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南部に轟く太鼓 Drums in the Deep South (1951)

南北戦争下、かつての恋人の協力を得ながら北軍に攻撃を仕掛ける南軍将校の戦いを描く、監督ウィリアム・キャメロン・メンジース、主演ジェームズ・クレイグバーバラ・ペイトンガイ・マディソン他共演の戦争ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(戦争)


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・キャメロン・メンジース
製作
モーリス・キング
フランク・キング
原作:ホリスター・ノーブル”Woman With a Sword”
脚本
フィリップ・ヨーダン
シドニー・ハーモン
撮影:ライオネル・リンドン
編集:リチャード・V・ヒーマンス
音楽:ディミトリ・ティオムキン

出演
クレイ・クレイバーン少佐:ジェームズ・クレイグ
キャシー・サマーズ:バーバラ・ペイトン
ウィル・デニング少佐:ガイ・マディソン
マック・マッカードル軍曹:バートン・マクレーン
ハーパー軍曹:ロバート・オスターロー
パーディ:トム・ファデン
ジェリー:ロバート・イーストン
ハウス大佐:ルイ・ジーン・ハイト
ブラクストン・サマーズ大佐:クレイグ・スティーヴンス
アルバート・モンロー:テイラー・ホームズ ブラクストンの叔父
ジョンストン将軍:ルイス・マーティン
北軍伍長:ピーター・ブロッコ
ジェニングス軍曹:ダン・ホワイト

アメリカ 映画
配給 RKO
1951年製作 87分
公開
北米:1951年10月16日
日本:1954年6月22日
製作費 $300,000


ストーリー
1861年、ジョージア州。
農園を経営するブラクストン・サマーズ(クレイグ・スティーヴンス)は、民兵として大佐に任命されたことを妻キャシー(バーバラ・ペイトン)に話す。
ブラクストンは、ウェストポイントの同窓生で友人のクレイ・クレイバーン(ジェームズ・クレイグ)とウィル・デニング(ガイ・マディソン)に会い、2人を屋敷に招待したことをキャシーに伝える。
キャシーは、父親の事業失敗のためにこの地を去った、かつての恋人クレイの話を聞いて動揺する。
ブラクストンと共にクレイとウィルを迎えたキャシーは、クレイが事業で成功し、土地を買い戻したことを知る。
食後にキャシーと2人で話したクレイは、今でも愛していると言って、事業や土地の話はウソで、会いに来たことを伝えて彼女を抱きしめる。
その時、南北戦争が勃発したという連絡が入り、クレイとブラクストンは、北部に帰るウィルと敵として戦うことになる。
1864年。
南軍の野戦砲兵隊を指揮する少佐となったクレイは、特攻任務を引き受けて成功させ、有名になっていた。
ジョンストン将軍(ルイス・マーティン)に呼ばれたクレイは、シャーマン将軍の”海への進軍”を足止めして、補給線を絶ち壊滅させるよう命ぜられる。
クレイは、デビルズ山に4門の大砲を運び、輸送列車を迎え撃つ任務を遂行しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
1948年に発表された、ホリスター・ノーブルの著書”Woman With a Sword”を基に製作された作品。

風と共に去りぬ」(1939)でプロダクション・デザインを担当したウィリアム・キャメロン・メンジースが監督し、主演はジェームズ・クレイグバーバラ・ペイトンガイ・マディソンなどが共演した作品。

南北戦争下、かつての恋人の協力を得ながら北軍に攻撃を仕掛ける南軍将校の戦いを描く戦争ドラマ。

デビルスタワー”を思わせる山の山頂に大砲を設置し、ふもとを通る列車を攻撃する迫力映像は見もので、主人公らが、親友である敵の将校の攻撃を受けて玉砕するラストも印象的だ。

主演のジェームズ・クレイグは、北軍シャーマン将軍の”海への進軍”を阻止するために、砲撃隊を率いて勇ましく戦う南軍将校を熱演している。

かつての恋人である主人公に協力する農園主の妻バーバラ・ペイトン北軍将校として友人である主人公と戦うことになるガイ・マディソン、主人公の部下バートン・マクレーントム・ファデンロバート・イーストン、ヒロインに言い寄る北軍の軍曹ロバート・オスターロー、北軍の司令官である大佐ルイ・ジーン・ハイト、ヒロインの夫である主人公の友人クレイグ・スティーヴンス、そのおじテイラー・ホームズ、主人公の上官である将軍ルイス・マーティン北軍の伍長ピーター・ブロッコ、軍曹のダン・ホワイトなどが共演している。


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