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デッドラインU.S.A. Deadline – U.S.A. (1952)

報道の自由と正義を貫こうとする新聞社と編集長の巨悪との戦いを描く、監督、脚本リチャード・ブルックス、主演ハンフリー・ボガートエセル・バリモアキム・ハンターエド・ベグリーウォーレン・スティーヴンスポール・スチュワート他共演に社会派ドラマであるフィルム・ノワールの秀作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(社会派)

ハンフリー・ボガート / Humphrey Bogart / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:リチャード・ブルックス

製作:ソル・C・シーゲル
脚本:リチャード・ブルックス
撮影:ミルトン・R・クラスナー
編集:ウィリアム・B・マーフィー
音楽
シリル・J・モックリッジ
ソル・カプラン

出演
エド・ハッチソン:ハンフリー・ボガート
マーガレット・ギャリソン:エセル・バリモア
ノラ・ハッチソン:キム・ハンター
フランク・アレン:エド・ベグリー
ジョージ・バロウズ:ウォーレン・スティーヴンス
ハリー・トンプソン:ポール・スチュワート
トーマス・リエンツィ:マーティン・ガベル
ハーマン・シュミット:ジョー・デ・サントス
キャサリン”キティ”ギャリソン・ギアリー:ジョイス・マッケンジー
ウィルブラント:オードリー・クリスティ
アリス・ギャリソン・コートニー:フェイ・ベイカー
ジム・クリアリー:ジム・バッカス
クレイン:カールトン・ヤング
ウィリアムズ:セルマー・ジャクソン
マッケイ判事:フェイ・ループ
ウェイター長:パーリー・ベアー
ハル:ジョン・ドーセット
バーンダラー:フローレンス・シャーリー
シュミット夫人:カシア・オルザゼフスキ
ローレンス・ホワイト:レイモンド・グリーンリーフ
アンドリュー・ウォートン:トム・パワーズ
フェンウェイ:トーマス・ブラウン・ヘンリー
ルイス・シェーファー:フィリップ・テリー
ホワイティ・フランクス:ジョセフ・ソイヤー
ラリー・ハンセン:ローレンス・ドブキン
プレンティス:アレックス・ゲリー
フィンレイ警部:クランシー・クーパー
ヘンリー:ウィリス・ボーシェイ
スタンダード紙の編集長:ジョセフ・クレハン
コピーボーイ:ジェームズ・ディーン
ニュースルーム・レポーター:ノーマン・リーヴィット

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1952年製作 87分
公開
北米:1952年3月14日
日本:1984年1月7日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
公聴会が開かれ、20万ドルの贈収賄疑惑の件で選挙への介入を追及されたギャングのボス、トーマス・リエンツィ(マーティン・ガベル)は、それを否定する。

新聞社”ザ・デイ”。
記者ウィルブラント(オードリー・クリスティ)らが、裸の女性が死体で見つかった話をする中、記者のジョージ・バロウズ(ウォーレン・スティーヴンス)は、編集長のエド・ハッチソン(ハンフリー・ボガート)に呼ばれる。

ザ・デイの創業者ジョン・ギャリソンの未亡人である発行人マーガレット(エセル・バリモア)は、ザ・デイを売却するつもりだった。

それを知った編集部のフランク・アレン(エド・ベグリー)は驚き、スポーツ記者のハリー・トンプソン(ポール・スチュワート)は信じようとしない。
...全てを見る(結末あり)

アランからその件を伝える電文を渡されたハッチソンは、カメラマンのハル(ジョン・ドーセット)から女性殺人事件のことを訊かれ、酷い事件だったために2面に載せるよう指示する。

リエンツィの取材を続けたいバロウズに、追及は無駄だと伝えたハッチソンだったが、説得されて許可する。

アレンに売却は事実だと伝えたハッチソンは、ギャリソン家の話し合いの場に向かう。

ハッチソンはマーガレットに声をかけ、彼女の次女キャサリン”キティ”(ジョイス・マッケンジー)と長女アリス(フェイ・ベイカー)に挨拶して、2人の弁護士クレイン(カールトン・ヤング)の話を聞く。

11年前にギャリソンが亡くなる前に書かれた遺書では、相続人がキャサリンとアリスそしてマーガレットであり、3人が売却に賛成したことを知ったハッチソンは苛立つ。

さらに売却先がライバル紙”スタンダード”のローレンス・ホワイト(レイモンド・グリーンリーフ)だと知ったハッチソンは、自分たちが築いたものを失うと言って嘆く。

ハッチソンは、売却は思い留まるべきだとマーガレットに伝えて、壁に飾られている創刊号に書かれた社の理念を語り、彼女を説得する。

明後日、売却を決定する審判が開かれることを知ったハッチソンは、出席しないつもりだと伝えて立ち去る。

オフィスに戻ろうとしたハッチソンは、殴り合いをしているアレンと同僚のヘンリー(ウィリス・ボーシェイ)を制止する。

売却の噂を信じたヘンリーが、転職先を探し始めたことが喧嘩の原因だと知ったハッチソンは、明後日決定するので、辞めたい者は責めないと皆に伝える。

ハッチソンは、冷静になったアレンと共に、部下らが集まり社の”告別式”を行っているバーに向かう。

ハッチソンは、自紙では2面記事にした、裸の美女殺人事件を扱ったスタンダードの号外を確認し、こんな新聞を発行したいか皆に問う。

その後、酔ったハッチソンは、元妻ノラ(キム・ハンター)に会いに行き、寄りを戻したい気持ちを伝える。

しかしノラは、新聞のことしか頭にないハッチソンに愛想が尽きていた。

その場で眠ってしまい電話で目覚めたハッチソンは、バロウズが大怪我をしたという連絡を受け、話がしたいと言うノラと夜、会う約束をして立ち去る。

現場に着いたハッチソンは、3~4人に襲われて殴られたバロウズを救急車に乗せて病院に向かう。

リエンツィの手下の仕業だということを確認したハッチソンは、その1人が元ボクサーで殺し屋のホワイティ・フランクス(ジョセフ・ソイヤー)だったことをバロウズから知らされる。

病院で治療を受けるバロウズが、片目を失明する可能性があることを知ったハッチソンは、駆け付けた彼の妻から、取材に行かせたことを非難される。

社に戻ったハッチソンは、資料室のバーンダラー(フローレンス・シャーリー)に犯罪歴を調べるよう指示する。

部下にバロウズを見張らせようとしたハッチソンは、ハルにはリエンツィに関する写真を撮るよう指示し、イラストレーターには風刺画を描かせる。

社説を書いたハッチソンは、一面でリエンツィへの攻撃を始める

それを知ったリエンツィは、対抗策を考える。

スタンダードの編集長(ジョセフ・クレハン)もリエンツィ叩きを始める。

その夜、レストランでノラと待ち合わせたハッチソンは、遺体安置所のウィルブラントからの電話を受ける。

ウィルブラントは、殺された女性ベシー”サリー”シュミットの母親(カシア・オルザゼフスキ)が遺体を確認したことを話し、彼女がいろいろなことを知っているとハッチソンに伝える。

電話を切ったハッチソンはノラの席に向かい、再婚することを知らされて驚く。

相手は広告会社の経営者であるルイス・シェーファー(フィリップ・テリー)だと言うノラの話を聞いても、ハッチソンはそれを認めようとしない。

ハッチソンは、今日は戻るが新聞社は辞めると伝えるものの、ノラから真実を追求するべきだと言われ、本気で結婚する気なのか彼女に尋ねる。

そこにウェイター長(パーリー・ベアー)が現れ、アレンから電話が入っていることを知らされたハッチソンは席を立つ。

殺されたサリーがかつて付き合っていた広告主アンドリュー・ウォートン(トム・パワーズ)からの圧力で、ウィルブラントの記事の掲載を妨害されていることを知ったハッチソンは、ボツにせずに一時預かりにするよう指示する。

ハッチソンは席に戻るものの、ノラの姿はなかった。

アレンと共に広告担当のフェンウェイ(トーマス・ブラウン・ヘンリー)と話したハッチンソンは、奥の部屋にいたウォートンから、記事が載ると家庭が崩壊してしまうと言われるものの、考えを変える気はなかった。

ウォートンは、自分との関係を断ったサリーが付き合おうとした男がリエンツィだということをハッチソンに伝える。

ハッチソンは、記事の掲載は暫く待つが、話がウソなら載せるとウォートンに伝える。

記者ジム・クリアリー(ジム・バッカス)の元に向かったハッチソンは、サリーとリエンツィの関係の裏どりを任せる。

ハリーと話したハッチソンは、ボクシングのジャッジをしていたサリーの兄ハーマン(ジョー・デ・サントス)について尋ね、リエンツィがボクシング評議会と関係していることを知る。

ハッチソンは、サリーの話をハーマンに聞くことをハリーに指示する。

バーンダラーからリエンツィの調査結果を聞いたハッチソンは、ノラの相手であるシェーファーが訪ねてきたことを知る。

シェーファーを迎えたハッチソンは、部下の対応をしながら話し、これ以上ノラを苦しめないでほしいと言われたために苛立つ。

アレンからサリーが国債4万ドルを買っていたことを知らされたハッチソンは、ハルが用意した彼女の写真を確認しながら、シェーファーに帰ってもらおうとする。

シェーファーは、明日ノラと結婚することを伝えてその場を去る。

ジムからの電話を受けたハッチソンは、ショーガールだったサリーの3年前のショーに、リエンツィが資金提供をしたことを知る。

リエンツィはサリーの出演を強要し、毎晩、彼女を迎えに来ていたことを、ジムはハッチンソンに伝える。

ハッチンソンは、ウォートンの話をボツにしてリエンツィの記事を書くことをアレンに伝える。

バーンダラーに連絡したハッチソンは、ノラの相手シェーファーを調べるよう指示する。

その頃、ハリーはハーマンの部屋に向かい、銃を向けられる。

助けに来たと伝えたハリーは、自分がザ・デイのスポーツ記者であることを証明する。

リエンツィがサリーを殺した理由を尋ねたハリーは、動揺するハーマンに社が保護することを伝える。

法廷に向かったハッチンソンは、マーガレットがザ・デイ売却に反対したために驚く。

クレインは、アリスとキャサリンは売却に賛成していることをマッケイ判事(フェイ・ループ)に伝える。

夫が売却を望んでいないと言うマーガレットは、ホワイトに売却してもザ・デイが消滅するとは思はなかったと、一旦は同意した理由をクレインに伝える。

アリソンとキャサリンが売却に賛成することを確認した判事は、売却は成立すると判断するが、マーガレットは自分が買い取ると発言する。

判事は双方の弁護士を呼んで協議を始め、アリスとキャサリンに責められたマーガレットは、この2日間のザ・デイを読んで、最近には珍しい誠実な内容に感心したことを娘たちに伝える。

ザ・デイはなくさないと言い張るマーガレットは、異常だと思いたければ勝手にすればいいと言って、娘たちの話を聞こうとしない。

判事は、マーガレットの意見を検討することを伝える。

発言したホワイトは、判決が遅れるほど新聞の価値は下がると意見するものの、判事の判断は変わらなかった。

但し、ザ・デイの質が落ちた場合は話は別だと伝えた判事は、閉廷する。

法廷を出たハッチンソンは、リエンツィの弁護士ラリー・ハンセン(ローレンス・ドブキン)から声をかけられる。

車で待っていたリエンツィと話したハッチソンは、脅されても動ずることなく、社の前で車を降りる。

リエンツィは、記者と共にハーマンがザ・デイのビルに入ったことを知る。

ハーマンと話したハッチソンは、情報提供に金を要求され、1000ドルで手を打つ。

ハッチソンは、サリーとリエンツィの関係や国債の件、彼女が20万ドルを預かっていたことをハーマンに確認しようとする。

それを認めたハーマンは、金を返せば縁を切られると思い渡さなかったと話し、それが殺された理由だとハッチソンに伝える。

その話の内容を編集部に渡したハッチソンは、ハルにハーマンの撮影を指示し、ジムには、州知事に会い前回の選挙の調査をさせるようにと伝える。

ウィルブラントからの連絡を受けたハッチソンは、サリーが宿泊したホテルの情報を得る。

その件をハーマンに話したハッチソンは、彼と母親がホテルを訪ねたことを確認し、真実を話そうとしない彼を脅す。

ビルから放り出すと言われたハーマンは焦り、リエンツィにサリーの居場所を教えたことを話し、ホワイティらが部屋に向かったと伝える。

サリーは脅されても金を渡さず、ホワイティに殴られて自分に助けを求めたが、何もできずに逃げたことをハーマンは話す。

マーガレットに呼ばれたハッチソンは、ハーマンに金を渡してその場を去り、バーンダラーから、シェーファーの経歴に問題がないことを知らされる。

マーガレットと話したハッチソンは、リエンツィが名誉棄損で社を訴えたことを知る。

その後もハーマンから話を聞いていたアレンは、逮捕状を持った警官が現れたために驚く。

ハーマンは警官に扮したホワイティに気づき、銃を向けられてその場から連れ去られる。

抵抗して逃げようとしたハーマンは、ホワイティに銃撃されて輪転機の上に落下し死亡する。

それを知ったハッチソンは現場に向かい、駆け付けたフィンレイ警部(クランシー・クーパー)はニセ警官の捜査を始める。

ハッチンソンは、署名がないためにハーマンの証言は認められないだろうとアレンに伝える。

ハーマンの事件の記事を読んだリエンツィは、相手を殺し騒ぎを起こしたホワイティを責めて、ハッチソンを連れて来ることと、サリーの母親を捜すよう指示する。

ギャリソン邸を訪ねたハッチンソンはマーガレットと話し、ノラの話題になる。

自分も仕事ばかりしている夫から逃げたことがあると話すマーガレットは、ザ・デイのために協力し合うことでハッチソンと同意する。

部下を集めたリエンツィは対抗策を考え、ザ・デイは明日には消滅すると言って、ハッチソンを捜すよう指示する。

翌日、法廷に向かったハッチソンは、マーガレットに声をかけて判事の発言を聞く。

判事は売却に関して問題がないことを話し、ギャリソン家の相続人とホワイトの契約の履行を支持する。

発言を求めたハッチソンは、ザ・デイを発行しているのは様々な経験と情熱と知識を持つ1500人の社員であり、存続を望む29万人の読者がついていると判事に伝える。

それに意見するクレインらに、ザ・デイがなくなればリエンツィを追及できないと反論したハッチソンは、審判とは無関係だと言われ、市民は関心があると伝える。

新聞は他にもあると言われたハッチソンは、追及しているのはザ・デイだけだであり、悪から市民を守ると伝える。

クレインから判決を求められた判事は、ザ・デイの読者の1人としてハッチソンの発言を認めるが、ここは社の売却について審議する場であり、その後どうするかは審判とは無関係だと伝える。

弁護士から、合法的な買収を否定する気かと言われたハッチソンは、その気はないが新聞を潰すつもりなら話は別だと伝える。

ハッチソンは、競争なくして報道の自由はなく、経営も自由であることが必要で、報道を選ぶのは市民の権利だと判事に伝えて発言を終える。

判事は、契約は有効であり、明日からホワイトがザ・デイを経営することを伝えて閉廷する。

マーガレットの協力に感謝したハッチソンは、ザ・デイ売却の記事にするようアレンに指示し、すぐに戻ってきてほしいと言われて社に向かう。

社を訪れたシュミット夫人は、すべてのことを話すと伝えただけで、ハッチソンが戻るのを待ち何も語ろうとしない。

社に戻るハッチソンを、法廷から付けていたホワイティらが監視していた。

シュミット夫人にハーマンのことを謝罪したハッチソンは、彼女とオフィスに向かい、娘のベシー(サリー)から預かった箱を渡される。

その中には、リエンツィとのことが書かれた日記や現金の20万ドルがあり、ハッチソンはフィンレイ警部を呼び、最終版は予定通りだと部下に指示する。

シュミット夫人は、移住して以来31年間読んできたザ・デイからすべてを教わり、娘の酷い記事も掲載しなかったあなた方を信頼するとハッチソンに伝える。

今度は自分が助ける番だと言うシュミット夫人は、危険が及ぶ可能性をハッチソンから指摘されても、恐れないと伝る。

シュミット夫人の証言を記事にする準備は進み、アレンは、現れたノラに、ザ・デイは歴史を閉じるが、素晴らしい最終版が印刷されると伝える。

印刷室にいたハッチソンは、現れたノラに気づきながら、リエンツィからの電話に出る。

シュミット夫人のことを訊かれたハッチソンは、20万ドルの他に日記も持参したことをリエンツィに伝えて、彼を驚かせる。

焦るリエンツィから掲載したら殺すと脅されたハッチソンは、それを無視して、輪転機を作動させる指示を出す。

印刷が始まった音を電話越しに訊いたリエンツィは、ハッチソンから万事休すだと言われて愕然とする。

リエンツィのサリー殺害の記事が一面に掲載されたザ・デイは発行され、正義は守られた。


解説 評価 感想

*(簡略ストーリー)
新聞社”ザ・デイ”の発行人マーガレット・ギャリソンと娘たちは、社の売却を決める。
それを知った編集長のエド・ハッチソンは、思い留まるようにとマーガレットを説得し、ザ・デイの消滅を阻止しようとする。
ショーガールの殺害事件などが世間を騒がせる中、それにギャングのボス、リエンツィが関与している可能性を知ったハッチソンは、正義を貫くために、危険を覚悟して取材し報道しようとするのだが・・・。
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キー・ラーゴ」(1948)などの脚本家として活躍し、1950年のケイリー・グラント主演作「危機の男」で監督デビューしたリチャード・ブルックスが、ハンフリー・ボガートを主演に起用し、脚本を兼ねて監督した作品。

買収問題の混乱の中で、報道の自由と正義を貫こうとする、新聞社の編集長と記者たちの巨悪との戦いを描く、社会派ドラマであるフィルム・ノワールの秀作。

廃刊の可能性がある歴史ある新聞社が、その危機の中で社会悪の追及を続けようとする姿を、リチャード・ブルックスのシャープで力強い演出と見事な脚本により描かれた見応えある作品。

各専門記者が活躍する新聞社の内情や、社会情勢を考慮しながら部下をまとめる”指揮官”として、その役目を果たそうとする編集長の戦いがリアルに描かれている。

主演のハンフリー・ボガートは、離婚問題を抱え、社の買収の混乱にも拘わりながら、社会正義のために信念を貫こうとする悪に屈しない編集長を見事に演じている。

新聞社の発行人であり、買収問題で苦悩しながら編集長を信じて支えるエセル・バリモア、仕事一筋の主人公との関係を断とうとするものの、編集長としての彼の社会への貢献を認める元妻キム・ハンター、主人公の忠実な部下である編集部のエド・ベグリー、ギャングに痛めつけられる記者のウォーレン・スティーヴンス、主人公と対決するギャングのボス役マーティン・ガベル、彼と関係していたショーガールの兄で、主人公に情報を提供するジョー・デ・サントス、彼に接触するスポーツ記者のポール・スチュワート、発行人の娘で新聞社の売却に賛成するジョイス・マッケンジーフェイ・ベイカー、その弁護士カールトン・ヤングセルマー・ジャクソン、ショーガール殺害事件を取材する記者のオードリー・クリスティ、ギャングのボスを調べる記者ジム・バッカス、判事のフェイ・ループ、レストランのウェイター長パーリー・ベアー、新聞社のカメラマン役ジョン・ドーセット、資料室のフローレンス・シャーリー、殺されたショーガールの母親カシア・オルザゼフスキ、新聞社を買収するライバル紙の社主レイモンド・グリーンリーフ、殺されたショーガールと関係した新聞社の広告主トム・パワーズ、新聞社の広告担当者トーマス・ブラウン・ヘンリー、主人公の元妻の婚約者で広告会社の経営者フィリップ・テリー、ギャングの殺し屋ジョセフ・ソイヤー、ギャングのボスの弁護士ローレンス・ドブキン、警部のクランシー・クーパー、記者のウィリス・ボーシェイ、ライバル社の編集長ジョセフ・クレハン、コピーボーイで端役で登場するジェームズ・ディーン、ニュースルーム・レポーターのノーマン・リーヴィットなどが共演している。


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