| 妹の可愛い嘘が巻き起こす恋の嵐! 銃後の家庭を笑いで調律した極上のロマンチック・コメディ! 監督ウィリアム・D・ラッセル、主演ジョーン・コールフィールド、ウィリアム・ホールデン、モナ・フリーマン、エドワード・アーノルド、ビリー・デ・ウルフ、メアリー・フィリップス他共演。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ウィリアム・D・ラッセル
製作:ポール・ジョーンズ
原作:ノーマン・クラスナー”Dear Ruth”
脚本:アーサー・シークマン
撮影:アーネスト・ラズロ
編集:アーチー・マーシェック
音楽:ロバート・エメット・ドーラン
出演
ルース・ウィルキンス:ジョーン・コールフィールド(銀行員である判事も娘)
ウィリアム”ビル”シークロフト中尉:ウィリアム・ホールデン(ルースに惹かれる兵士)
ミリアム・ウィルキンス:モナ・フリーマン(ルースの妹)
ハリー・ウィルキンス判事:エドワード・アーノルド(ルースの父親である判事)
アルバート・クマー:ビリー・デ・ウルフ(ルースの恋人である銀行員)
イーディ・ウィルキンス:メアリー・フィリップス(ルースの母親)
マーサ・シークロフト:ヴァージニア・ウェルズ(ビルの妹)
チャック・ヴィンセント軍曹:ケヴィン・オモリソン(マーサの恋人である兵士)
ドーラ:マリエッタ・キャンティ(ウィルキンス家のメイド)
配達人:アーヴィング・ベーコン
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1947年製作 95分
公開
北米:1947年6月10日
日本:1949年4月19日
■ ストーリー ■
1944年、ニューヨーク郊外。
16歳の少女ミリアム・ウィルキンス(モナ・フリーマン)は、愛国的な活動家で、父で判事のハリー(エドワード・アーノルド)と妻イーディ(メアリー・フィリップス)をそれに巻き込んでいた。
ミリアムの姉で22歳のルース(ジョーン・コールフィールド)は、同じ銀行で働くアルバート・クマー(ビリー・デ・ウルフ)と付き合っていた。
ある日の朝、銀行に出勤するルースが、迎えに来たアルバートと出かけた直後、陸軍航空軍の中尉ウィリアム”ビル”シークロフト(ウィリアム・ホールデン)が、ウィルキンス家を訪ねる。
ビルを迎えたハリーとイーディは、ルースに会いに来た見知らぬ青年の彼が、娘のことよく知っていたために困惑する。
ビルは、B-26爆撃機の爆撃手としてドイツに25回出撃し、イタリアから帰国したばかりだったが、休暇は2日しか残っていなかった。
ビルは、ハリーとイーディに、文通していたルースに恋したことを説明して好印象を与え、夕方、再び訪ねることを2人に伝えてその場を去る。
その日の夕方、帰宅したルースは、両親に結婚することを伝える。
ハリーとイーディは、ルースがビルに会ったと思うが、婚約相手はアルバートだった。
ルースがビルのことを知らないために、ハリーとイーディは驚く。
ハリーらはミリアムを追及し、ビルに60通もの手紙を書いていた彼女が、ルースの名前や写真が使っていたことを知る。
ルースは、訪ねて来たビルに挨拶し、真実を伝えようとするが、初対面で感激する彼の顔を見ると、何も言えなかった。
その後、アルバートが訪ねて来たため、ルースはビルと共に裏口から抜け出し、彼に真実を告げようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A delightfully effervescent, impeccably timed Paramount comedy that brilliantly weaponizes civilian war-time romanticism into a chaotic domestic tangle, where Joan Caulfield’s radiant charm and William Holden’s earnest, double-time energy turn a case of mistaken love letters into a beautifully structured, laugh-out-loud masterpiece of post-war disillusionment.”
(銃後(市民)の戦時中のロマンティシズムを、大混乱の家庭内の紛糾へと見事に昇華させた、愉快で弾けるような、非の打ち所のないテンポを持つパラマウント・コメディ。ジョーン・コールフィールドの輝くような魅力と、ウィリアム・ホールデンの真摯で倍速なエネルギーは、ラブレターの勘違いという事件を、戦後の幻滅をユーモアで包んだ、美しく構築された爆笑必至の傑作へと昇華させている。)
1944年に上演された、ノーマン・クラスナーの戯曲”Dear Ruth”を基に製作された作品。
コメディを得意とするウィリアム・D・ラッセルが監督し、主演はジョーン・コールフィールド、ウィリアム・ホールデン、モナ・フリーマン、エドワード・アーノルド、ビリー・デ・ウルフ、メアリー・フィリップス他共演のロマンチック・コメディ
続編、Dear Wife(1949)とDear Brat(1951)が製作された。
物語の舞台は戦中で、撮影は戦後間もない時期であり、焼け野原で物資もない日本では想像もつかない、戦争の悲惨な状況を微塵も感じさせない、当時のアメリカ社会の豊かさが感じられる作品。
妹の嘘で恋のトラブルに巻き込まれる女性を魅力的に演ずるジョーン・コールフィールド、彼女を文通相手だと思い込み、恋を進展させようとする青年兵を好感度抜群に演ずるウィリアム・ホールデン、トラブルの原因を作るヒロインの妹モナ・フリーマン、懐の深い理想の父親を好演する判事役のエドワード・アーノルド、トラブルに翻弄されるヒロインの恋人を愉快に演ずるビリー・デ・ウルフ、ヒロインの母親メアリー・フィリップスなどが共演している。
