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ライトアップ! イルミネーション大戦争 Deck the Halls (2006)

宇宙から自宅が見えるようにするためにイルミネーションで家を飾り始めた男性がそれを阻止しようとする隣人と巻き起こす騒動を描く、製作、監督ジョン・ホワイトセル、主演ダニー・デヴィートマシュー・ブロデリッククリスティン・デイヴィスクリスティン・チェノウェス他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ホワイトセル

製作
ジョン・ホワイトセル
アーノン・ミルチャン
マイケル・コスティガン
製作総指揮:ジェレマイア・サミュエルズ
脚本
マット・コーマン
クリス・オード
ドン・ライマー
撮影:マーク・アーウィン
編集:ポール・ハーシュ
音楽:ジョージ・S・クリントン

出演
バディ・ホール:ダニー・デヴィート
スティーヴ・フィンチ:マシュー・ブロデリック
ケリー・フィンチ:クリスティン・デイヴィス
ティア・ホール:クリスティン・チェノウェス
マディソン・フィンチ:アリア・ショウカット
カーター・フィンチ:ディラン・ブルー
アシュリー・ホール:サブリナ・オルブリッジ
エミリー・ホール:ケリー・オルブリッジ
ウォレス:ホルヘ・ガルシア
グスタフ:フレッド・アーミセン
グレタ:ジリアン・ヴィグマン
ボブ・マーレイ:ライアン・デヴリン
ヤング町長:ショーン・オブライアン
本人:スーチン・パク
アミット・サイード:カル・ペン
ロイアー夫人:ジャッキー・バロウズ
デイヴ保安官:ゲイリー・チョーク
マッケンジー:ニコラ・ペルツ
テッド:デヴィッド・ルイス

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2006年製作 93分
公開
北米:2006年11月22日
日本:未公開
製作費 $51,000,000
北米興行収入 $35,093,570
世界 $47,231,100


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
12月1日、マサチューセッツ州。
田舎町の検眼医スティーヴ・フィンチ(マシュー・ブロデリック)は、妻ケリー(クリスティン・デイヴィス)と、娘マディソン(アリア・ショウカット)、息子カーター(ディラン・ブルー)と共に平穏な日々を送っていた。

夕食の際にクリスマス・カレンダーを出したスティーヴは、クリスマスまでの計画を立てるものの、子供達はうんざりする。

ケリーからも計画が細か過ぎると言われたスティーヴは、父が空軍の軍人で引っ越しばかりだったのでツリーも飾れなかったことを話し、子供達には盛大に祝わせてあげたいと伝える。

マディソンとカーターに子供らしさがないと言うスティーヴは、今年こそは特別なクリスマスにしたいとケリーに伝えて賛成してもらえる。
...全てを見る(結末あり)

眠ろうとしたスティーヴは、夜にも拘らず、向かいの空き家に人が越してきたことに気づく。

翌朝、新聞を取りに外に出たスティーヴは、向かいに越してきたバディ・ホール(ダニー・デヴィート)に挨拶され、妻のティア(クリスティン・チェノウェス)を紹介されてケリーも話に加わる。

バディは、スティーヴのコーヒーと新聞を持ち去ってしまう。

その後、マディソンとカーターを連れてホール家を訪ねたケリーは、ティアに子供達を紹介する。

ティアも双子の娘アシュリー(サブリナ・オルブリッジ)とエミリー(ケリー・オルブリッジ)を紹介し、ケリーから、彼女らは学校に送るので家の片づけをするようにと言われる。

カー・ディーラーに勤め始めたバディは、オーナーの息子ボブ・マーレイ(ライアン・デヴリン)から皆に紹介される。

客に車を売る賭けを同僚としたバディは、なんと、値切らずにオーナーに車を販売することに成功する。

帰宅したバディは、5分で車一台を売ったことをティアに話し、何かデカいことをしたい考えを伝えるものの、借金もあるので地道に働くようにと言われる。

アシュリーとエミリーから、宇宙から家が確認できる”マイ・アース”をパソコンで見せられたバディは、スティーヴの家は見えるが、小さい自分の家は見えないことを知り悔しく思う。

外に落ちていた電球を踏んだバディは、それで家を飾れば宇宙から見えると考える。

夜中にイルミネーションを飾り始めたバディは、起きて来たスティーヴから、明るくて眠れないと言われたために謝罪する。

家に入り、ティアと娘達を起こしたバディは、マイ・アースを確認するもの、家を明るくしても全く見えなかったために、更にイルミネーションを増やそうとする。

翌日、ヤング町長(ショーン・オブライアン)の店でイルミネーションを買い占めたバディは、倉庫にあったソリも手に入れる。

お揃いのセーターを着て恒例の記念撮影をしようとしていたスティーヴと家族は、バディの家にトナカイのソリがあることに気づく。

それを見に行ったスティーヴは、ソリに乗って記念撮影をすることをティアから提案される。

危険を感じてカーターを降ろしたスティーヴは、ソリが走り出したために慌ててしまう。

町の中を暴走したソリは、道路から外れて湖の上を滑り氷が割れて沈んでしまう。

バディに助けられたスティーヴは病院に運ばれ、回復して家に戻る。

次第にエスカレートしていくバディの家のイルミネーションを見たスティーヴは、電気が盗まれているのではないかと考える。

クリスマス・ツリー・ファーム。
バディの家族と共に、フィンチ家のツリーが植えてあるエリアに向かったスティーヴは、育ったツリーを切ろうとする。

ガソリン缶が倒れて漏れたことに気づかないスティーヴは、ツリーを斧で切ろうとして火花が散り、それが引火してしまう。

ツリーが燃えてしまったスティーヴはショックを受け、残った小さなツリーを持って帰宅する。

その後、ホール家のイルミネーションは評判となり見物人が押しかけ、バディは特別な仕掛けを考える。

翌日、更にイルミネーションを買い占めるバディに気づいたスティーヴは、それを返品させようとする。

そこにに現れたヤング町長は、祭りのツリーの飾りつけでバディに意見を求める。

ウィンター・フェストの実行委員長であるスティーヴは、バディがでしゃばることをよく思わない。

12月15日。
ティアと意気投合するケリーは、料理本を書くことになり、以前からそれを勧めていたスティーヴは不満に思う。

集まったコーラス隊に楽譜を配ったスティーヴだったが、イルミネーションと音楽を使った派手な演出を始めたバディの家に皆は向かってしまう。

テレビ局のインタビューも受けたバディは、世界最大規模のイルミネーションを目指し、宇宙から見えるようにすると宣言する。

それを阻止しようとするスティーヴは、道路に出る際に車を壊しながら警察署に向かい、デイヴ保安官(ゲイリー・チョーク)にバディを逮捕してもらおうとする。

苦情を出すだけにしておくようにと言われたスティーヴは、保安官が女性用の下着を身につけていることに気づき、気味が悪くなってその場を去る。

大袈裟なことを言ったことを後悔し始めたバディは、イルミネーションを外すことを考えるが、とてつもない何かをする夢をかなえるようにと、ティアに励まされる。

カーターに見張ってもらい、バディの家の敷地内に向かい電源を切ろうとしたスティーヴは、配電盤に雪を投げてショートさせる。

家から出て来たケリーに、これでよく眠れると伝えたスティーヴだったが、停電だと思ったバディは、非常用の発電機を作動させてイルミネーションを点灯する。

電柱に上っているカーターと配電盤の雪に気づいたバディは、電源が切れたのはスティーヴだと考える。

翌朝スティーヴは、入口の新聞がないためにバディが盗んだと考える。

テーブルの上にあった新聞とバディからの謝罪文、そしてツリーに気づいたスティーヴは、彼から車までプレゼントされて驚く。

受け取れないと言うケリーだったが、スティーヴは、自分の車は壊れてドアもない状態だったためにバディに感謝する。

車でクリニックに向かい、通りのツリーが切断されて盗まれたことを知ったスティーヴは、それが自宅にあるツリーではないかと考える。

事務員から、車の請求書を渡されたスティーヴは、支払わないと逮捕されると言われる。

ボブに呼ばれたバディは、販売がガタ落ちだと言われるが、仕事に影響してもイルミネーションをやめる気はなかった。

店に来たスティーヴから車の請求書を見せられたバディは、買ったのではなくもらったと言われ、ツリーの話にもなる。

ツリーなど知らないと言うバディは、町のツリーを切って自分の家に置き、車もプレゼントだと思わせたと追及される。

自分の手数料を削ったのでプレゼントも同然だと言われたスティーヴは憤慨し、ケリをつけることになる。

フェストのスケート・レースで勝負することを提案したバディは、車を買うかイルミネーションを外すかを賭けると言うスティーヴの挑戦を受ける。

ウィンター・フェストが始まり、いがみ合うバディとスティーヴは、ステージに上がって踊る娘達を見て驚く。

スケート・レースが始まり、グスタフ(フレッド・アーミセン)と妻グレタ(ジリアン・ヴィグマン)らと競ったバディとスティーヴは、接戦の末にバディが勝つ。

車のローンの書類を渡すとスティーヴに伝えたバディは、衛星写真では家がまだ見えないと言われてショックを受ける。

更に派手なイルミネーションにすることを考えたバディは、それに大金がかかるために、代々伝わるティアの高価な花瓶を質に入れてしまう。

それを知ったティアは、仕事も辞めたと言われたためにバディを見限る。

そして、パワーアップされたイルミネーションを人々の前で披露したバディだったが、ティアが娘達を連れて出て行ってしまう。

それにもめげず、バディは、毎晩、午前4時までイルミネーションを点灯することを皆に伝える。

眠れないスティーヴは、最強の花火を手に入れてバディの家に撃ち込もうと考える。

屋根に上り、バディの家に花火を撃ち込んだスティーヴは、最強の花火を、誤って自宅の煙突に落としてしまう。

暖炉に落ちて発射された花火は、ツリーに当たり燃えてしまう。

クリスマス・イヴ。
現場を調べたデイヴ保安官は、町のツリーに飾られていた”天使のモンロー”のことをスティーヴに追及して、白を切る彼を非難する。

子供達と共に出かけようとするケリーは、ティアとクリスマスを過ごすと言って、バディを目の敵にするスティーヴに意見する。

スケジュールを決めてそれに従わせ、子供達の気持ちを理解せずに父親らしいことをしないスティーヴに、仕切るのはやめてほしいと言うケリーは、苛立ちながらその場を去る。

朝帰りしたバディが、一晩中、ティアと子供達がいるモーテルの窓に小石を投げていたことを知ったスティーヴは、道路の延長コードに気づく。

バディが電気を盗んでいたことを知ったスティーヴは、借りただけだと言う彼を批判する。

スティーヴとバディは、互いに負け犬だと言い合う。

テレビで”若草の頃”を観ていたスティーヴは、”家族が一緒であることが大切”だと言う”ジュディ・ガーランド”のセリフを聞き、ケリーと子供達のことを想う。

イルミネーションを外しているバディの元に向かったスティーヴは、家族と過ごせないことを共に悲しむ。

ティアは口もきいてくれないのでお手上げだと言うバディに、スティーヴは、諦めるのはまだ早いと伝える。

三十四丁目の奇蹟”を観ながら、ティアと間に合わせのツリーを飾ったいたケリーは、部屋の外がイルミネーションなどで飾られていることをカーターから知らされる。

イルミネーションの道をたどったケリーらは、それがバディの家まで続いていることに気づく。

食事を用意していたバディとスティーヴは、家族を歓迎する。

スティーヴは、料理本を見て作ったとケリーに伝え、バディは、買い戻した花瓶をティアに見せる。

感激したティアはバディを抱きしめ、アシュリーとエミリーもそれに加わる。

ケリーに謝罪したスティーヴは、暴走していたことに気づいたと言いながら家族と抱き合う。

イヴのイルミネーションを見に来てくれた人々に、バディは何もないと伝える。

スティーヴからライトが足りないと言われていた人々は、家を飾りに来てくれたのだった。

ヤング市長から”MTV”が取材に来ると言われたバディは、町の人々や家族と共に家を飾り始める。

準備は整い、取材するMTVのリポーターのスーチン・パクは、イルミネーショで輝くバディの家が宇宙から見えるか注目し、マイ・アースのテクニカル・ディレクター、アミット・サイード(カル・ペン)とも連絡を取り合う。

そして、イルミネーショは点灯されるものの、直後に消えてしまう。

人々は、手にしたロウソクや携帯電話を一斉に振りながら歌う。

カーターから毎年やりたいと言われたスティーヴは、伝統の行事にしたいと伝える。

ティアからこの町にいたいと言われたバディは、復職することを約束する。

バディとスティーヴは、友人として最初からやり直すことにする。

コンセントが外れていることに気づいたカーターはそれを差し込み、イルミネーションは点灯する。

宇宙から見えることを確認したスーチン・パクは、それを伝える。

バディやスティーヴらは喜び、歓声を上げる。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
マサチューセッツ州、クリスマス・シーズン。
田舎町の検眼医スティーヴは、予定を立ててクリスマスの準備をしようとするものの、その指示に従わなければならない妻のケリーや子供達は不満に思う。
向かいに越してきたバディ・ホールはスティーヴに挨拶し、妻ティアと双子の娘と共に暮らし始める。
娘達から、ネット上のサービス”マイ・アース”で、宇宙からスティーヴの家は見えるが自宅は見えないと言われたバディは、家をイルミネーションで飾ることを考える。
派手に飾り始めたため夜も眠れないスティーヴは苛立ち始め、バディの暴走をやめさせる方法を考えるのだが・・・。
__________

クリスマス・シーズンに繰り広げられる隣人同士のトラブルと家族愛を描く、ファミリー・コメディ。

何かを遣り遂げようとする主人公が、宇宙から見える家にしようとして、イルミネーションでド派手に飾ることを考えるという内容なのだが、コメディということもあり、当然リアリティはない。

家を一軒建てるよりも費用がかかりそうなイルミネーションと飾りつけの派手さは驚きなのだが、日本でもブームになっている、品のないイルミネーションを思い出してしまうのは私だけだろうか・・・。

ドタバタ劇に加え、クリスマスを舞台にした物語ということもあり、失いかけた家族の絆が、大騒動の末により深まる内容はまずまず楽しめる。

しかし、ジョン・ホワイトセルの演出は単調且つ平凡であり、批評家からは酷評され、興行収入は全世界でも製作費を回収できなかった。

製作費 $51,000,000
北米興行収入 $35,093,570
世界 $47,231,100

ラジー賞では主演のダニー・デヴィートと妻役のクリスティン・チェノウェス、最低家族娯楽作品賞にノミネートされてしまった。

家をド派手に飾り宇宙から見えるようにするこに執着する主人公を愉快に演ずるダニー・デヴィート、その妻クリスティン・チェノウェス、隣人の過激な行いに憤慨してトラブルお起こす検眼医のマシュー・ブロデリック、その妻クリスティン・デイヴィス、その娘アリア・ショウカット、その弟ディラン・ブルー、主人公の双子の娘サブリナ・オルブリッジとケリー・オルブリッジ、町の住人ホルヘ・ガルシアフレッド・アーミセンと妻ジリアン・ヴィグマン、主人公の上司ライアン・デヴリン、町長のショーン・オブライアン、”MTV”のリポーターで本人役のスーチン・パク、”マイ・アース”のテクニカル・ディレクターのカル・ペン、町の老婦人ジャッキー・バロウズ、保安官のゲイリー・チョーク、他ニコラ・ペルツ(デビュー作)も出演している。


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