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イギリスで最も有名な囚人”チャールズ・ブロンソン”ことマイケル・ゴードン・ピーターソンの生き様を描く、監督、脚本ニコラス・ウィンディング・レフン、主演トム・ハーディ、マット・キング、ジェームズ・ランス、アマンダ・バートン他共演の伝記ドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督：ニコラス・ウィンディング・レフン
製作総指揮
スザンヌ・アリザート
サイモン・フォーセット
ニック・ラヴ他
製作
ルパート・プレストン
ダニー・ハンスフォード
脚本
ブロック・ノーマン・ブロック
ニコラス・ウィンディング・レフン
撮影：ラリー・スミス
編集：マシュー・ニューマン
出演
マイケル・ゴードン・ピーターソン/チャールズ・ブロンソン：トム・ハーディ
ポール・ダニエルズ：マット・キング
フィル・ダニエルソン：ジェームズ・ランス
マイケルの母：アマンダ・バートン
アイリーン・ピーターソン：ケリー・アダムス
アリソン：ジュリエット・オールドフィールド
刑務所長：ジョナサン・フィリップス
アンディ・ラブ：マーク・ポウリー
ジャック：ヒュー・ロス
刑務官：ルイング・アンドリュース
ジョン・ホワイト：ジョー・タッカー
刑務官：ゴードン・ブラウン
ランプトンの仲間の患者：チャーリー・ホワイマン
イギリス 映画
配給 Vertigo Films
2008年製作 92分
公開
イギリス：2009年3月13日
北米：2009年10月9日
日本：未公開
製作費 $230,000
北米興行収入 $104,980
世界 $2,260,710
＊詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
イングランド、ルートン。
平凡は家庭に生まれ育ったマイケル・ゴードン・ピーターソンは、ただ有名になろうとした。
学校でそれなりのトラブルを起こしたピーターソンは問題児となり、その後、どうにか職に就くものの警察沙汰を起こす。
1974年。
アイリーン（ケリー・アダムス）と結婚して子供もいたピーターソン（トム・ハーディ）は、郵便局を襲い7年の実刑を言い渡される。
収監されたピーターソンは、看守と揉めて騒ぎを起こす。
ピーターソンは独房に入れられるものの、刑務所が気に入り、その生活を楽しむ。 その後もトラブルを起こすピーターソンは、刑務所を転々として、精神科医療施設に入れられる。 ピーターソンは、患者のジョン・ホワイト（ジョー・タッカー）に襲いかかり殺しそうにな。 異常人格の犯罪者を収容する病院に入れられたピーターソンは、結局、26年間も孤独を味わう。 国内で最も有名で厄介な囚人であるピーターソンは、世間から見放されて釈放される。 迎えに来てくれた母（アマンダ・バートン）と父と共に用意された家に向かったピーターソンは、そこに住むことなく故郷のルートンに向かう。 伯父のジャック（ヒュー・ロス）を訪ねたピーターソンは歓迎され、刑務所仲間のポール・ダニエルズ（マット・キング）が街にいることを知る。 ダニエルズのナイトクラブに向かったピーターソンは、格闘家になるために、名前を映画スターからとった”チャールズ・ブロンソン”に変える。 ストリート・ファイターとして闇で試合を続けるブロンソンは連勝を続け、ジャックの家にいたアリソン（ジュリエット・オールドフィールド）と付き合い始める。 ブロンソンは、マネージャーのポールから渡される報酬が少ないために不満に思うのだが、自分で客を集められるはずもなく、彼に従うしかなかった。 アリソンにブライアンという恋人がいることを知ったブロンソンは、宝石店に向かい、店主を叩きのめして店員を脅し、指輪を奪いアリソンに渡す。 アリソンから恋人と結婚することを知らされたブロンソンは、彼女を祝福するしかなかった。 その後ブロンソンは、宝石店の店員から通報を受けた警官に捕えられ、出所から69日で刑務所に戻る。 ブロンソンは、刑務所に戻る間に何をにていたかを所長（ジョナサン・フィリップス）に問われ、帝国を築こうとしたと答える。 独房に入れられていたブロンソンは、職員アンディ・ラブ（マーク・ポウリー）を人質にして所長を脅す。 押し入った看守たちに取り押さえられたブロンソンは、痛めつけられるものの、決して屈服しなかった。 その後ブロンソンは、刑務所の美術教師フィル・ダニエルソン（ジェームズ・ランス）に、絵の才能を認められて、様々な絵を描き始める。 その件について所長から話を聞いたブロンソンは、彼の部下に絵を渡す。 ダニエルソンに襲いかかったブロンソンは、彼を人質に取り美術室に立て籠もる。 ブロンソンは、ドア越しに説得する所長の話を聞こうとしない。 ダニエルソンを芸術作品のように扱ったブロンソンは、押し入ってきた看守たちと乱闘になり、結局、叩きのめされてしまう。 チャールズ・ブロンソンは、イギリスで最も有名な囚人である。 34年の刑務所生活で30年間を独房で過ごし、未だに服役中である。
...全てを見る（結末あり）
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＊(簡略ストーリー)
子どもの頃から、ただ有名になることを願い、そのためにトラブルを起こし続けたマイケル・ゴードン・ピーターソンは、妻子がいる身で郵便局を襲い逮捕される。
ピーターソンは7年の実刑を受けるのだが、彼は刑務所の雰囲気が異常に気に入る。
看守と揉めごとを起こしてトラブル続きのピーターソンは、刑務所を転々と移り、精神科医療施設に入れられる。
国内で最も有名であり、手に負えない囚人となったピーターソンは、厄介払いされるように、26年の刑を終えて出所する。
その後、刑務所仲間のダニエルズに会ったピーターソンは、その腕っ節の強さを買われる。
ピーターソンは、有名な映画スター”チャールズ・ブロンソン”と同じ名を名乗り、闇の世界の格闘家になるのだが・・・。
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「プッシャー」3部作を経て、その名を知られたニコラス・ウィンディング・レフンが脚本を兼ねて監督した話題作。
北米ではわずか4館の上映、日本では劇場未公開に終わり、ニコラス・ウィンディング・レフンとしては、ライアン・ゴズリングと組んだ「ドライヴ」（2011）以後に注目された作品。
主人公である犯罪者マイケル・ゴードン・ピーターソン/チャールズ・ブロンソンが刑務所生活を送る姿がほとんどを占める内容で展開し、ニコラス・ウィンディング・レフンの独特の映像センスが光る、異色のドラマに仕上がっている。
主演のトム・ハーディは、小柄ではあるが逞しい肉体を活かし、その迫力で主人公を演ずる怪演は見ものだ。
主人公の刑務所仲間で、彼を格闘家にするマット・キング、主人公の絵の才能を認める刑務所のに術教師ジェームズ・ランス、主人公の母親アマンダ・バートン、主人公の妻ケリー・アダムス、主人公と付き合う女性ジュリエット・オールドフィールド、刑務所長ジョナサン・フィリップス、主人公が人質にとる刑務所の職員マーク・ポウリー、主人公の伯父ヒュー・ロス、刑務官のルイング・アンドリュースとゴードン・ブラウン、主人公が精神科医療施設で襲いかかる患者ジョー・タッカー、同じく患者のチャーリー・ホワイマン、などが共演している。