サイトアイコン That's Movie Talk!

でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード Clifford the Big Red Dog (2021)

巨大化した子犬と飼い主の少女が巻き起こす騒動を描く、監督ウォルト・ベッカー、主演ダービー・キャンプジャック・ホワイトホールトニー・ヘイルシエンナ・ギロリーデヴィッド・アラン・グリアラッセル・ウォンジョン・クリーズ他共演のファンタジー・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:ウォルト・ベッカー
製作
ジョーダン・カーナー
イオレ・ルッケーゼ
製作総指揮
ブライアン・オリヴァー
ブラッドリー・J・フィッシャー
ヴァレリー・アン
ブライアン・ベル
ケイトリン・フリードマン
デボラ・フォート
リサ・クルニッチ
原作:ノーマン・ブリッドウェルおおきいあかい クリフォード
原案
ジャスティン・マレン
エレン・ラポポート
脚本
ジェイ・シェリック
デヴィッド・ロン
ブレイズ・ヘミングウェイ
撮影:ピーター・ライオンズ・コリスター
編集:サブリナ・プリスコ
音楽:ジョン・デブニー

出演
エミリー・エリザベス・ハワード:ダービー・キャンプ
ケイシー・ポーター:ジャック・ホワイトホール
ザック・ティエラン:トニー・ヘイル
マギー・ハワード:シエンナ・ギロリー
パッカード:デヴィッド・アラン・グリア
ユー:ラッセル・ウォン
ブリッドウェル:ジョン・クリーズ
オーウェン・ユー:アイザック・ワン
獣医:キーナン・トンプソン
クルーラーマン夫人:トヴァ・フェルドシュー
アロンゾ:ポール・ロドリゲス
マリク ラッセル・ピーターズ
ジャーヴィス:キース・イーウェル
フローレンス:ミア・ロン
ラウル:ホレイショ・サンズ
ルシール:ロージー・ペレス
アルバート:アレックス・モファット
コレット:ジェシカ・キーナン・ウィン
ペトラ:シオバン・ファロン・ホーガン
ワトキンス警察署長:タイ・ジョーンズ
ジャーヴィス夫人:ベア・アレン・ブレイン

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2021年製作 96分
公開
北米:2021年11月10日
日本:2022年1月21日
製作費 $64,000,000
北米興行収入 $48,947,360
世界 $107,347,360


ストーリー
ニューヨーク
廃墟の工場にいた赤い子犬は、隠れていたために動物管理センターの職員に見つからず、家族だけが連れ去られ置き去りにされる。
イギリス人の母親マギー・ハワード(シエンナ・ギロリー)と暮らす12歳のエミリー(ダービー・キャンプ)は、学校でフローレンス(ミア・ロン)にイジメられていた。
弁護士のアシスタントのマギーは、シカゴ出張で家を留守にすることになる。
工場から出られた子犬は、公園で老人ブリッドウェル(ジョン・クリーズ)に親切にしてもらう。
エミリーは、マギーの弟でトラックの荷台で暮らす自堕落なケイシー・ポーター(ジャック・ホワイトホール)を嫌っていたが、留守中に自分の世話をすることを知りショックを受ける。
翌朝、ケイシーと学校に向かうエミリーは、ブリッドウェルが公園で運営している動物救援所に興味を持つ。
エミリーとケイシーを歓迎したブリッドウェルは、赤い子犬が気に入ったエミリーに、愛情に応じてその犬が成長すると伝える。
ケイシーに飼うことを反対されたエミリーは、子犬を諦めて学校に向かう。
エミリーは、フローレンスに嫌味を言われるものの、慰めてくれた少年オーウェン・ユー(アイザック・ワン)と仲良くなる。
帰宅したエミリーは、バックパックの中に子犬がいることに気づき、クリフォードと名付ける。
クリフォードを見て驚いたケイシーは、仕方なく一晩だけ預かりブリッドウェルに返すと言って、エミリーを納得させる。
クリフォードと別れたくないエミリーは悲しみ、抱きしめてベッドで一緒に眠る。
翌朝、クリフォードは巨大な犬に成長していた。
驚いたエミリーとケイシーは、アパートの管理人パッカード(デヴィッド・アラン・グリア)が来たためにクリフォードを隠して見つからずに済む。
エミリーとケイシーは、クリフォードを連れ出しバンに乗せて獣医に診せ、その後、ブリッドウェルを捜し返すことにする。
心配してきたオーウェンや付近の住人がクリフォードに気づき、その場は騒ぎになる。
バイオテクノロジー企業”ライフェグロ”のCEOザック・ティエラン(トニー・ヘイル)は、車内の研究結果に満足できなかった。
ティエランは、弁護士のコレット(ジェシカ・キーナン・ウィン)から、巨大な犬がネット上で話題になっていることを知らされ、それを捕獲しようとする。
エミリーとケイシーは、ティエランがクリフォードを会社の所有物と主張したため、何とかそれを阻止しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想

1963年に発表されシリーズ化している児童文学ノーマン・ブリッドウェルおおきいあかい クリフォード”を基に製作された作品。

コメディを得意とするウォルト・ベッカーが監督し、主演はダービー・キャンプジャック・ホワイトホールトニー・ヘイルシエンナ・ギロリーデヴィッド・アラン・グリアラッセル・ウォンジョン・クリーズなどが共演した作品。

巨大化した子犬と飼い主の少女が巻き起こす騒動を描くファンタジー・コメディ。

北米興行収入は約4900万ドル、全世界では1億ドルを超すヒットとなり、続編も企画されている。

冒頭で赤い子犬がCGであることがやや気になるが、その後、巨大化して大活躍する映像は違和感なくなかなか楽しめる。

原作の魅力を伝えきれていないことなどが原因で、批評家の評価は思わしくなかったものの、心温まるファンタジックな内容は若年層には支持された。

学校ではイジメられる内気な少女だが、巨大化した犬クリフォードとの出会いで成長するダービー・キャンプ、その叔父で主人公と共にクリフォードを守るジャック・ホワイトホール、クリフォードを手に入れようとするバイオテクノロジー企業のCEOトニー・ヘイル、主人公の母親シエンナ・ギロリー、アパートの管理人デヴィッド・アラン・グリア、主人公の友人アイザック・ワン、その父親ラッセル・ウォン、主人公にクリフォードを与えた魔法を使う動物救援者ジョン・クリーズ、獣医のキーナン・トンプソン、主人公と同じアパートに住む隣人トヴァ・フェルドシューラッセル・ピーターズ、ボデガの店主ポール・ロドリゲス、その店員ホレイショ・サンズ、クリフォードが転落から救った男性キース・イーウェル、主人公をイジメる少女ミア・ロン、動物病院の受付ロージー・ペレス、ティエラン(トニー・ヘイル)の部下アレックス・モファット、ティランの弁護士ジェシカ・キーナン・ウィン、ユー(ラッセル・ウォン)のメイド役シオバン・ファロン・ホーガン、警察署長のタイ・ジョーンズ、弁護士のベア・アレン・ブレインなどが共演している。


モバイルバージョンを終了