドトゥリー)、イタリア人シェフのブルーノ・ロテッリ(ソニー・ボノ)らを捕らえて、ヘクトに引き渡す。
娼館を経営するエレアナ(クラウディア・カルディナーレ)は、恋人であるゼノに協力していた。
アメリカの”USO/米国慰問協会”のコメディアンであるチャーリー・デーン(エリオット・グールド)とドティ・デル・マー(ステファニー・パワーズ)は、飛行機が撃墜されて捕らえられ、収容所に連行される。
ヘクトは、チャーリーを収容棟に向かわせるが、魅力的なドティを特別扱いし、チャーリーを丸め込んで彼女に近づく。
連合軍と連絡しているゼノは、収容所を襲撃して町を解放し、Uボートの給油基地を占領するよう指示されていた。
ゼノは、フォルクマンの部下ブラウン中尉(ジークフリート・ラウヒ)の車に細工し、暴走させて事故死させる。
レジスタンスと手を組んでいたブレイクらは、収容所を占拠するための計画をチャーリーに話し協力させる。
それに従ったチャーリーは、ドティと共にショーを行いドイツ兵を油断させて、ヘクトから聞いた、修道院にある高価な遺物を奪おうとする。
フォルクマンは、ブラウン殺害の犯人が自首しない場合は、10人を射殺すると言って住民に警告する。
娼婦のゾーイも殺され、憤慨したエレノアはゼノを非難する。
計画は実行され、チャーリーとドティがショーを始めて、その間に捕虜たちは兵士に襲いかかり、ゼノらレジスタンスも到着して収容所を占拠する。
ブレイクと話したヘクトは、協力するかゼノに殺されるかの選択を迫られる。
仕方なくヘクトは、フォルクマンに気づかれないようにしながら、ゼノと捕虜らに協力するのだが・・・。


解説 評価 感想

カサンドラ・クロス」(1976)のジョージ・P・コスマトスが原作を兼ねて監督し、主演はロジャー・ムーアテリー・サバラスデヴィッド・ニーヴンステファニー・パワーズエリオット・グールドクラウディア・カルディナーレリチャード・ラウンドトゥリーソニー・ボノなどが共演した作品。

連合軍の捕虜と収容所の所長が手を組むドイツに対する抵抗作戦を描く戦争アクション。

各国の豪華スター競演が注目の作品ではあるが、内容は貧弱で、ユーモアをまじえたコメディ、そしてアクションとしても中途半端な仕上がりに終わってしまったのは残念だ。

いつもと雰囲気が違うギリシャ風の楽曲が楽しめるラロ・シフリンの音楽は興味深く、ロケ地であるギリシャの風景は美しい。

捕虜と手を組むことを強要される、古美術商でもある収容所長のロジャー・ムーア、地元のレジスタンスのリーダー、テリー・サバラス、捕虜で考古学者のデヴィッド・ニーヴン、収容されるストリッパーのステファニー・パワーズ、同じくコメディアンのエリオット・グールド、レジスタンスに協力する娼館の経営者クラウディア・カルディナーレ、捕虜で元マジシャンのリチャード・ラウンドトゥリー、同じくシェフのソニー・ボノ、捕虜を監視する親衛隊の少佐アンソニー・ヴァレンタイン、その部下ジークフリート・ラウヒ、主人公の部下マイケル・シェアード、大佐のフィリップ・ロック、レジスタンスのポール・ピチェルニポール・スタッシーノなどが共演し、待遇に満足している捕虜のウィリアム・ホールデンがゲスト出演している。


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