”ニコロデオン・アニメーション・スタジオ”製作のテレビアニメ”ドーラといっしょに大冒険”を原作とした作品。 南米の伝説の都市に向かい消息を絶った探検家の両親を捜す少女の活躍を描く、監督ジェームズ・ボビン、主演イザベラ・モナー、エウヘニオ・デルベス、マイケル・ペーニャ、エヴァ・ロンゴリア他共演のアクション・アドベンチャー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジェームズ・ボビン
製作:クリスティン・バー
製作総指揮
エウヘニオ・デルベス
ジョン・G・スコッティ
ジュリア・ピスター
原作
”ドーラといっしょに大冒険”
クリス・ギフォード
ヴァレリー・ウォルシュ・ヴァルデス
エリック・ワイナー
原案
トム・ウィーラー
ニコラス・ストーラー
脚本
ニコラス・ストーラー
マシュー・ロビンソン
撮影:ハヴィエル・アギーレサロベ
編集:マーク・エヴァーソン
音楽
ジョン・デブニー
ゲルメイン・フランコ
出演
ドーラ・マルケス:イザベラ・モナー
ドーラ・マルケス(幼少期):マデリン・ミランダ
アレハンドロ・グティエレス教授:エウヘニオ・デルベス
コール・マルケス:マイケル・ペーニャ
エレーナ・マルケス:エヴァ・ロンゴリア
ディエゴ・マルケス:ジェフ・ウォールバーグ
ディエゴ(幼少期):マラキ・バートン
ランディ・ウォーレン:ニコラス・クーム
サミー・ムーア:マデリーン・マッデン
パウエル:テムエラ・モリソン
ヴァイパー:クリストファー・カービー
クリスティーナX:ナターシャ・リスティッチ
ヴァレリー:アドリアナ・バラッザ
サブリナ:ピア・ミラー
ニコ:ジョーイ・ヴィエイラ
カウィラカ王女:クオリアンカ・キルヒャー
老婆:イセラ・ヴェガ
猿のブーツ:(声):ダニー・トレホ
動物の声の効果(声):ディー・ブラッドリー・ベイカー
狐のスワイパー(声):ベニチオ・デル・トロ
マップ(声):マーク・ウェイナー
バックパック(声):サシャ・トロ
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2019年製作 102分
公開
北米:2019年8月9日
日本:未公開
製作費 $49,000,000
北米興行収入 $60,477,940
世界 $119,682,640
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ペルーのジャングル。
探検家コール・マルケス(マイケル・ペーニャ)と妻エレーナ(エヴァ・ロンゴリア)の6歳の娘ドーラ(マデリン・ミランダ)は、7歳のいとこディエゴ(マラキ・バートン/声)と共に、猿のブーツ(ディー・ブラッドリー・ベイカー/声)や架空の友人バックパック(サシャ・トロ)とマップ(マーク・ウェイナー/声)と共に遊ぶ日々を過ごしていた。
コールとエレーナは、”インカ帝国”の伝説の都市”パラパタ”を捜しているのだが、トレジャーハンターではないため黄金などには興味がなかった。
ロサンゼルスに引っ越すディエゴとの別れを悲しむドーラは、永遠の親友の証だと言う彼から、半分に割ったチョコバーを受け取る。
10年後。
ブーツと共にパラパタを捜していたドーラ(イザベラ・モナー)は、その場所を見つけた両親が探検に出ることを知る。
両親に同行したいドーラだったが、危険な場所であるため、コールとエレーナは、彼女をロサンゼルスのディエゴの家に向かわせる。
ブーツとも別れたドーラは旅立ちロサンゼルスに到着し、ディエゴ(ジェフ・ウォールバーグ)と両親のニコ(ジョーイ・ヴィエイラ)とサブリナ(ピア・ミラー)に迎えられる。 家に着いたドーラは、祖母ヴァレリー(アドリアナ・バラッザ)との再会を喜ぶ。 ドーラは、部屋に案内してくれたディエゴに、取ってあったカビの生えたチョコバーを見せる。 翌日、都会で長く暮らしたディエゴは、昔と変わらないドーラに戸惑いながら、彼女を高校に連れて行く。 高校に到着したドーラは、サミー・ムーア(マデリーン・マッデン)と話し、ディエゴから、優等生だが最悪の人間だと言われ、ランディ・ウォーレン(ニコラス・クーム)とも知り合いになる。 授業を受けたドーラは、その知性に嫉妬するサミーから嫌味を言われるものの気にしない。 その後、両親と連絡を取り合うドーラは、二人の位置を地図に書き込む。 暫くしてドーラは、両親との連絡が取れなくなり心配になる。 仮装ダンスパーティーが開かれ、その場で踊ったドーラは皆にバカにされ、ディエゴからは変人呼ばわりされて傷つく。 ディエゴに嫌われたドーラは落ち込むが、ヴァレリーに励まされる。 ある日、課外授業で自然史博物館に向かったドーラは、係員/クリスティーナX(ナターシャ・リスティッチ)に声をかけられ、秘密の保管庫があることを知る。 ディエゴ、サミー、ランディと共に古代エジプトの資料を見つけようとしたドーラは、自分のことを知っている職員に扮したパウエル(テムエラ・モリソン)とヴァイパー(クリストファー・カービー)、そして係員のクリスティーナXに捕らえられる。 ディエゴらと共に箱に入れられたドーラは眠らされて、飛行機でペルーに輸送される。 パラパタを捜すパウエルは、その場所を知る両親の場所にドーラを案内させようと考える。 パウエルの企みに気づいたドーラは、それをディエゴに伝える。 両親の友人だと言うアレハンドロ・グティエレス教授(エウヘニオ・デルベス)に助けられたドーラらは、その場から逃走する。 それに気づいたパウエルは、狐のスワイパー(ベニチオ・デル・トロ/声)に、ドーラの地図を奪うよう指示する。 スワイパーに地図を奪われたドーラは取り戻すことができず、アレハンドロらと共に車で逃げる。 トウモロコシ畑に逃げ込んだアレハンドロは、昔会ったことがあるとドーラに話し、古代言語学の教授で、両親と連絡を取っていたが2週間前に途絶えたが、手帳が届いたと言ってそれを見せる。 ジャングルに向かい両親の車を見つけたドーラは、木に描かれた家族の印を頼りに奥地に進む。 両親がキャンプしたと思われる場所に着いたドーラは、ブーツと再会する。 矢の攻撃を受けたドーラらはその場から逃れ、ディエゴが狐の足跡を見つけてそれをたどり、パウエルらのキャンプを見つける。 ドーラを頼るしかないディエゴは、ジャングルの中では彼女を頼もしく思う。 ドーラは、少々素直になったサミーが悪い子ではないと言うディエゴが、彼女に惹かれていることに気づく。 手帳を参考にしたドーラは、今は遺跡となった歌劇場に向かい、底なし沼にはまってしまう。 ドーラのアドバイスでその場から脱出した皆は、逃げ遅れたアレハンドロを助ける。 その後、老婆(イセラ・ヴェガ)に出会ったドーラらは、パラパタを捜す者は呪われると警告され、川に案内してくれる彼女に、サミーとランディはついて行くことになる。 アレハンドロとディエゴはドーラに同行し、老婆と共に川に向かったサミーとランディは、彼女に騙されたと思いその場から逃げる。 花粉の森で意識を失ったドーラらは、サミーとランディに起こされる。 パラパタの入り口の山に着いたドーラらは、道が陥没して地下に落下し、星図を見つけて仕掛けを作動させようとする。 水路が作動して水があふれるが、ディエゴが排水弁を見つけて、7分間息を止められるランディがそれを開ける。 その場から排出されたドーラは、外にいた両親と再会する。 しかし、秘宝を手に入れようとするアレハンドロが仲間だったパウエルらを呼び、コールとエレーナを脅しパラパタに案内させる。 パラパタを発見したアレハンドロはその場に向かい、追ってきたブーツに助けられたドーラらは逃げる。 自分たちが殺されることを知ったドーラはショックを受けるが、ブーツ(ダニー・トレホ/声)が、友達がいれば何でもできると話したために驚く。 パラパタに向かったドーラは、モウドクフキヤガエルで見張りのスワイパーとパウエルを気絶させる。 ドーラらは、入り口の仕掛けを動かし扉を開けて内部に入り、様々な障害を通り抜けて奥に向かう。 宝を見つけたドーラらだったが、そこにアレハンドロが現れ、小さな黄金の猿の像の仕掛けを金貨を使い作動させる。 アレハンドロは開いた床の下に落ちそうになり、コールとエレーナを連れて現れた老婆は、カウィラカ王女(クオリアンカ・キルヒャー)に姿を変える。 ”ケチュア語”で話す王女は、警告を無視したドーラらを捕らえようとする。 王女に話しかけたドーラは、トレジャーハンターではなく探検家だと伝えて、学びに来たと言いって、猿の像を水で作動させる。 扉が開き、巨大な猿の像が現れたために驚くドーラらだったが、スワイパーが小さな猿の像を持ち去る。 その場の崩落が始まり、逃げるドーラは、ブーツがスワイパーから奪った猿の像を台に乗せる。 崩落は収まりパラパタの扉は閉じ、ドーラは両親と抱き合う。 ディエゴにキスしたサミーは、彼に好意を伝える。 ドーラらはジャングルの家に戻り、ディエゴらは両親に迎えられる。 その夜ドーラは、再び探検に出かけると言う両親から、自分も連れて行くと言われて喜ぶ。 しかしドーラは、友達ができた街に戻ることを両親に伝える。 ドーラが自立したことを喜ぶコールとエレーナは、嬉しいものの寂しい思いもする。 その後、ロサンゼルスに戻ったドーラは、ディエゴらと共に高校生活を楽しむ。 アレハンドロは、パラパタで囚われの身だった。 コールとエレーナは、スワイパーが宝物を盗み出すのを阻止する。
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*(簡略ストー リー)
ペルーのジャングル。
探検家の父コールと母エレーナの元で育ったドーラ・マルケスは、両親が伝説の都市”パラパタ”を捜す旅に出かけるために、いとこのディエゴが住んでいるロサンゼルスに向かう。
ドーラはディエゴと共に高校に通うようになり、秀才のサミーやオタクのランディと知り合いになるが、パラパタの秘宝を狙うパウエルらに連れ去れれてしまう・・・。
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”ニコロデオン・アニメーション・スタジオ”製作のテレビアニメ”ドーラといっしょに大冒険”を原作に、南米の伝説の都市に向かい消息を絶った探検家の両親を捜す少女の活躍を描くアクション・アドベンチャー。
宝探しの冒険映画としてはストーリーに斬新さはないが、ジャングル育ちで野生児のようでもあり、教養も身につけた快活な少女の活躍が愉快に描かれ、大人でも十分に楽しめる内容であり、批評家、一般から好評価を受けた。
北米興行は約6000万ドル、全世界では約1億2000万ドルのヒットとなった。
主人公のドーラを演ずる注目の若手スターであるイザベラ・モナーは、底抜けに明るい冒険好きの少女を熱演している。
ドーラの幼少期マデリン・ミランダ、ドーラに協力するように見せかけて秘宝を狙う言語学者のエウヘニオ・デルベス、探検家であるドーラの両親マイケル・ペーニャとエヴァ・ロンゴリア、ドーラのいとこディエゴを演ずるジェフ・ウォールバーグ、その幼少期マラキ・バートン、ドーラと親交を深めるオタク少年ニコラス・クーム、当初はドーラをライバル視するものの親友になる秀才少女マデリーン・マッデン、伝説の都市”パラパタ”の秘宝を狙う傭兵のテムエラ・モリソン、その仲間クリストファー・カービーとナターシャ・リスティッチ、ドーラとディエゴの祖母アドリアナ・バラッザ、ディエゴの両親ピア・ミラーとジョーイ・ヴィエイラ、パラパタの王女クオリアンカ・キルヒャー、王女が姿を変えた老婆イセラ・ヴェガ、猿のブーツ(声)ダニー・トレホ、動物の声の効果ディー・ブラッドリー・ベイカー、狐のスワイパー(声)ベニチオ・デル・トロ、マップ(声)マーク・ウェイナー、バックパック(声)サシャ・トロなどが共演している。