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ドライブ・アングリー Drive Angry (2011)

カルト教団に家族を殺された男の復讐を描く、主演ニコラス・ケイジアンバー・ハードウィリアム・フィクナーデヴィッド・モース他共演、監督パトリック・ルシエによるバイオレンス・ハード・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧
ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage / Pinterest
アンバー・ハード / Amber Heard / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:パトリック・ルシエ

製作総指揮
アダム・フィールズ
ジョー・ガッタ
アヴィ・ラーナー

ダニー・ディムボート
トレヴァー・ショート
ボアズ・デヴィッドソン

製作
マイケル・デ・ルカ

レネ・ベッソン
脚本
トッド・ファーマー

パトリック・ルシエ
撮影:ブライアン・ピアソン
編集
パトリック・ルシエ

デヴィン・C・ルシエ
音楽:マイケル・ワンドマッチャー

出演
ジョン・ミルトン:ニコラス・ケイジ
パイパー:アンバー・ハード
監査官:ウィリアム・フィクナー
ジョナ・キング:ビリー・バーク
ウェブスター:デヴィッド・モース
警部:トム・アトキンス
フランク・レイミ:トッド・ファーマー

アメリカ 映画
配給 サミット・エンターテインメント

2011年製作 104分
公開
北米:2011年2月25日
日本:2011年8月6日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $10,706,790
世界 $28,931,400


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
コロラド州、ラフター。
狂気とも思える残虐行為で、男達を襲ったジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は、ある男の居場所を知りその場を去る。

街道のダイナーに寄ったミルトンは、男達から聞き出した場所”スティルウォーター”が、ルイジアナの閉鎖された刑務所だと知る。

仕事を辞めた、ウエイトレスのパイパー(アンバー・ハード)の愛車”ダッジ・チャレンジャー”に目をつけたミルトンは、故障した彼女の車を簡単に直し、それに便乗する。

その後、ダイナーに現れた監査官(ウィリアム・フィクナー)は、そこにミルトンがいたことを確認して追跡を続ける。

パイパーの家で車を降りたミルトンは、礼を言って別れるが、彼女が、浮気をしていた婚約者フランク・レイミ(トッド・ファーマー)と争い、痛めつけられている姿を目撃する。

ミルトンはフランクを叩きのめし、パイパーを連れてその場を立ち去る。
...全てを見る(結末あり)

悪魔を崇拝する、カルト教団のリーダー、ジョナ・キング(ビリー・バーク)に娘を殺されたミルトンは、その子供を奪われ、その子を奪い返すことと復讐を誓っていた。

オクラホマ
パイパーにルイジアナに寄ることを伝えたミルトンは、バーでIDの提示を求められるが、それがかなり古いもので期限が切れていた。

その頃、監査官はフランクの元を訪ね、ミルトンが”ダッジ・チャレンジャー”で走り去ったことを知る。

監査官はフランクを殺し、車の盗難の通報で現れた警官に、FBIのバッジを見せ、ミルトンを捜して殺すことを指示して協力させる。

パイパーは、キングが若い夫婦を殺し、子供を誘拐したというニュース見る。

そこにキングらが現れ、パイパーは、彼らがミルトンの命を奪おうとしていることを知る。

ミルトンは、現れた男達を、女を抱き酒を煽りながら次々と倒し、パイパーもそれに手を貸す。

その場を去ったミルトンとパイパーだったが、キングが引き揚げる際、監査官と警官も現れる。

ミルトンは警官の銃弾を受け、パイパーは警官の一人を射殺してしまう。

その場から車で走り去るミルトンは、監査官と目を合わせながら逃走する。

自分を事件に巻き込んだミルトンを非難するパイパーだったが、彼の娘が、キングの事件の被害者だと知らされる。

その直後、監査官がパトカーで追いつくが、ミルトンはそれをかわし、パイパーは、彼がキングとは別の追跡者だと伝える。

昨夜の事件現場では、地元警察の警部(トム・アトキンス)が捜査を開始する。

ある教会の集会で、子供を見つけたミルトンだったが、現れたキングを罵倒して目を撃たれてしまう。

キングはパイパーを捕らえ、彼女を手懐けようとして、その場から連れ去る。

その後、息を吹き返したミルトンは、その場にいる者達を殺して、”チャレンジャー”でキングらを追う。

パイパーは、キングのキャンピング・カー内で抵抗して、彼と一騎打ちになる。

キングを傷つけたパイパーは、追ってきたミルトンの”チャレンジャー”に飛び乗り難を逃れる。

ミルトンが生きていることを不思議に思うパイパーだったが、彼は多くを語らずに先を急ぐ。

同じ頃、教会に着いた監査官が、ミルトンと教団との関係を探ろうとする。

悪魔の領域を侵す、ミルトンの行為を危惧するパイパーだったが、二人の前に、彼を葬ったというウェブルター(デヴィッド・モース)が現れる。

友人だったウェブスターの家に向かったミルトンは、娘を殺された辛さを語り、”シボレー・シェベル/SS454”を提供される。

目が元通りになったミルトンは、同行するというウェブスターを説得して別れを告げ、パイパーと共にスティルウォーター刑務所に向かう。

街道は警部が閉鎖していたが、水素燃料を積んだタンクローリーを暴走させる監査官が現れ、パトカーに突っ込む。

ミルトンはタンクローリーをかわして、それが爆破する隙にその場を逃れ、監査官は警部らにFBIのバッジを見せる。

監査官は、教団の一員だった警官に、ミルトンが死んだとキングに連絡するよう指示し、警部は部下に、銃を降ろさせる。

刑務所に着いたミルトンは、教団が子供を生贄に捧げる儀式を始めようとしているのを確認するが、パイパーが、現れた監査官に捕らえられる。

監査官は、ミルトンがキングを倒そうとすることを止めようとはしない。

儀式は始まり、そこに車で乱入したミルトンは、キングを倒そうとするが、逆に叩きのめされてしまう。

パイパーが”神殺し”の銃を発砲してミルトンを助けるが、彼はキングに傷つけられる。

しかし、ミルトンは、”神殺し”の銃でキングに銃撃して彼を葬り去る。

監査官は、子供をミルトンに渡し、彼はその子をパイパーに託し、現れたウェブスターが面倒を見てくれると伝えて息を引き取る。

その後、息を吹き返したミルトンは、監査官と共に地獄に戻る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ジョン・ミルトンは、悪魔を崇拝するカルト教団のリーダー、キングに娘を殺され、その子供を生贄にするために連れ去られる。
キングらを追うミルトンは手掛かりを掴み、閉鎖された刑務所に向かう。
途中ミルトンは、仕事を辞めたウエイトレスのパイパーの車に便乗する。
恋人に痛めつけられたパイパーを助けて、その場を逃れたミルトンを、FBIを名乗る謎の男、監査官が後を追う。
ミルトンの復讐を知ったキングらは、彼を殺そうと襲い掛かる。
それをかわし、傷を追いながらも、パイパーの協力を得たミルトンは、キングらを追うのだが・・・。
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残虐なバイオレンス映像と3D映像、クラシカルなモンスター・カーのマッチング、さらには人気スター、ニコラス・ケイジ主演ということで大いに期待された作品。

しかし、悪趣味に近い内容で評価は悪く、興行収入は、全世界トータルでも製作費5000万ドルの半分強という、惨憺たる結果になった作品でもある。

北米興行収入 $10,706,790
世界 $28,931,400

良くも悪くも、ニコラス・ケイジらしいハードなアクションで熱演するものの、彼はラジー賞にノミネートされてしまった。

アクションその他にそれほど斬新さもなくあえてB級的なイメージを狙っているのか?とも思えてしまう。

無鉄砲でかなり過激な行動をとるヒロインアンバー・ハード、謎の追跡者を怪演するウィリアム・フィクナー、カルト教団のリーダー、ビリー・バーク、主人公の友人デヴィッド・モース、警部トム・アトキンス、ヒロインの婚約者で本作の脚本も担当するトッド・ファーマーなどが共演している。


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