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映画 フェーズ6 Carriers (2009) | That's Movie Talk!
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フェーズ6 Carriers (2009)

ウィルス感染により人類滅亡の危機に直面した若者達の運命を描く、監督アレックス・パストールダビ・パストール、主演クリス・パインルー・テイラー・プッチパイパー・ペラーボ他共演のサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督
アレックス・パストール

ダビ・パストール
製作
レイ・アンジェリク
アンソニー・ブレグマン
脚本
アレックス・パストール

ダビ・パストール
撮影:ブノワ・デビエ

編集:クレイグ・マッケイ
音楽:ピーター・ナシェル

出演
ブライアン・グリーン:クリス・パイン
ダニー・グリーン:ルー・テイラー・プッチ
ボビー:パイパー・ペラーボ
ケイト:エミリー・ヴァンキャンプ
フランク・ハロウェイ:クリストファー・メローニ
ジョディ・ハロウェイ:キーナン・シプカ
医師:マーク・モーゼス

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ヴァンテージ

2009年製作 84分
公開
北米:2009年9月4日
日本:2010年4月24日
北米興行収入 $104,350
世界 $5,802,420


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
街道を走る一台の車には、ブライアン・グリーン(クリス・パイン)と弟のダニー(ルー・テイラー・プッチ)、ブライアンの恋人ボビー(パイパー・ペラーボ)とダニーの女友人ケイト(エミリー・ヴァンキャンプ)が乗っていた。

和気藹々とドライブを続ける4人だったが、車で道路を塞いでいたフランク・ハロウェイ(クリストファー・メローニ)に気づく。

ブライアンは、ガソリンを分けてくれとフランクに頼むが、彼の娘ジョディ(キーナン・シプカ)が”感染者”らしいため、4人はその場を逃れる。

その後、車が故障してしまったブライアンは、危険を承知でフランク父娘の元に戻り、車を奪うことを考える。
...全てを見る(結末あり)

ウイルスの蔓延で人々が死滅している中、安全地帯を求め、子供時代によく連れて行かれた南西部の”タートル・ビーチ”に向かっていたブライアンらは、新薬が開発されたらしいというフランクの言葉を信じて、行動を共にすることになる。

フランクとジョディを後部座席に隔離した4人は、車内を漂白剤で消毒して出発する。

その夜は野営したブライアンらは、翌日、危険区域の街に向かう。

救急対応センターになっている高校に向かった一行は、ボビーとジョディを車に残し、新薬が存在するかを調べる。

確かに新薬は開発されたのだが、その効果は三日間しかなく、それをブライアンらに伝えた医師(マーク・モーゼス)は、その場にいた子供達に、死を選らばさせるしか方法はなかった。

その頃、ジョディが発作を起して倒れたため、ボビーが後部座席のビニール・シートを取り彼女を介抱しようとする。

ボビーは、ジョディの吐いた血を浴びてしまい、焦った彼女はそれをブライアンらに隠そうとする。

トイレに行きたいと言うジョディを連れて、車を離れたフランクらを残し、彼が死を覚悟したことを察したブライアンらは、その場を立ち去る。

車の後部座席を消毒し、4人は無人のリゾート・ホテルで羽目を外すが、発病が心配なボビーは、無理矢理に迫りキスしたブライアンとの接触を避けてしまう。

その夜、ホテルに潜み感染を避けていた者達がブライアンらを捕らえる。

ブライアンとダニーだけが出て行くように言われ、ボビーとケイトは感染者か調べられる。

しかし、ボビーが感染していることが分かり、4人はホテルから追い出される。

その後、ブライアンは仕方なくボビーに車を降りるよう指示し、彼女を置き去りにする。

その後、ガス欠寸前となり、現われた車を止めたブライアンは、銃撃を受けながら車に乗っていた二人を射殺してしまう。

ガソリンを奪った3人は、負傷したブライアンを治療するために、ある民家に立ち寄る。

薬品を手に入れたダニーは、感染者の遺体を食べていた犬を射殺し、ブライアンの足の傷の治療をしようとする。

しかし、ダニーはブライアンが感染していることを知り、それをケイトに伝える。

その夜、ダニーとケイトは、ブライアンからけん銃を奪い、彼を置き去りにしようとする。

しかし、車の鍵をブライアンが持っていたため、ダニーは彼を射殺して焼却し、その場を立ち去る。

そして、ケイトとタートル・ビーチに着いたダニーだったが、ブライアンの面影を胸に生きていくしかなかった。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
子供時代によく過ごした”タートル・ビーチ”を目指していた若者ブライアン・グリーンと弟ダニーは、それぞれ、恋人ボビーと女友達ケイトを伴い目的地を目指していた。
実は、死のウィルスの蔓延で人類滅亡の危機に直面していた4人は、安全地帯を求め、旅をしていたのだった。
途中ブライアンらは、感染者の娘を連れた男性フランクと出会い、新薬が開発されたらしいと言う彼の言葉を信じ行動を共にする。
その後、新薬の存在を確認したブライアンらだったが、それが3日しかもたたいことを知り、絶望したフランクは娘ジョディと共に、その場に残り死を覚悟する。
ジョディと接触していたボビーは発病を恐れながら、それをブライアンらには隠そうとする。
その後4人は、無人のリゾート・ホテルで羽目を外すものの、ボビーが発病していることが分かり・・・。
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スター・トレック」(2009)の好演が評価されたクリス・パインの主演ということで注目した作品なのだが、実は2007年に製作されていた。
お蔵入り寸前だったのだが、クリス・パインの人気にあやかり、「スター・トレック」の公開直後に急遽公開された作品でもある。

そのような訳で、ウィルス感染の恐怖、緊迫感にも乏しい単なるB級的な作品であり、内容も有りがちで新鮮味もない。

人類を絶滅させるという、”恐怖のウィルス”に対する無防備さにも頭を傾げてしまう。

生存のために迫られる”究極の選択”、主人公達が直面する、過酷な現実は考えさせられる。

主人公の弟ルー・テイラー・プッチ、その女友達エミリー・ヴァンキャンプ、主人公の恋人パイパー・ペラーボ、彼らと同行するクリストファー・メローニ、感染者の娘キーナン・シプカ、医師マーク・モーゼスらが共演している。


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