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クレイジー・リッチ! Crazy Rich Asians (2018)

2013年に発表された、ケヴィン・クワンの小説”Crazy Rich Asians”を基に製作された作品。
大富豪の御曹司を愛した平凡な女性の苦悩と恋の行方を描く、監督ジョン・M・チュウ、主演コンスタンス・ウーヘンリー・ゴールディングジェンマ・チャンミシェル・ヨーリサ・ルーオークワフィナ他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:ジョン・M・チュウ

製作
ニーナ・ジェイコブソン
ブラッド・シンプソン
ジョン・ペノッティ
製作総指揮
ティム・コディントン
ケヴィン・クワン
ロバート・フリードランド
シドニー・キンメル
原作:ケヴィン・クワンCrazy Rich Asians
脚本
ピーター・チアレッリ
アデル・リム
撮影:ヴァーニャ・ツァーンユル
編集:マイロン・カースタイン
音楽:ブライアン・タイラー

出演
レイチェル・チュウ:コンスタンス・ウー
ニコラス”ニック”ヤン:ヘンリー・ゴールディング
アストリッド・レオン=テオ:ジェンマ・チャン
シャン・スー・イー:リサ・ルー
ゴー・ペク・リン:オークワフィナ
ゴー・ワイ・ムン:ケン・チョン
エレノア・スン=ヤン:ミシェル・ヨー
アラミンタ・リー:ソノヤ・ミズノ
コリン・クー:クリス・パン
バーナード・タイ:ジミー・O・ヤン
エディ・チェン:ロニー・チェン
アリステア・チェン:レミー・ハイ
オリヴァー:ニコ・サントス
アマンダ”マンディ”リン:ジン・ルージ
フランチェスカ・ショー:カーメン・スー
マイケル・テオ:ピエール・プン
キティ・ポン:フィオナ・シェー
フィオナ・タン=チェン:ヴィクトリア・ローク
フェリシティ・ヤン:ジャニス・コー
ジャクリーン・リン:エイミー・チェン
ニーナ・ゴー:コー・チェン・ムン
P.T.ゴー:カルヴィン・ウォン
ケリー・チュウ:タン・ケン・フア
セリーヌ・シャン:コンスタンス・ラウ
アレクサンドラ”アリックス”ヤン=チェン:セレーナ・タン
レジナルド・オームズビー:ダニエル・ジェンキンス
カルソープ卿:ピーター・キャロル
インタン王女:クリス・アキノ
ラジオ・1・アジア:ケヴィン・クワン
歌手:キナ・グラニス
チャーリー・ウー:ハリー・シャムJr.

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2018年製作 121分
公開
北米:2018年8月15日
日本:2018年9月28日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $174,532,920
世界 $238,539,200


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1995年、ロンドン
雨の中、ホテル”カルソープ”に着いたシンガポール人のエレノア・スン=ヤン(ミシェル・ヨー)は息子のニック、義妹のフェリシティ(ジャニス・コー)と娘のアストリッドを連れてチェックインしようとする。

フロント係と支配人レジナルド・オームズビー(ダニエル・ジェンキンス)は、アジア人であるエレノアとフェリシティを見下し、予約してあると言う彼女らの宿泊を拒む。

電話をすることも断られたエレノアは、外の電話ボックスを使いホテルに戻る。

オームズビーから警察を呼ぶと言われたエレノアは、エレベーターから現れたカルソープ卿(ピーター・キャロル)に迎えられる。

カルソープ卿は、エレノアらをスイートルームに案内するよう支配人に指示し、代々、所有した事業をシンガポールのヤン家に売却したことを伝える。

エレノアが新しいオーナーだとカルソープ卿から知らされたオームズビーは、濡れている床を拭くよう彼女に指示される。
__________

2018年、ニューヨーク
中国系アメリカ人でニューヨーク大学の経済学教授レイチェル・チュウ(コンスタンス・ウー)は、恋人のニコラス”ニック”ヤン(ヘンリー・ゴールディング)の親友のコリン・クー(クリス・パン)とアラミンタ・リー(ソノヤ・ミズノ)の結婚式に出席するため、ニックの故郷シンガポールに旅立つことになる。

バーにいた有名人のニックに気づいた”ラジオ・1・アジア”のセリーヌ・シャン(コンスタンス・ラウ)は、それをSNSで発信してたちまち広まる。
...全てを見る(結末あり)

シンガポール
聖書の勉強をしていたエレノアは、友人のジャクリーン・リン(エイミー・チェン)や義妹のアレクサンドラ”アリックス”ヤン=チェン(セレーナ・タン)らから、ニックが”レイチェル・チュウ”という恋人と戻ることを知らされる。

ニックに電話をしたエレノアは、恋人と来ることを確認して、探りを入れながら話をする。

不動産業を営む母ケリー(タン・ケン・フア)と旅の準備をしたレイチェルは、アジアの中国系はアメリカの中国系とは違うと言われるものの、それを気にしない。

空港に着いたニックとレイチェルは、機内のファーストクラスに案内される。

何かの間違いだと思ったレイチェルは、ヤン家が裕福だと知り驚くが、ニックは、家族の資産は自分のものではないと彼女に伝える。

ニックは、レイチェルから家族のことを訊かれて話をする。

台湾のいとこアリステア・チェン(レミー・ハイ)は映画プロデューサーで、恋人は三流女優キティ・ポン(フィオナ・シェー)だった。

いとこのエディ・チェン(ロニー・チェン)は香港の金融家で、妻のフィオナ(ヴィクトリア・ローク)の実家も富豪だった。

最も親しいいとこのアストリッド・レオン=テオ(ジェンマ・チャン)はオックスフォード大学を首席で卒業し、慈善家であり、女性が憧れるファッション・アイコンだった。

シンガポールチャンギ空港
到着したニックとレイチェルは、迎えに来てくれたコリンとアラミンタに歓迎される。

レイチェルは、初対面のアラミンタとコリンに挨拶する。

4人はマーケットに向かい、夕食を楽しむ。

帰宅したアストリッドは、夫のマイケル(ピエール・プン)が帰っていないことを確認し、使用人たちは彼女が購入してきたものを隠す。

その夜マイケルは、”ジミーチュウ”の靴を見つけたことをアストリッドに伝えて、隠す理由を尋ねる。

平民の出のだということを気にするマイケルは、何でも手に入れられる身分のアストリッドから、起業のお祝いだと言われ、腕時計をプレゼントされる。

翌朝、エレノアの指示でホテルに宿泊していたニックとレイチェルは、その日の予定を確認する。

レイチェルは学友のゴー・ペク・リン(オークワフィナ)に会う予定で、ニックは、夜は親族が集まる祖母シャン・スー・イー(リサ・ルー)に会うことを彼女に伝える。

ゴー家の豪邸に着いたレイチェルは、ペク・リンと母(コー・チェン・ムン)に歓迎され、主人のワイ・ムン(ケン・チョン)や息子P.T.(カルヴィン・ウォン)らと共に食事をする。

ペク・リンらは、レイチェルの恋人がニック・ヤンだと知り驚く。

レイチェルがニックの親友コリン・クーの結婚式に出席することを知ったワン・ムイは、ヤン家とクー家はシンガポールで有数のデベロッパーだと伝える。

ペク・リンは、コリンとアラミンタの結婚式は世紀の大イベントだと話しながら、ヤン家と関係していたレイチェルが何も知らなかったことに驚く。

着ている服がヤン家に相応しくないと言われたレイチェルは、ペク・リンから、クレイジー・リッチな一族が、19世紀に中国から渡り、ジャングルだったシンガポールを大都会にしたことを知らされる。

ニックは普通の青年だと伝えたレイチェルだったが、家族は違うと言うペク・リンのドレスを借りて、ヤン家の大豪邸に送ってもらう。

レイチェルを迎えたニックはペク・リンを紹介され、彼女も会食に誘う。

ニックは、”ゲッカビジン”が咲いたので祖母が皆を招いたことをレイチェルに伝える。

ニックからレイチェルを紹介されたエレノアは、一応、歓迎する。

エレノアは、夫は仕事で上海にいることをレイチェルに伝えて、家族のことを尋ねる。

レイチェルは、父は自分が生まれる前に亡くなり、母はアメリカに移住し、苦労しながら不動産業者になったことなどを話しながら、エレノアの素っ気ない態度が気になる。

アストリッドやマイケル、エディとフィオナにも会ったレイチェルは、おばのアリックスとフェリシティなどをニックから紹介される。

仕事の打ち合わせで忙しそうなマイケルと話をしたアストリッドは、彼が席を外した間に携帯電話の着信メールを見てしまい、マイケルの浮気に気づく。

レイチェルはワインでニックのシャツを汚してしまい、彼が着替える間に、いとこでヤン家の調達係オリヴァー(ニコ・サントス)とペク・リンと話をする。

シャツを着替えるニックはエレノアと話し、将来のことは自分で決めたい考えを伝える。

一年に一度しか咲かないゲッカビジンが披露され、レイチェルは、ニックから祖母スー・イーを紹介される。

翌日、レイチェルはアラミンタのバチェロレッテ・パーティーに参加し、ニックの幼馴染でヤン家の顧問弁護士アマンダ”マンディ”リン(ジン・ルージ)と知り合う。

バチェラー・パーティーは、ニックとコリンの同級生であるバーナード・タイ(ジミー・O・ヤン)の考えで、ヘリコプターで国際水域に向かい、用意された貨物船で派手に騒ぐ。

サムサラ島。
アラミンタは、気に入ったファッションを好きなだけ持ち帰る企画で、皆と大いに盛り上がる。

ラワ島。
コリンと静かな場所で話をしたニックは、彼に婚約指輪を見せて喜んでもらうが、将来のことで意見もされる。

レイチェルは、アマンダがニックの恋人だったことを知る。

コリンから、このままだとすべてを捨てることになると言われたニックは、何も捨てる気はない、恋に落ち結婚したいだけだと伝える。

アマンダは、エレノアに嫌われるのを知りながら来たレイチェルの勇気には関心する。

コリンは、自分の考えを貫けばレイチェルに大変な負担がかかることをニックに伝える。

アマンダの話に耐えきれなくなったレイチェルはその場を去り、アストリッドに出くわして部屋に戻る。

レイチェルは、ベッドに置かれた引き裂かれた魚と、自分を非難する言葉に気づき驚く。

嫌がらせに屈する気はないレイチェルだったがさすがに傷つき、アストリッドに、自分と同じ平民のマイケルの考えを尋ねる。

覚悟して受け流すべきだと助言したアストリッドは、マイケルが浮気していることをレイチェルに話す。

翌日、ニックに不満を訴えるレイチェルは魚の件も話し、家族のことなど何も教えてくれなかった彼を責める。

自分の家族のことなどを気にしないところが、周囲と違っていたと言うニックは、不安にさせたことを謝罪する。

ニックや家族と共に、恒例行事であるスー・イーのギョウザ作りに参加したレイチェルは、エレノアの素敵な緑の指輪が気になり、それについて尋ねる。

ケンブリッジ大学の同級生だった夫からの婚約指輪だと言うエレノアは、情熱を追わずに家族を第一に考えるには努力が必要だとレイチェルに伝える。

レイチェルは、エレノアがスー・イーには何も口答えできないことを知る。

再びレイチェルと話をしたエレノアは、家柄が足りずにスー・イーに好かれず、彼女が家族の指輪を渡すのを拒んだため、夫が緑の指輪を作ったことを伝える。

今のような関係になるには長い年月がかかったと言うエレノアは、その経験から、あなたには無理だとレイチェルに伝える。

ショックを受けたレイチェルは帰りの車の中で、スー・イーに嫌われたエレノアは、息子だけは気に入られるようにと、祖母に自分を預けたことをニックから知らされる。

外からは分からないが、エレノアは家族のために尽くしていると、ニックはレイチェルに伝える。

ペク・リンに会い悩みを話したレイチェルは、結婚式には出たくないことを伝える。

ペク・リンに励まされたレイチェルは立ち向かうことを決心し、オリヴァーの協力を得て、派手なドレスを着て結婚式会場に向かう。

マイケルと結婚式に向かうアストリッドは、息子カシアンの誕生日も出張すると言う彼に、浮気のことを追及する。

自分が努力しても一生、釣り合わないと考えているので、買った靴や宝石を隠していると言われたアストリッドは、マイケルが車を降りてしまったために悲しむ。

エレノアに挨拶したレイチェルは、自分の近くの席はないと言われ、インタン王女(クリス・アキノ)に話しかけて、彼女に気に入られる。

それが気になるエレノアは、スー・イーがアストリッドに伴われて現れたために驚く。

コリンの付添人の準備をするニックは、隠れていると思ったレイチェルが、前列でインタン王女と談笑している姿を見て頼もしく思う。

式は始まり、見つめ合うレイチェルとニックは、愛を確かめる。

アラミンタとコリンの結婚式は無事に終わり、盛大なパーティーが開かれる。

楽しんでいたニックとレイチェルは、スー・イーとエレノアに呼ばれる。

スー・イーはレイチェルに対し、孫は利用させないと率直に伝える。

エレノアは私立探偵を雇い調査した結果を話し、レイチェルの父親が死んだのはウソで、現在でも中国にいることを伝る。

母親のケリーは他の男性の子を身ごもり、夫に内緒でアメリカに逃げたという報告書をエレノアはニックに見せる。

エレノアから、隠し事をする家族とは付き合えないと言われたレイチェルは戸惑う。

こちらから断るとエレノアに伝えたレイチェルはその場を去り、ニックは彼女を追おうとする。

ニックは、追えば恥をかき戻れないと言うスー・イーの言葉を無視して、レイチェルを追う。

スー・イーは、ニックをアメリカに行かせたエレノアを非難する。

ペク・リンの家に向かったレイチェルは部屋に閉じこもり、ニックからの電話にも出ようとしない。

アメリカから来てくれたケリーと話をしたレイチェルは、母が夫に虐待され、同級生の慰めが愛に変わり妊娠をしたことを知る。

夫に殺されることを恐れ、赤ん坊のレイチェルを連れてアメリカに向かったことを話したケリーは、自分をシンガポールに呼んだのはニックだとレイチェルに伝える。

ケリーは、帰国したいと言うレイチェルに、その前にニックに会うべきだと伝える。

レイチェルに会ったニックは謝罪し、家族を捨ててでも一緒にいたいと言って彼女にプロポーズする。

その後、レイチェルはエレノアを麻雀に誘い、家族との関係を壊さないようにニックのプロポーズを断ったことを伝え、彼女が勝てるように牌を捨てる。

ニックを愛していると言うレイチェルは、二度も母親を失わせたくないと伝える。

レイチェルは、あなたの基準に合う人とニックが結婚して、ゲッカビジンの咲く夜に小鳥がさえずり孫と遊べたとしたら、貧しいシングルマザーに育てられた移民である自分のおかげだとエレノアに伝えて、勝たせたことを示す牌を見せる。

席を立ったレイチェルは、待っていたケリーと共にその場を去る。

アストリッドは、出て行くつもりのマイケルに、問題は自分の資産ではなく、家族のために諦めずに戦わなかったことが結婚生活を破綻させた理由だと言って、カシアンを連れて去ることを伝える。

ペク・リンは、巨万の富を逃しても筋を通したレイチェルの行為を支持し、P.T.と共に彼女を見送る。

エレノアは、ニックと話し合う。

アストリッドは、隠していた高価なイヤリングをつけてその場を去る。

チャンギ空港
ニックは、アメリカに向かう便の機内で、ケリーと共にフライトを待つレイチェルを見つける。

乗客の邪魔をしてしまい謝罪するニックは、エレノアの祝福を意味する緑の指輪を見せて、レイチェルにプロポーズする。

涙するレイチェルは、それを受け入れてニックとキスし、ケリーや乗客に祝福される。

マリーナベイ・サンズ
ニックとレイチェルは婚約パーティを開く。

2人は家族や友人に迎えられ、エレノアはレイチェルを見つめながら頷く。

バーにいたアストリッドと元恋人のチャーリー・ウー(ハリー・シャムJr.)は、互いを意識する。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
中国系アメリカ人でニューヨーク大学の経済学教授レイチェル・チュウは、恋人のニックに誘われて、彼の故郷シンガポールに向かうことになる。
ニックの親友コリンとアラミンタの結婚式に出席する2人は、現地に到着する。
レイチェルは学友のペク・リンに会いに行き、彼女と家族から、恋人のニックが、シンガポールを作った大富豪ヤン家の御曹司だと知り驚く。
ニックに家族を紹介されたレイチェルは、彼の母親エレノアに歓迎されていない雰囲気を感じながらも、ニックと共に楽しもうとするのだが・・・。
__________

ケヴィン・クワンのベストセラー小説”Crazy Rich Asians”を基に製作された作品。

シンガポールの大富豪の御曹司を愛した平凡な中国系アメリカ人女性の苦悩と恋の行方を描くロマンチック・コメディ。

キャスト、スタッフの殆どがアジア系で製作されたワーナー・ブラザーズの作品であり、それが、「ジョイ・ラック・クラブ」(1993)以来の試みとして話題になった。

超リッチな大富豪の生活や、国際都市シンガポールの街並みや自然などの美しい映像が印象に残る。

本作は批評家に絶賛されたものの、起用した俳優やシンガポール人の描写などを問題視する声が上がり論争となった。

ハリウッド映画である本作が、上記のような理由で論争になるのは、気持ちは分からないでもないが過剰反応だと思う。

日本を舞台にしたハリウッド映画を例にとっても、何十年経っても日本文化の描写はまともとは思えないものばかりであり、世界や多くの西洋人向けに製作される作品であれば仕方がないことだ。

そんな問題はさて置き、3000万ドルで製作された本作は、北米興行収入約1億7500万ドル、全世界では約2億3900万ドルの大ヒットとなった。

恋人が超リッチだと知り、様々な問題に直面して戸惑いながらも自分なりに対処するヒロインを好演するコンスタンス・ウー、その恋人である大富豪の御曹司ヘンリー・ゴールディング、彼の最も親しいいとこジェンマ・チャン、彼女の夫で、平民であるため身分が違うことを気にするピエール・プン、ヤン家の長老であるニック(ヘンリー・ゴールディング)の祖母リサ・ルー、ヒロインを歓迎しないニックの母親を印象深く演ずるミシェル・ヨー、ヒロインを励ます学友のオークワフィナ、その父親ケン・チョン、その妻コー・チェン・ムン、その息子カルヴィン・ウォン、ニックの親友クリス・パン、その婚約者ソノヤ・ミズノ、ニックの同級生で富豪のジミー・O・ヤン、ニックのいとこロニー・チェン、その妻ヴィクトリア・ローク台湾の映画プロデューサー、レミー・ハイ、その恋人で女優のフィオナ・シェー、ニックのいとこでヤン家の調達係ニコ・サントス、ヤン家の顧問弁護士でニックの元恋人ジン・ルージ、その母親でニックの両親の学友エイミー・チェン、ニックの元恋人カーメン・スー、ニックのおばでアストリッド(ジェンマ・チャン)の母親ジャニス・コー、ニックのおばセレーナ・タン、ヒロインの母親タン・ケン・フア、”ラジオ・1・アジア”のゴシッパー、コンスタンス・ラウロンドンのホテルの支配人ダニエル・ジェンキンス、そのホテルをヤン家に売却するオーナーのピーター・キャロル、王族の王女クリス・アキノ、歌手のキナ・グラニス、アストリッドの元恋人ハリー・シャムJr.などが共演している。


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