サイトアイコン That's Movie Talk!

テンプルのえくぼ Dimples (1936)

盗み癖がありトラブルを起こす老人と彼を愛する孫娘の絆を描く、製作ナナリー・ジョンソンダリル・F・ザナック、監督ウィリアム・A・サイター、主演シャーリー・テンプルフランク・モーガン他共演のミュージカル・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ミュージカル)


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・A・サイター
製作
ナナリー・ジョンソン
ダリル・F・ザナック
脚本
ナット・ペリン
アーサー・シークマン
撮影:バート・グレノン
編集:ハーバート・I・リーズ
音楽
R・H・バセット(クレジットなし)
デヴィッド・バトルフ(クレジットなし)
シリル・J. モックリッジ(クレジットなし)

出演
シルヴィア・ドロレス”ディンプルズ”アップルビー:シャーリー・テンプル
ユースタス・アップルビー教授:フランク・モーガン
キャロライン・ドリュー:ヘレン・ウェストリー
アレン・ドリュー:ロバート・ケント
クレオ・マーシュ:アストリッド・オルウィン
ベティ・ローリング:デルマ・バイロン
ジャスパー・ローリング大佐:バートン・チャーチル
エメリー・T・ホーキンス:ジュリアス・タネン
リチャーズ:ジョン・キャラダイン
シセロ:ステピン・フェッチット
ルーファス:ビリー・マクレーン
アンクル・トム役:ジャック・クリフォード
トプシー:ベティ・ジーン・ヘイニー
セントクレア:ポール・スタントン
ホール・ジョンソン合唱団

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1936年製作 79分
公開
北米:1936年10月16日
日本:1937年4月


ストーリー
1850年、ニューヨーク
歌と踊りが得意な”ディンプルズ”(えくぼ)と呼ばれる幼い少女シルヴィア・ドロレス・アップルビー(シャーリー・テンプル)は、祖父で音楽教師だが盗み癖があるのユースタス・アップルビー教授(フランク・モーガン)と暮らしていた。
ディンプルズは、スリだと言われるアップルビーが、人のものを盗んだりしないと信じていた。
アップルビーとディンプルズそして子供たちは、キャロライン・ドリュー(ヘレン・ウェストリー)の屋敷のパーティーに招かれ、歌と踊りを披露する。
その間に屋敷に泥棒が入り騒動となり、逃げようとしたディンプルズが疑われる。
ディンプルズを気に入っったキャロラインは、彼女を疑うことなく、誰と暮らしているか尋ねる。
ディンプルズが捕まったことを知ったアップルビーは、盗んだものを返しに行き、泥棒を追い払ったように見せかける。
キャロラインに感謝されたアップルビーは、彼女の甥で演劇に興味があるアレン(ロバート・ケント)、その婚約者ベティ・ローリング(デルマ・バイロン)、その父親ジャスパー(バートン・チャーチル)の前で恐縮するものの、その場にあった時計を盗む。
それに気づいていたディンプルズは悲しみ、翌日、キャロラインの屋敷に向かい、自分が盗んだと言って彼女に時計を返し、アップルビーが疑われないようにする。
キャロラインが席を外した間に、ディンプルズはアレンと話しをする。
訪ねて来たジャスパーとベティに対応したキャロラインは、アレンを呼ぶ。
アレンは、ベティから婚約を解消すると言われ、それが正しい選択だと彼女に伝える。
ジャスパーは、女優のクレオ・マーシュ(アストリッド・オルウィン)と付き合う演劇に出資するつもりのアレンを非難し、それを知ったキャロラインは驚く。
演劇嫌いのキャロラインにも非難されたアレンは、考えが変わらないことを彼女に伝えて家を出る決心をする。
それを悲しむキャロラインを慰めたディンプルズは、彼女に家に送ってもらう。
アップルビーと話したキャロラインは、ディンプルズを気に入ったことを伝えて、謝礼を払い彼女を引き取ろうとするのだが・・・。


解説 評価 感想

製作ナナリー・ジョンソンダリル・F・ザナック、サイレント時代からコメディなどを得意としたウィリアム・A・サイターが監督し、主演はシャーリー・テンプルフランク・モーガンなどが共演した作品。

盗み癖がありトラブルを起こす老人と彼を愛する孫娘の絆を描くミュージカル・ドラマ。

シャーリー・テンプル作品としては評価は高くなかったものの、愛らしい彼女の演技は涙を誘い、問題ばかり起こす祖父役フランク・モーガンの好演も注目だ。

主演のシャーリー・テンプルは、問題を起こす祖父を愛する少女を健気に演じ、もちろん歌と踊りも披露してくれる。

主人公の祖父である盗み癖のあるフランク・モーガン、主人公を養女にしようとする富豪夫人ヘレン・ウェストリー、その甥で演劇に興味を示すロバート・ケント、彼の財産を狙い近づく女優アストリッド・オルウィン、アレン(ロバート・ケント)の婚約者デルマ・バイロン、その父親である大佐バートン・チャーチル、アップルビー(フランク・モーガン)を騙す詐欺師のジュリアス・タネンジョン・キャラダイン、アップルビーの使用人ステピン・フェッチット、キャロライン(ヘレン・ウェストリー)の使用人ビリー・マクレーン、アレンの新作劇の登場人物アンクル・トム役のジャック・クリフォード、同じくベティ・ジーン・ヘイニー、ポール・スタントンホール・ジョンソン合唱団などが共演している。


モバイルバージョンを終了