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鉄路に賭ける男 Denver and Rio Grande (1952)

妨害に遭いながら鉄道建設を進める現場監督らの戦いを描く、監督バイロン・ハスキン、主演エドモンド・オブライエンスターリング・ヘイドンディーン・ジャガーケイシー・ロジャースライル・ベトガーJ・キャロル・ネイシュ他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:バイロン・ハスキン
製作:ナット・ホルト
原案:フランク・グルーバー
脚本:フランク・グルーバー
撮影:レイ・レナハン
編集:スタンリー・E・ジョンソン
音楽:ポール・ソーテル

出演
ジム・ヴェッサー:エドモンド・オブライエン
マッケイブ:スターリング・ヘイドン
ウィリアム・J・パーマー将軍:ディーン・ジャガー
リンダ・ネルソン/リンダ・プレスコット:ケイシー・ロジャース
ジョニー・バフ:ライル・ベトガー
ギル・ハークネス:J・キャロル・ネイシュ
ジェーン・ドワイヤー:ザス・ピッツ
スローン:トム・パワーズ
チャーリー・ハスキンズ:ロバート・バラット
モイニハン:ポール・フィックス
ボブ・ネルソン:ドン・ハガティ
エド・ジョンソン保安官:ジェームズ・バーク

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1952年製作 89分
公開
北米:1952年5月16日
日本:未公開


ストーリー
1870年代末、コロラド州、ロイヤル・ゴージ
デンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道”(D&RGW)の現場監督ジム・ヴェッサー(エドモンド・オブライエン)は、主任技師のギル・ハークネス(J・キャロル・ネイシュ)と共に鉄道の新ルートを調査していた。
ジムらは、渓谷にライバルの”キャニオン・シティ・アンド・サン・ファン鉄道”のマッケイブ(スターリング・ヘイドン)がいることを知る。
マッケイブと行動を共にしていたボブ・ネルソン(ドン・ハガティ)は、かつての友人ジムと話をする。
両者の意見は対立し、ジムはマッケイブとボブを相手に殴り合いになる。
マッケイブが発砲し、ボブがその銃弾を受けてしまう。
その場に現れたマッケイブの仲間のジョニー・バフ(ライル・ベトガー)は、銃をジムの近くに投げ捨てて彼の犯行に見せかける。
そこにギルらが駆け付け、銃を手にしたジムを見たボブは、彼を恨みながら息絶える。
マッケイブとジョニーは、ジムが撃ったと言いながら、人を殺してまで工事を続けようとしたことを責める。
その事件でジムは建設工事から手を引くことを決心し、ギルに説得されるものの、考えは変わらなかった。
ギルは、工事の遅れの件についてD&RGW社長ウィリアム・J・パーマー将軍(ディーン・ジャガー)と話し、ジムが必要であることを伝える。
パーマーの秘書リンダ・プレスコット(ケイシー・ロジャース)は、殺人者で卑怯者のジムが、現場を放棄して逃げたと考えていた。
その後、ジョニーらの妨害により、D&RGWの線路が地滑りで通行不能となる。
列車を急停車させた機関士は、川に落下して死亡し、それに乗っていたジムは、これ以上、犠牲者を出さないために、マッケイブと戦うことをギルに伝えるのだが・・・。


解説 評価 感想
特殊効果の分野でも活躍したバイロン・ハスキンが監督し、主演はエドモンド・オブライエンスターリング・ヘイドンディーン・ジャガーケイシー・ロジャースライル・ベトガーJ・キャロル・ネイシュなどが共演した作品。

妨害に遭いながら鉄道建設を進める現場監督らの戦いを描く西部劇。

鉄道建設のライバル2社の対決が描かれる中で、山中を列車が走り抜けるテクニカラーの映像などは見応えがある。
その中で、終盤に、2社の列車が正面衝突するシーンは、特殊効果を得意とするバイロン・ハスキンらしい迫力満点の演出だ。

主演のエドモンド・オブライエンは、殺人まで起きる妨害工作に敢然と立ち向かう現場監督を熱演している。

主人公と対立して妨害するライバル会社のスターリング・ヘイドン、”デンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道”社長ウィリアム・J・パーマー将軍のディーン・ジャガー、その秘書で、主人公に兄を殺されたと思い込み、誤解が解けた後で惹かれ合うようになるケイシー・ロジャース、マッケイブ(スターリング・ヘイドン)の仲間ライル・ベトガー、主人公と共に工事を進める主任技師J・キャロル・ネイシュ、工事に同行するダイナーの女主人ザス・ピッツ、彼女と惹かれ合う機関士を愉快に演ずるのポール・フィックス、酒場の店主トム・パワーズ、主人公の友人でマッケイブに殺されるドン・ハガティ、保安官のジェームズ・バーク、他ロバート・バラットなどが共演している。


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