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西部のガンベルト Carson City (1952)

反対派の妨害に遭いながら鉄道建設を進める技師の戦いを描く、監督アンドレ・ド・トス、主演ランドルフ・スコットルシール・ノーマンレイモンド・マッセイ他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:アンドレ・ド・トス
製作:
ブライアン・フォイ
デヴィッド・ワイスバート
原案:スローアン・ナイブレイ
脚本
スローアン・ナイブレイ
ウィンストン・ミラー
撮影:ジョン・W・ボイル
編集:ロバート・L・スワンソン
音楽:デヴィッド・バトルフ

出演
サイレント・ジェフ・キンケイド:ランドルフ・スコット
スーザン・ミッチェル:ルシール・ノーマン
A.J.”ビッグ”ジャック・デイヴィス:レイモンド・マッセイ
アラン・キンケイド:リチャード・ウェッブ
ジム・スクワイアズ:ジェームズ・ミリカン
ウィリアム・シャロン:ラリー・キーティング
ヘンリー・ドッドソン:ジョージ・クリーブランド
ハードロック・ハガティ:ウィリアム・ハーデ
ジーク・ミッチェル:ドン・ベドー
チャールズ・クロッカーサーストン・ホール
ヘンリー:ヴィンス・バーネット

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1952年製作 87分
公開
北米:1952年6月13日
日本:1962年7月31日


ストーリー
サンフランシスコの銀行家ウィリアム・シャロン(ラリー・キーティング)の金塊が、駅馬車で輸送中に盗賊団に奪われる。
シャロンら乗客に危害は加えられず、犯人が、食べ物とシャンパンを乗客に提供するという犯行だった。
それを指示したのは、鉱山所有者のA.J.”ビッグ”ジャック・デイヴィス(レイモンド・マッセイ)で、部下のジム・スクワイアズ(ジェームズ・ミリカン)が強盗を実行していた。
シャロンは、”セントラル・パシフィック鉄道”の創設者チャールズ・クロッカーサーストン・ホール)に相談し、ネバダ州のバージニア・シティからカーソン・シティへの鉄道を建設させて、金を安全に輸送することを考える。
そこで、鉄道技師のサイレント・ジェフ・キンケイド(ランドルフ・スコット)が雇わる。
シャロンと共にカーソン・シティに着いたジェフは、弟アラン(リチャード・ウェッブ)が働く新聞社の経営者ジーク・ミッチェル(ドン・ベドー)の娘スーザン(ルシール・ノーマン)と再会する。
ジェフは、10年ぶりに会ったスーザンが誰か分からず、アランとの再会を喜ぶ。
アランと幼馴染のスーザンだったが、ジェフに惹かれていた。
鉄道建設に関する集会が開かれ、ジークやヘンリー・ドッドソン(ジョージ・クリーブランド)そしてビッグは、建設に反対する。
ジェフは、ジークが鉄道に反対していることを知るが、立場の違いを理解していた。
酒場に向かったジェフは鉄道反対派のデイヴィスと話し、互いを牽制する。
ジークが新聞の紙面で鉄道建設を反対する中、ジェフは、予定通り工事を始めるのだが・・・。


解説 評価 感想
ハンガリー出身のアンドレ・ド・トスが監督し、主演はランドルフ・スコットルシール・ノーマンレイモンド・マッセイなどが共演した作品。

反対派の妨害に遭いながら鉄道建設を進める技師の戦いを描く西部劇。

西部開拓時代の鉄道建設が物語のテーマであり、岩山を当時の技術と機械で掘削していく様子などが興味深い。
また、地崩れ(妨害工作)でトンネルに閉じ込められた主人公らを助けるために、人々が一丸となって作業するシーンなども見応えある。

主演のランドルフ・スコットは、反対派の妨害に遭いながらも鉄道建設を続け、悪党にも立ち向かう逞しい技師を熱演している。

主人公に惹かれる新聞社の経営者の娘ルシール・ノーマン、強盗団の黒幕である鉱山所有者で鉄道建設を妨害するレイモンド・マッセイ、その部下ジェームズ・ミリカン、一時は兄と対立する主人公の弟リチャード・ウェッブ、鉄道建設を進める銀行家のラリー・キーティング、鉄道反対派のジョージ・クリーブランド、鉄道工事の現場監督ウィリアム・ハーデ、鉄道反対派の新聞社の経営者ドン・ベドー、”セントラル・パシフィック鉄道”の創設者チャールズ・クロッカーサーストン・ホール、主人公の友人ヴィンス・バーネットなどが共演している。


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