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セレステ&ジェシー Celeste and Jesse Forever (2012)

友人関係を保ちながら別居する夫婦の愛の姿を描く、脚本、主演ラシダ・ジョーンズアンディ・サムバーグクリス・メッシーナイライジャ・ウッドエマ・ロバーツ他共演、監督リー・トランド・クリーガーによるロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:リー・トランド・クリーガー

製作
リー・ネルソン

ジェニファー・トッド
スザンヌ・トッド
脚本
ラシダ・ジョーンズ

ウィル・マコーマック
撮影:デヴィッド・ランゼンバーグ
編集:ヤナ・ゴルスカヤ
音楽
サニー・レヴィン

ザック・カウイー

出演
セレステ・マーティン:ラシダ・ジョーンズ

ジェシー・エイブラムス:アンディ・サムバーグ
ポール:クリス・メッシーナ
ベス:アリ・グレイナー
スコット:イライジャ・ウッド
スティーヴ・タッカー:エリック・クリスチャン・オルセン
ライリー・バンクス:エマ・ロバーツ
スキルツ:ウィル・マコーマック
ヴェロニカ:レベッカ・ダヤン

アメリカ 映画
配給 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス

2012年製作 92分
公開
北米:2012年8月3日
日本:2013年5月25日
製作費 $840,000
北米興行収入 $3,094,810


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロサンゼルス
ハイスクール時代に出会い、恋に落ちて結婚したセレステ・マーティン(ラシダ・ジョーンズ)とジェシー・エイブラムス(アンディ・サムバーグ)は、友人のような関係を維持しつつ別居して隣に住みながら離婚を考えていた。

そんな二人の様子を見た友人のベス(アリ・グレイナー)とスティーヴ・タッカー(エリック・クリスチャン・オルセン)は異常だと言い放つ。

セレステとジェシーは、ベスとスティーヴこそおかしいと考え、気にすることはなかった。

メディア・カンパニーを経営し、トレンド・アナライザーとして成功しているセレステは、ビジネス・パートナーのスコット(イライジャ・ウッド)が、ポップ・スターのライリー・バンクス(エマ・ロバーツ)と契約したことをよく思わない。
...全てを見る(結末あり)

売れないアーティストのジェシーが、若い女性とデートすることを知ったセレステは喜ぶものの、それが気になる。

あることがきっかけで気分を害したジェシーと、出張のため連絡取れなかったセレステは2週間ぶりに彼に会う。

ジェシーは、ある女性との間に子供ができたことをセレステに伝える。

数週間前に、セレステも本屋で会っていた女性ヴェロニカ(レベッカ・ダヤン)とジェシーは、3カ月前に付き合っていたということだった。

自分達の関係を考えればそれを許せるものの、セレステは動揺してしまう。

数日後、セレステは、ヨガ教室でポール(クリス・メッシーナ)に声をかけられる。

セレステは、金融アナリストだというポールを相手にしない。

何人かの相手とデートをするものの、今一、気分が乗らないセレステはジェシーが気になる。

ジェシーに会ったセレステは、ヴェロニカが良い母親になると言われ、離婚届にサインを求められ、それに同意する。

あるパーティーでポールに会ったセレステは、以前よりはまともに対応して楽しみ、その後も誘われてデートする。

ある日、会いたいというジェシーと話したセレステは、彼が自分以外の女と子供を持つことを後悔していることを知る。

そんな時、ライリーの新曲ロゴのデザインが猥褻だと言われて問題になる。

ネット上で、ジェシーとヴェロニカの幸せそうな写真を見たセレステは気落ちする。

ジェシーに会ったセレステは、こんな状況になったのは自分の責任だと言って謝罪し、一緒に住みたいことを伝える。

それが無理だとジェシーに言われたセレステは、彼と口論になり別れる。

セレステは、友人スキルツ(ウィル・マコーマック)に励まされるものの、生活が乱れ始める。

嫌っていたライリーが、同じような境遇だと知ったセレステは彼女を慰め心が通い合うようになる。

ロードアイランド州。
ベスとスティーヴの結婚式に出席したセレステは、スピーチで自分の気持ちを語ってしまう。

その場にいたジェシーはセレステに話しかけて、二人は楽しかった過去を思い出す。

仕事に戻ったセレステは、ライリーがゲイに受けることに気づき、彼女が大スターになれる可能性をスコットに伝える。

離婚の手続きを済ませたセレステとジェシーは、お互いが幸せになることを願い愛を伝える。

そしてセレステは、連絡を待つと言われていたポールに電話して、彼との生活を考える。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ハイスクール時代に出会い恋に落ち結婚したセレステとジェシーは、友人のような関係を保ちながら、離婚を前提に隣同士で暮らす不思議なカップルだった。
メディア・カンパニーを経営して成功しているセレステに対して、売れないアーティストのジェシーだったが二人の良好な関係は続く。
そんな二人を、友人ベスやスティーヴは理解できないのだが、セレステとジェシーはそれを全く気にしない。
そんな時、他の女性との間に子供ができたことを知らされたセレステは、流石に動揺してしまう・・・。
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基本的な考えが永遠に”親友”でいたいという、そのため離婚を決意した夫婦の話・・・、普通の感覚では理解できない状況ではあるものの、自ら起業したキャリアウーマンとアーティストのカップルの考えということで納得して観ないと話が進まない。

既に”クインシー・ジョーンズの娘”と特別扱いはされないラシダ・ジョーンズが、才女らしい才能を発揮して製作、脚本、主演を兼ねる、彼女の意欲が窺える作品でもある。

既に30歳も半ば過ぎのラシダ・ジョーンズは、自身の体験を基にした物語と言うこともあり、バリバリの起業家を貫録さえ見せ熱演し、揺れ動く女心も細やかに演じ、表情が良いのが印象的だ。

売れないアーティストの夫アンディ・サムバーグ、主人公に言い寄るクリス・メッシーナ、主人公の共同経営者イライジャ・ウッド、主人公の友人役アリ・グレイナーエリック・クリスチャン・オルセンウィル・マコーマック、若いポップ・スター役エマ・ロバーツ、夫の恋人レベッカ・ダヤンなどが共演している。


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