| 南北戦争末期、国境の無法地帯で繰り広げられる金塊争奪戦を描く西部劇。 監督ジョージ・シャーマン、主演ジョエル・マクリー、イヴォンヌ・デ・カーロ、ペドロ・アルメンダリス他共演。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョージ・シャーマン
製作:アルバート・J・コーエン
原案:ルイス・スティーヴンス
脚本
ウィリアム・サックハイム
ルイス・スティーヴンス
撮影:アーヴィング・グラスバーグ
編集:フランク・グロス
音楽
ウィリアム・ラヴァ(クレジットなし)
ヘンリー・マンシーニ(クレジットなし)
ハーマン・スタイン(クレジットなし)
出演
クレート・マットソン:ジョエル・マクリー(南軍将校)
カルメリータ・カリアス:イヴォンヌ・デ・カーロ(マットソンと惹かれ合い協力する酒場のオーナー)
エドゥアルド・カジェハ将軍:ペドロ・アルメンダリス(マットソンを利用し金塊を奪おうとするメキシコ連邦軍の将軍)
バルガス大尉:アルフォンソ・ベドヤ(カジェハの部下)
ニューランド:ハワード・ペトリー(マットソンに協力する探偵)
アンニーナ・シュトラッサー:エリカ・ノルディン
サンチェス:ジョージ・J・ルイス(カジェハの部下)
ロペス:ナチョ・ガリンド
フォン・ホールデン男爵:アイヴァン・トリーソール(カジェハの相談役)
フレッチャー:ジョージ・ウォレス(マットソンの仲間)
アンダーソン:レーン・チャンドラー(金塊を狙う男)
グズマン:マーティン・ガララガ
スタントン:ジョー・バセット
ロブレス将軍サルバドール・バゲス
パブロ:フェリペ・トゥリッチ
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1954年製作 81分
公開
北米:1954年1月6日
日本:1954年5月8日
■ ストーリー ■
南北戦争末期、リオ・グランデ川。
メキシコの無法地帯”ゾナ・リブレ”(自由地帯)の支配者である連邦軍のエドゥアルド・カジェハ将軍(ペドロ・アルメンダリス)は、ビジネスパートナーである美しいカルメリータ・カリアス(イヴォンヌ・デ・カーロ)と共に、北軍兵に追われながら、川を渡り国境を越えようとする男を見守る。
カルメリータは、アメリカ人のニューランド(ハワード・ペトリー)と共に、撃たれながらも川を渡ったクレート・マットソン(ジョエル・マクリー)を助ける。
ニューランドに介抱されたマットソンは回復し、迎えに来たカジェハの部下バルガス大尉(アルフォンソ・ベドヤ)と共に将軍の元に向かう。
マットソンと話したカジェハは、相談役のフォン・ホールデン男爵(アイヴァン・トリーソール)を彼に紹介する。
マットソンの保護を約束したカジェハは、南軍の少佐であることを知っていたと伝えて、北軍の200万ドル相当の金塊を奪った事実を確認する。
マットソンは、金塊を売るつもりはなく、弾薬、ライフル、火薬、食料や衣類を買うつもりだとカジェハに伝えて、まもなく届く金塊を見せることを約束する。
カルメリータに惹かれたマットソンは、そのことでカジェハの怒りを買う。
マットソンは、自分の正体と金塊の件を町中が知ることになると言うカルメリータに、町を出るようにと警告されるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Directed with crisp efficiency by George Sherman, Border River is a fast-paced B-western that pairs Joel McCrea’s rugged integrity with Yvonne De Carlo’s sultry charm amidst the treacherous intrigues of a Mexican border sanctuary.”
(ジョージ・シャーマンによる手際よい演出に支えられた『やぶれかぶれの砦』は、メキシコ国境の危険な逃避地を舞台に、ジョエル・マクリーの骨太で誠実な存在感とイヴォンヌ・デ・カーロの情熱的な魅力を噛み合わせた、テンポの良いB級西部劇である。)
西部劇を得意とするジョージ・シャーマンが監督し、主演はジョエル・マクリー、イヴォンヌ・デ・カーロ、ペドロ・アルメンダリス他共演の西部劇。
1930年代末から、ジョン・ウェイン主演の低予算西部劇などを多く手掛け、その手法を知り尽くしている、ジョージ・シャーマンらしい無駄のない軽快な演出が見どころの作品。
逞しい主人公、それに絡む美しい女性、権力を利用する強欲な悪党、そして肉体アクションなど、西部劇の醍醐味が味わえるファンには嬉しい作品。
主演のジョエル・マクリーは、北軍から奪った金塊を、南軍のための物資補給のために使う任務を受けた男を熱演し、彼と惹かれ合う酒場のオーナーを美しいイヴォンヌ・デ・カーロが魅力的に演じている。
主人公を利用して金塊を奪おうとする、無法地帯”ゾナ・リブレ”の支配者ペドロ・アルメンダリス、その部下アルフォンソ・ベドヤなどが共演している。
