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ブライダル・ウォーズ Bride Wars (2009)

子供の頃から夢見ていた憧れの結婚式の準備を始めた大親友の2人が対決して巻き起こす騒動を描く、監督ゲイリー・ウィニック、主演ケイト・ハドソンアン・ハサウェイキャンディス・バーゲンクリス・プラット他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ゲイリー・ウィニック

製作総指揮
ジョナサン・フィレイ

ジャイ・コーエン
トニー・ルドウィグ
マット・ルーバー
アーノン・ミルチャン
製作
ケイト・ハドソン

ジュリー・ヨーン
アラン・リッチー
脚本
グレッグ・デポール

ケイシー・ウィルソン
ジューン・ダイアン・ラファエル
撮影:フレデリック・エルムズ
編集:スーザン・リッテンバーグ
音楽:エドワード・シェアマー

出演
オリヴィア“リヴ”ラーナー:ケイト・ハドソン

エマ・アラン:アン・ハサウェイ
マリオン・セント・クレア:キャンディス・バーゲン
デビー:クリステン・ジョンストン
フレッチャー・フレムソン:クリス・プラット
ダニエル・ウィリアムズ:スティーヴ・ハウイー
ネイサン“ネイト”ラーナー:ブライアン・グリーンバーグ
ステイシー:ケイシー・ウィルソン
ケヴィン:マイケル・アーデン
ジョン・アレン:ジョン・パンコウ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

2009年製作 89分
公開
北米:2009年1月9日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $58,715,500
世界 $113,971,150


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
幼馴染みのオリヴィア“リヴ”ラーナー(ケイト・ハドソン)とエマ・アラン(アン・ハサウェイ)は、理想の男性を捜して、ニューヨークの”プラザホテル”で6月に結婚式を挙げることを決め、20年前にそれを誓い夢見てきた。

攻撃的な弁護士のリヴと小学校の教師エマは、それぞれに恋人はいた。

しかし、ある日、リヴは恋人のダニエル・ウィリアムズ(スティーヴ・ハウイー)が、婚約指輪らしき物を隠してあるのに気
そんな時、エマはリヴより先に、恋人のフレッチャー・フレムソン(クリス・プラット)からプロポーズされる。

それを知ったリヴは焦り、ダニエルの職場に向かい、その夜するはずだったプロポーズを彼にさせてしまう。

二人は、超人気のウェディング・プランナー、マリオン・セント・クレア(キャンディス・バーゲン)を訪ね、結婚式の準備を始める。
...全てを見る(結末あり)

二人は、マリオンとの契約で、共に6月の”プラザホテル”での挙式が決まり感激する。

しかし、マリオンの秘書の手違いで、なんと二人の式を同じ日に予約してしまったことが分かる。

リヴとエマは、お互いの付添い人が出来ずに困惑するが、どちらかが式場を変えればとマリオンに提案される。

二人はそれに納得できるはずもなく、クビになった秘書を脅し、6月の違う日に”プラザホテル”での式を予約したステイシー(ケイシー・ウィルソン)を見つけ出す。

ステイシーは、リヴとエマの強引な態度に首を縦に振らず、どちらかが折れるか、ダブル・ウェディングにするかなどを検討しているうちに、二人は仲違いしてしまう。

そして、エマが友人達に式の日取りをメールで通知してしまい、ついに二人の間柄は最悪になる。

二人は意地を張って、同じ日の同じ時間、同じ会場での結婚式の招待状を発送してしまう。

お互い介添人が見つからず、エマは、親友ではないが同僚の教師デビー(クリステン・ジョンストン)にそれを頼む。

リヴも、仕方なく部下のケヴィン(マイケル・アーデン)を介添人にして、エマの結婚準備を妨害し始める。

エマは、スイーツをダニエルからの贈り物のように見せかけてリヴに届け、彼女を太らせウェディング・ドレスが着れないようにしてしまう。

リヴは、エマが妊娠したから結婚すると友人に言いふらし、その後も、二人は様々な手を使い相手に嫌がらせをする。

エステに忍び込んだリヴは、エマの肌をオレンジ色に、反撃したエマはリヴの髪の毛をブルーに染めてしまう。

仕事を外されしょげるリヴに、人間味を感じてきたダニエルは優しく接する。

しかし、リヴへの仕打ちが度が過ぎると、フレッチャーはエマを非難する。

式を目前に、エマとフレッチャーは険悪な雰囲気になり、エマは冷静になって自分を見つめ直してみる。

そんな時、エマはリヴの兄ネイトに出くわし、タキシード選びに付き合い、結婚を前に満ち足りた気持ちになれないことを彼に伝える。

そして結婚式当日、同時に始まる二人の式で、マリオンも混乱してしまう。

リヴは、エマの父ジョン(ジョン・パンコウ)に祝福され、彼の優しさに触れ、エマへの憎しみも消える。

エマへの嫌がらせのために、摩り替えてあったDVDをケヴィンに元に戻すよう指示したリヴだったが、彼はそれを無視してしまう。

エマは、子供の時にリヴと遊んだ、”結婚グッズ”を両親から渡され、無性にリヴに会いたくなる。

その暇もなく、式場に向かった二人は、それぞれの入り口でお互い目を合わせ軽く挨拶する。

そして、父ジョンとヴァージン・ロードを歩き出したエマは、リヴがDVD映像を摩り替えたのを知り激怒する。

エマはリヴの式場に乱入し彼女に襲い掛かるのだが、互いに反発し合うことに嫌気がさしてしまう。

フレッチャーはエマの行動が理解できず、彼女もこのままではすれ違いが続くと判断して指輪を返す。

そして、フレッチャーは、その場を立ち去ってしまう。

リヴとエマは、お互いを理解しわだかまりを捨て、エマが付添人をすることになる。

式は無事に終わり、ネイトはエマをダンスに誘い、それを見たリヴは、成り行きに任せることにする。

1年後。
ネイトと結婚したエマは、リヴに自分が妊娠したことを伝える。

リヴも妊娠したのだが、予定日がエマと同じだと知り、二人は驚きながら抱き合うのだった。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
幼馴染みのオリヴィア“リヴ”ラーナーとエマ・アランは、憧れだった”プラザホテル”での、望み通りの6月に結婚式を挙げることになる。
しかし、ウェディング・プランナーのマリオンの手違いで、二人の式が同じ日になってしまい、楽しみにしていた、お互いの介添人が出来なくなってしまう。
二人は意地を張り合い、日取りや会場を変えることを拒み、そして、ついには、それぞれの結婚式を妨害する泥仕合になってしまう・・・。
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冷静に考えれば、妥協策はいくらでもあるはずなのに、意地を張り、お互いを陥れる執念深い女の戦いが繰り広げられる、あまり新鮮味もない内容ではあるものの、今を時めく若手スター、ケイト・ハドソンアン・ハサウェイの共演ということで、大いに話題にはなった作品。
しかし、拘らず、日本では劇場未公開に終わってしまった。

北米では6000万ドルに届かない程度の興行収入だったが、全世界では、約1億1400万ドルのヒットとなった。

製作にも参加している、貫禄すら感じるケイト・ハドソンのワンマン映画になりそうなところを、実力派としても認められるアン・ハサウェイが、程よく”中和”させてくれている。

母親ゴールディ・ホーンほどキュートでもなく、彼女のようなインパクトもない容姿のケイト・ハドソンだが、時々見せる、はにかむ様な表情が、ゴールディ・ホーンによく似ている。

ラジー賞にノミネートされたのが、納得と言えてしまうところが寂しい、ミス・キャスト気味の有名ウェディング・プランナー、キャンディス・バーゲン、エマ(A・ハサウェイ)の同僚である、劇中のセリフではないが、かなりダイエットしているクリステン・ジョンストン、婚約者クリス・プラット、父親役のジョン・パンコウ、リヴ(K・ハドソン)の婚約者スティーヴ・ハウイー、兄のブライアン・グリーンバーグ、部下のマイケル・アーデン、そして脚本も担当している、マリオン(C・バーゲン)のクライアント役でケイシー・ウィルソンなどが共演している。


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