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カワイイ私の作り方 Butter (2011)

野心家の女性と不幸な身の上の少女のバター細工コンテスト優勝を目指す戦いを描く、主演ジェニファー・ガーナーヤラ・シャヒディ、ヒュー・ジャックマン他共演、監督ジム・フィールド・スミスによるコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督:ジム・フィールド・スミス

製作
ジェニファー・ガーナー

マイケル・デ・ルカ
アリッサ・フィリップス
脚本:ジェイソン・A・ミカレフ
撮影:ジム・デノールト
編集
マット・ガーナー

ドン・シャルク
音楽:マテオ・メッシーナ

出演
ローラ・ピックラー:ジェニファー・ガーナー

デスティニー:ヤラ・シャヒディ
ボイド・ボルトン:ヒュー・ジャックマン
ボブ・ピックラー:タイ・バーレル
ケイトリン・ピックラー:アシュリー・グリーン
ブルック・スウィンカウスキー:オリヴィア・ワイルド
ジル・エメット:アリシア・シルヴァーストーン
イーサン・エメット:ボブ・コードリー
キャロル=アン・スティーヴンソン:クリステン・シャール

アメリカ 映画
配給 ワインスタイン・カンパニー

2011年製作 91分
公開
北米:2011年10月5日
日本:未公開
北米興行収入 $105,020
世界 $175,710


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1年前、アイオワ
ボブ・ピックラー(タイ・バーレル)は、名物イベントのバター細工コンテストで、妻ローラ(ジェニファー・ガーナー)の協力もあり、15年連続で優勝していた。

アイオワ・ステート・フェア”。
里親の元を転々としていた少女デスティニー(ヤラ・シャヒディ)は、興味を抱いていた、ジムのバター細工の展示場スペースに入ってしまう。

展示物である”最後の晩餐”の聖杯を手にしたデスティニーは、それを削り始める。

デスティニーに気づいたボブは彼女に近づき、見事に削られた聖杯を見て感心する。

次の里親イーサン・エメット(ボブ・コードリー)とジル(アリシア・シルヴァーストーン)に迎えられたデスティニーは、今回も短い同居になると考える。
...全てを見る(結末あり)

数日後ボブは、後進に道を譲るべきではないかと委員長に言われるものの、ローラは納得しなかった。

侮辱を受けたボブは、気分を害してストリップ・バーに向かい、ダンサーのブルック・スウィンカウスキー(オリヴィア・ワイルド)を気に入り車で愛し合ってしまう。

それに気づいたローラはボブの車に追突し、家に戻り彼を責める。

バター細工を続ける気は変わらないローラは、自分はやらないというボブを無視して、準備を始めることを伝えて手助けを強要する。

デスティニーは家にバターがないことに気づき、欲しいものがあったら言うようにというイーサンに、バターが100キロ必要だと答える。

夕食の際、ローラは、義理の娘ケイトリン(アシュリー・グリーン)に、自分がコンテストに出場することを知らせる。

そこにブルックが現れて、ボブは、した行為が有料だったと言われ、現金を要求されてしまう。

ボブはブルックを追い払うが、それをローラに知られてしまい、彼女に協力せざるを得なくなる。

ジルは、バター細工を始めて家族を作り始めたデスティニーが、去ってしまうのではないかと考え悲しくなる。

ローラはコンテストにエントリーして、友人のキャロル=アン・スティーヴンソン(クリステン・シャール)やデスティニー、更にはブルックも参加することになる。

ブルックは、それを不服とするローラに対し、ボブへの貸しをしてもらうことを伝える。

4人の出場者による郡予選は始まり、各自が作業を終えて一言ずつコメントする。

ローラは、デスティニーのスピーチに驚き焦ってしまい、家族をテーマにした作品を紹介して涙ぐんでしまう。

そして結果発表となり、郡代表はデスティニーに決まり、ローラは大きなショックを受ける。

高校時代の恋人で、新車ディーラーのボイド・ボルトン(ヒュー・ジャックマン)の元に向かったローラは彼と愛し合う。

ケイトリンは、家に来たブルックを部屋に入れて話をする間に、彼女といい雰囲気になり愛し合ってしまう。

愛し合った見返りとして、ボイドがデスティニーを手伝ったことにして委員会に抗議させたローラは、再び彼女と競い合うことを提案する。

イーサンとジルは納得しないものの、デスティニーはそれを受けて立ち、8時間で全てを公開する条件を出して勝負に挑む。

ブルックは、ケイトリンの1200ドルを借りてある計画を練り、デスティニーにナイフを買い与え、それで世界一のバター細工を作り、ローラを倒すようにと言って激励する。

帰宅したデスティニーは、母親が亡くなっていたことを知らされて祈りを捧げる。

そして二人の戦いは始まり、デスティニーは自分と母親の像を、ローラはジョン・F・ケネディの狙撃の瞬間を製作して終了する。

ところが、何者かが夜中に会場に侵入し、デスティニーの作品の一部を溶かしてしまう。

翌日、それを見たイーサンは修正の許可を求めるが、認められずに取り乱してしまう。

トイレでデスティニーと顔を合わせたローラは、若くて将来がある彼女とは違い、自分にはこれしかないことを伝える。

勝者となったデスティニーはローラに歩み寄り、”これしかないなんてことはない”と伝えて彼女を抱きしめる。

ローラも、デスティニーの気持ちを理解して彼女を抱きしめる。

その後、デスティニーはイーサンとジルの正式な養子となり、ローラは知事選に出馬する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
アイオワ
名物イベントのバター細工コンテストで15年連続優勝しているボブ・ピックラーの妻ローラは、更に上を目指す野心家だった。
ボブは、後進に道を譲ることを決心するのだが、ローラは納得せずに自分がコンテストに出場することを宣言する。
ボブは気分を害してストリップ・バーに向かい、ダンサーのブルックと関係してしまい、それがローラに知れて騒動になる。
同じ頃、バター細工に興味を持ち、里親の元を転々とする少女デスティニーは、イーサンとジル夫妻の家に引き取られる。
ブルックはジムに現金を要求して、それを知ったローラに対抗心を燃やす。
ローラはコンテストにエントリーし、デスティニーとブルックも参加して戦いは始まる・・・。
__________

主演のジェニファー・ガーナーが製作にも参加した作品で、バター細工がコンテストになるという設定が楽しいヒューマン・コメディに仕上がっている。

聡明な雰囲気の少女が重要な役柄の作品なのだが、目的達成のためには手段を選ばない主人公や、性的な描写も随所で見られる内容となっている。

拡大公開もされず、当然、興行的にも成功した作品ではないものの、実力派が揃ったキャストは注目だ。

自分の夢に向かって過激な行動をとる主人公ジェニファー・ガーナー、その夫タイ・バーレル、娘アシュリー・グリーン、主人公とコンテストで対決する少女ヤラ・シャヒディ、主人公の高校時代の恋人ヒュー・ジャックマン、ストリッパーのオリヴィア・ワイルド、少女の里親アリシア・シルヴァーストーンボブ・コードリー、主人公の友人クリステン・シャールなどが共演している。


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