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ダイ・ハード/ラスト・デイ A Good Day to Die Hard (2013)

人気シリーズ第5作。
息子がモスクワで拘留されていることを知った刑事ジョン・マクレーンが権力が絡む陰謀に巻き込まれながら巨悪に立ち向かう姿を描く、主演ブルース・ウィリスジェイ・コートニーセバスチャン・コッホメアリー・エリザベス・ウィンステッド共演、監督ジョン・ムーアによるハード・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ブルース・ウィリス / Bruce Willis 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ムーア

製作総指揮
トム・カーノウスキー

ジェイソン・ケラー
ブルース・ウィリス
製作:アレックス・ヤング
原案:ロデリック・ソープ(キャラクター)
脚本:スキップ・ウッズ

撮影:ジョナサン・セラ
編集:ダン・ジマーマン
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
ジョン・マクレーン:ブルース・ウィリス

ジョン”ジャック”マクレーン:ジェイ・コートニー
ユーリ・コマロフ:セバスチャン・コッホ
ルーシー・マクレーン:メアリー・エリザベス・ウィンステッド
イリーナ・コマロフ:ユーリヤ・スニギル
アリク:ラシャ・ブコヴィッチ
マイク・コリンズ:コール・ハウザー
マーフィ:アマウリー・ノラスコ
ヴィクター・チャガーリン:セルゲイ・コルスニコフ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

2013年製作 98分
公開
北米:2013年2月14日
日本:2013年2月14日
製作費 $92,000,000
北米興行収入 $67,346,560
世界 $304,654,180


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
モスクワ
ロシアの元大富豪ユーリ・コマロフ(セバスチャン・コッホ)が逮捕されるが、世論の意見は別れ、国防相の候補でもあるヴィクター・チャガーリン(セルゲイ・コルスニコフ)が、それを仕組んだ黒幕だとの批判も出る。

チャガーリンは、内部告発者になる可能性のあるコマロフに、あるファイルを渡すよう要求し、裁判に出廷することを阻もうとする。

CIA本部。
マイク・コリンズ(コール・ハウザー)は、チャガーリンの動きを察知する。

モスクワ
ジョン”ジャック”マクレーン(ジェイ・コートニー)は、あるクラブで男を射殺する。

ニューヨーク
市警のベテラン刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、消息を絶っていた息子ジャックが、モスクワの拘置所に入れられたことを、同僚マーフィ(アマウリー・ノラスコ)から知らされる。

マクレーンは、娘のルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に見送られながら現地に向かう。
...全てを見る(結末あり)

モスクワ
マクレーンは、ジャックの公判が行われる裁判所に向かい、同じ頃コマロフも、彼の情報収集をしていたというジャックと共にその場に連行される。

裁判所の外で不穏な雰囲気を感じていたマクレーンだったが、建物に横付けされた3台の車が爆破され、法廷も被害を受ける。

混乱の中、ジャックはコマロフを連れてその場から逃れるが、マクレーンがそれに気づき彼を引き止める。

ジャックはマクレーンに銃を向けて、コマロフと共に車で走り去る。

CIAの工作員だったジャックは、作戦本部の指示に従い逃走し、マクレーンも車を奪いそれを追う。

チャガーリンの指示を受けたアリク(ラシャ・ブコヴィッチ)もジャックらを追い、マクレーンは、ロケット弾を受けて横転してしまう。

車を奪ったマクレーンは、強引な運転でジャックに追いつき、進行を阻まれていた彼を助けて、再び事故を起こす。

ジャックは仕方なくマクレーンの元に向かい、彼を車に乗せて走り去る。

作戦の邪魔となるマクレーンに、ジャックは怒りをぶつける。

チャガーリンは、コマロフが逃走したという連絡を受ける。

コリンズの元に向かったジャックだったが、マクレーンは、息子がCIAだということに気づき驚く。

コリンズは、チャガーリンのファイルを渡せば国外に出すことをコマロフに約束する。

コマロフは、娘イリーナ(ユーリヤ・スニギル)も同行させることを条件にファイルの場所を教える。

イリーナに連絡したコマロフだったが、その場は襲撃をされ、コマロフが銃弾を受けてコリンズが射殺される。

マクレーンが応戦して三人はその場を逃れ、作戦が失敗に終わる危機の中、ジャックは、ファイルを手に入れようとする。

三人は、イリーナとの待ち合わせ場所に向かうが、再開した父娘の姿を見ながらマクレーンは怪しげな雰囲気を感じる。

イリーナの様子がおかしいことに気づいたマクレーンだったが、コマロフが鍵を手に入れた直後、アリクらが現れる。

チャガーリンと手を組んでいたイリーナは、父コマロフに銃を向ける。

マクレーンとジャックは銃を捨て、イリーナは、金のためにやったことをコマロフに伝えてその場を去る。

アリクはマクレーンとジャックを痛めつけるが、二人は隙を見て反撃して敵を倒す。

その場を逃れたアリクは屋上のヘリコプターに向かい、コマロフとイリーナと共に飛び立つ。

マクレーンとジャックはヘリの攻撃を受けるが、何んとかその場から逃れる。

アリクからの報告を受けたチャガーリンは、ファイルを手に入れた後、マクレーンとジャックを始末するよう命ずる。

かつて、コマロフとチャガーリンは、軍事用のウラニウムを横流しし、その結果チェルノブイリの大惨事を引き起こしたことなどを、ジャックはマクレーンに知らせる。

チャガーリンが権力を握ることを阻止するのが、CIAの目的だった。

マクレーンとジャックは、チャガーリンの企みを阻むことで意見が一致する。

二人は、あるクラブの駐車場で、トランクに武器がある車を奪い、ファイルのあるチェルノブイリへと向かう。

チェルノブイリ
コマロフらは、廃墟となった場所でファイルが入った金庫を開けようとする。

現地に着いたマクレーンとジャックは、戦いを前にして互いの愛を確認する。

扉を開け奥に入ったコマロフらは、放射能を中和するガスで安全を確保する。

10億ユーロ分の濃縮ウランを確認したコマロフはアリクを射殺して、イリーナと計画通りになったことを喜ぶ。

ウランを運び出したコマロフは、チャガーリンに連絡して、驚く彼が予定通り殺されたことを確認する。

その場に現れたマクレーンとジャックは、コマロフがウランを保管していたことに気づく。

コマロフは、ファイルは存在せず、刑務所から出るためにチャガーリンやジャックを利用したことを伝える。

それを無線で知ったイリーナは、二人に攻撃を仕掛け、その隙に逃げて屋上に向かったコマロフを、ヘリで救おうとする。

ジャックはコマロフを追い、マクレーンは離陸するヘリに飛び乗る。

マクレーンは、搭載されていた繋がれたトラックを外部に出して宙吊りにし、ヘリのバランスを崩す。

ジャックはコマロフを屋上から投げ落とし、トラックにしがみついていたマクレーンは振り落とされ、ビルの窓を破り内部に投げ飛ばされる。

トラックは落下し、ヘリを操縦するイリーナは弾薬が切れたために、父の仇だと言ってマクレーンとジャックのいる場所に突っ込む。

寸前で、その場から飛び降りた二人は水槽に落下し、ヘリは大破する。

助かった二人は、親子としての会話を交わし、ジャックは、厄介事が好きなのか運が悪いのかをマクレーンに尋ねる。

マクレーンは、自分にもそれが分からないと答える。

その後、専用機で無事帰国したマクレーンとジャックは、ルーシーに迎えられる。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ダイ・ハード」(1988)
・「ダイ・ハード2」(1990)
・「ダイ・ハード3」(1995)
・「ダイ・ハード4.0」(2007)
・「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(2013)

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事は、疎遠だった息子ジャックが、モスクワで拘留されたことを知り現地に向かう。
逮捕されているロシアの元大富豪コマロフは、高官チャガーリンからあるファイルを渡すよう要求されるが、それを拒む。
それが致命傷となるチャガーリンは、コマロフのファイルを奪うための計画を実行する。
コマロフの情報を収集していたというジャックは、彼の公判で証言台に立つことになるが、裁判所は爆破されてしまう。
混乱の中、コマロフとその場を逃れたジャックは、現地に到着した父マクレーンと出くわす。
実はCIAの工作員だったジャックは、コマロフと共にファイルを手に入れるため、相容れない父マクレーンと行動することになるのだが・・・。
__________

シリーズの顔ブルース・ウィリスも製作に参加し、ジョン・ムーアが監督したド派手なアクション。

とにかく、全てをぶち壊す凄まじいシーンの連続で、内容はそこそこでももうお構いなしという、細かいことは考えずに、ストレス解消のために見る映画の手本のような作品。

北米だけでは製作費9200万ドルを回収できず約6700万ドルに終わるが、全世界では3億ドルを突破し、シリーズの人気を証明する結果となった。

既に6作目も計画されているというのに、この邦題は何を意味しているのか・・・。

50代も後半の主演ブルース・ウィリスは、衰えを感じさせないタフ・ガイを、父として立場がないことを嘆きぼやきながら、ユーモアを交えた彼らしい演技で熱演している。

無鉄砲さは父譲りという雰囲気の主人公の息子ジェイ・コートニー、拘留の身であるロシアの元大富豪役セバスチャン・コッホ、その娘ユーリヤ・スニギル、主人公の娘役メアリー・エリザベス・ウィンステッド、政治生命の危機に陰謀を企むロシアの高官セルゲイ・コルスニコフ、彼に雇われるラシャ・ブコヴィッチCIAコール・ハウザー、主人公の同僚アマウリー・ノラスコなどが共演している。


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