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ロード・トリップ College Road Trip (2008)

過保護な父親が娘の大学入学面接に同行する旅で巻き起こす騒動を描く、主演マーティン・ローレンスレイヴン・シモーネキム・ホイットリー他共演、監督ロジャー・カンブルによる爆笑コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ロジャー・カンブル

製作:アンドリュー・ガン
脚本
エミ・モチズキ
キャリー・エヴァンズ
シンコ・ポール

ケン・ダウリオ
撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ
編集:ロジャー・ボンデリ
音楽:エド・シェアマー

出演
ジェームズ・ポーター:マーティン・ローレンス

メラニー・ポーター:レイヴン・シモーネ
ミシェル・ポーター:キム・ホイットリー
ダグ・グリーンハット:ダニー・オズモンド
ナンシー・カーター:ブレンダ・ソング
トレイ・ポーター:エシャイヤ・ドラパー
ケイティ:マーゴ・ハーシュマン
ウェンディ・グリーンハット:モリー・エフレイム
ポーター夫人:アーネティア・ウォーカー
スクーター:ルーカス・グラビール
オマリー:ウィル・サッソー
ハンター:ユージン・ジョーンズ
アーカーラ:ジョシュ・マイヤーズ

アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

2008年製作 83分
公開
北米:2008年3月7日
日本:未公開
製作費 $
北米興行収入 $45,588,610
世界 $51,549,670


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シカゴ
警察署長ジェームズ・ポーター(マーティン・ローレンス)は、娘メラニー(レイヴン・シモーネ)を溺愛するあまりに、”いちばん近い”ということを、進学先の大学を選ぶ第一条件に決めていた。

そこで、ジェームズは自宅から40マイルしか離れていない、”ノースウェスタン大学”にメラニーを入学させようとしていた。

それが夢だったジェームズは、メラニーの大学合格を知るものの、彼女は”ジョージタウン大学”に推薦されることになり面接の報せが届く。

メラニーは、母ミシェル(キム・ホイットリー)と共にそれを喜ぶが、ジェームズは、1000キロも離れたワシントンD.C.の大学に行かせることに賛成できるはずがなかった。

親友のナンシー・カーター(ブレンダ・ソング)、ケイティ(マーゴ・ハーシュマン)がピッツバーグに向かうために、メラニーは、それに便乗してワシントンD.C.に向かうことを考える。

それも許せないジェームズは、3日間の休暇を取り、パトカーでメラニーと共にワシントンD.C.に出発する。
...全てを見る(結末あり)

ジェームズの親ばかぶりに迷惑至極のメラニーは、途中”ノースウェスタン大学”の見学ツアーに付き合わされる。

ある学生に、メラニーの見学を任せたジェームズだったが、彼女はその学生が父の部下だということに気づく。

結局は、ジェームズの、”ジョージタウン大学”を諦めさせる作戦は失敗し、仕方なく二人は、ナンシーらに合流するためにピッツバーグを目指す。

渋滞に巻き込まれ、GPSを使い迂回したジェームズだったが、山道でタイヤがパンクしてしまう。

そこでジャームズは、車に息子トレイ(エシャイヤ・ドラパー)とペットの仔ブタのアルバートが潜んでいたことに気づく。

その後ジャームズ、ジャッキを上げ過ぎて車が横転してしまい、インディアナ州に入ったところでなんとかホテルにたどり着く。

ペット禁止のホテルに、アルバートを忍び込ませたのはよかったが、ジェームズの捨てたコーヒー豆を食べたアルバートが暴れ始め、部屋から逃げてしまう。

アルバートは、裏庭で行われていた結婚式に乱入してしまい、式を台無しにしてしまう。

翌日、ジェームズらは、”ノースウェスタン大学”の見学ツアーで一緒だった、仲の良い父娘のダグ・グリーンハット(ダニー・オズモンド)とウェンディ(モリー・エフレイム)と出くわし、彼らの車に便乗させてもらうことになる。

テンションの高いグリーンハット父娘に驚きながら、ジェームズは、メラニーの受けようとするプログラムには、日本に行くことが含まれていることを知る。

バスターミナルでグリーンハットらに別れを告げたジェームズらは、日本人のツアーバスに乗せてもらう。

途中ジェームズは、自分が娘を思う気持ちとは裏腹に、大学や日本行きを、相談されることのなかったことにショックを受ける。

ジェームズの気持ちを察したメラニーは、二人の思い出の歌を歌い父を慰めて、父娘は心を通わせる。

ピッツバーグ
母(アーネティア・ウォーカー)の住む実家に着いたジェームズだったが、メラニーは迎えに来たナンシーとケイティとで出かけてしまう。

その夜、メラニーが泊る予定の、ケイティの姉の女子寮に電話をしたジェームズは、彼女の危険を察し寮に向かう。

寮に忍び込んだジェームズは、ベッドの下にもぐりこみ夜を過ごし、メラニーの会話で彼女が自分を理解していることを知り安堵する。

翌朝、ジェームズは寝過ごしてしまい、侵入者と間違われて構内の警備室に拘留されてしまう。

それを知ったメラニーはジェームズの元に向かうが、彼女は再び父が過剰反応をしたことを知り憤慨し、その場を立ち去ってしまう。

釈放されたジェームズは、母親に娘を信じてやるべきだと説教をされてしまう。

ジェームズは空港に向かい、予定の便に乗り遅れたメラニーを見つけて謝罪し、彼女の夢を実現させるためにワシントンD.C.に向かおうとする。

二人は、気づかずに、スカイダイビング・チームの訓練機に便乗してしまう。

パラシュート降下することになった二人は、仕方なく飛び降りてゴルフ場に降りるが、ぶち壊しにした結婚式の花嫁の父親に激突してしまう。

カートで逃走した二人は、何とか入学審査の面接に間に合い、そしてメラニーは見事にジョージタウン大学に合格する。

学生寮に向かったメラニーは、自分の影響で同大に入学したウェンディが隣の部屋だと知り、ジェームズは彼女の父ダグの出現に驚く。

そして、ジェームズとミシェルは、メラニーに別れを告げ独り立ちする娘を見送る。

3ヶ月後。
感謝祭のために帰郷したメラニーが、男子学生と一緒に日本に行くということを知ったジェームズは驚く。

そして、その場にいたダグは娘ウェンディに、恋人スクーター(ルーカス・グラビール)と結婚すると言われ、逆上して彼に飛び掛る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
警察署長のジェームズ・ポーターは、溺愛する娘のメラニーを近隣の”ノースウェスタン大学”に入学させることを決めていた。
ジェームズの夢は叶うが、メラニーは”ジョージタウン大学”入学のチャンスに飛びついてしまう。
1000キロも離れた大学入学を許すわけにいかないジェームズはメラニーと共に大学のあるワシントンD.C.に向かうことを決める。
メラニーは、父親の行動を迷惑に思いながらも仕方なくジェームズと目的地に向かう。
ギクシャクしながらも、次第に心が通い合うようになった二人は、ピッツバーグのジェームズの実家に到着する。
しかしジェームズは、再び娘の信頼を裏切る行き過ぎた行動に出て騒動を起してしまう・・・。
__________

娘を溺愛する、父親の過保護振りを極端に描いた爆笑コメディだが、ディズニー作品ということもあり、”下品”な振る舞いが似合うマーティン・ローレンスの過激度抑えた作品になっている。

バカバカしいと言えばそれまでだが、この手の作品に深い追求は必要ないことは言うまでもなく、娘を引き止めるための主人公の様々な工作などは単純に楽しめる。

上記のように、ややパンチが足りない雰囲気もあるが、親ばか振りがなんとも微笑ましいマーティン・ローレンスの奮闘は見ものだ。

過保護な父親に苦労する、歌も披露してくれるレイヴン・シモーネ、大らかな気持ちで娘を見守る母親役のキム・ホイットリー、同じような娘を持つテンションの高い男性ダニー・オズモンド、その娘モリー・エフレイム、婚約者のルーカス・グラビール、メラニー(R・シモーネ)の親友役のブレンダ・ソングマーゴ・ハーシュマン、インテリ少年の弟エシャイヤ・ドラパー、主人公の母親役アーネティア・ウォーカー、主人公の部下ウィル・サッソーなどが共演している。


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