18歳になった娘に翻弄される父親と叔母たちが巻き起こす騒動を描く、製作、監督、脚本、主演タイラー・ペリー、キャッシ・デイヴィス、パトリス・ラヴリー、ダイヤモンド・ホワイト他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:タイラー・ペリー
製作
タイラー・ペリー
オジー・アリュー
ウィル・アリュー
脚本:タイラー・ペリー
撮影:リチャード・ヴィアレット
編集:ラリー・セクストン
音楽
クリストファー・レナーツ
フィリップ・ホワイト
出演
メイベル”マデア”シモンズ/ブライアン・シモンズ/ジョー・シモンズ:タイラー・ペリー
ベティ・アン”アント・バム”マーフィー:キャッシ・デイヴィス
ハッティ・メイ・ラブ:パトリス・ラヴリー
デブラ・シモンズ:タージャ・V・シンプソン
ジョナサン:ユーセフ・エラカト
クイントン:アンドレ・ホール
ティファニー・シモンズ:ダイヤモンド・ホワイト
リア:レクシー・パンテラ
ガブリエラ:イナンナ・サルキス
アンナ:ハンナ・ストッキング
アレン:アレックス・ワサビ
リサ:ローレン・リーヒマキ
オタク大学生:ジャレッド・ソーヤーJr.
ヴィクター:ティト・オルティス
ディノ:マイク・トーナベネ
ホース:ブロック・オハーン
カルヴァン:アケンデ・ムナラ
ディードラ:ディアラ・テイラー
ケヴィン:ケン・ウォーカー
本人:レイ・スレムルド
アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2017年製作 101分
公開
北米:2017年10月20日
日本:未公開
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $47,319,570
世界 $48,333,930
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
セントメリーズ私立高校。
検事である父ブライアン・シモンズ(タイラー・ペリー)が、18歳の誕生日を祝う派手な姿で迎えに来たために恥ずかしくなったティファニー(ダイヤモンド・ホワイト)は、友人のガブリエラ(イナンナ・サルキス)と共に父に近づく。
弟のBJと共に迎えに来たブライアンからプレゼントのヘッドホンを受け取ったティファニーだったが、車でなかったために不満に思う。
そこにブライアンと別れた妻デブラ(タージャ・V・シンプソン)が恋人のカルヴァン(アケンデ・ムナラ)と現れ、ティファニーに車をプレゼントする。
喜んだティファニーは、ガブリエラと共に車で走り去る。
まだ運転は早いと言うブライアンとデブラは口論になり、苛立ちながら家に向かう。
バースデー・パーティのために待っていた、父ジョー(タイラー・ペリー)や叔母のメイベル”マデア”(タイラー・ペリー)、ベティ・アン”アント・バム”マーフィー(キャッシ・デイヴィス)、ハッティ・メイ・ラブ(パトリス・ラヴリー)からティファニーのことを訊かれたブライアンは、デブラがプレゼントした車で走り去ってと答える。 男子大学生寮に向かったティファニーは、ガブリエラに反対されるものの、ハロウィン・パーティーに参加しようと思う。 学生のディノ(マイク・トーナベネ)に相手にされずジョナサン(ユーセフ・エラカト)と話したティファニーは、17歳は断ると言われたために18歳になったことを伝えて、去年のことを謝罪する。 ティファニーは、去年の騒ぎのせいで今年はパーティー禁止になったことをジョナサンから知らされる。 ここでパーティーはできないと言われたティファニーは、去年、迷惑をかけたので埋め合わせるをするとジョナサンに伝える。 その言葉につられてパーティーの参加を許可したジョナサンは、パーティーはデリック湖で行うことをティファニーに知らせる。 カップルが殺された不吉な場所なので気乗りしないガブリエラだったが、それを楽しみにするティファニーは、車で湖に行くことになる。 そこに、ホース(ブロック・オハーン)をストーキングするアンナ(ハンナ・ストッキング)が現れる。 戻ってきたホースは焦り、アンナに追いかけられる。 デブラの悪口でその場を盛り上げるジョーは、本人が現れたために何も言えなくなり、一緒に来たカルヴァンが気に入らない。 そこにティファニーが現れ、サプライズにもならなかったために、苛立つジョーは席を外す。 毎年、同じ誕生パーティーを用意されて、それほど嬉しくもないティファニーだったが、幼馴染のリア(レクシー・パンテラ)と話す。 ガブリエラは、その場にいた父ヴィクター(ティト・オルティス)に話しかけられる。 リアをデリック湖のパーティに誘ったティファニーは、両親に許してもらえないと言う彼女に、考えがあると伝えて納得させる。 デブラと話したティファニーは泊まらせてほしいと言って、自分は出かけることを伝える。 ブライアンを苛立たせることが楽しくて仕方がないデブラは、ティファニーの考えに賛成する。 子供時代と同じパーティーをティファニーに喜んでもらえないブライアンは、ジョーから、もこんな内容で今の若者は喜ぶはずがないと言われる。 ティファニーがデボラに夜のパーティーのことを話しているのを、マデアはキッチンの窓から聞いてしまう。 デリック湖でのハロウィン・パーティーだと知ったデブラは、それを許可する。 マデアは、それをバムとハッティに話す。 ティファニーがデブラの家に行くことを知ったブライアンは、同行しようとするもののそれを拒まれ、夜中の運転は禁止して、ハロウィンなので気を付けるようにと伝える。 ガブリエラもヴィクターの許可を得てデブラの家に行くことになるが、マデアがデリック湖のハロウィン・パーティーのことをブライアンに知らせる。 驚いたブライアンはデブラを責めて、死人が出た場所だと言ってティファニーを呼ぼうとするものの、車で走り去ってしまう。 デブラと口論になったブライアンは、彼女を納得させることができない。 行かせて試すしかないと考えるブライアンは、ティファニーらを行かせてはダメだと言うマデアらと話しをする気にならない。 その夜、ネットでデリック湖のことを調べたブライアンとヴィクターは、殺人犯の兄弟二人が逮捕されていないことを知る。 デリック湖。 ティファニーらは到着し、一緒に来たアンナがいることに気づいたジョナサンは驚く。 ホースを見つけたアンナは、何も関係せずに別れたはずだと言う彼を追いかけるものの、逃げられてしまう。 嫌われていることを嘆くアンナは、マスクの男が学生に襲い掛かったために叫び声をあげる。 その後も、氷を取りに行ったケヴィン(ケン・ウォーカー)が、少女とチェーンソーの男二人に襲われる。 心配になったマデアは、バム、ハッティそしてジョーを家に送らず、デリック湖に向かおうとする。 三人に反対されながらも、ブライアンに代わり自分がティファニーを守ると言うマデアは考えを変えない。 ティファニーらはジョナサンらと楽しんでいたが、氷を取りに行ったケヴィンが戻らないために、ホースとリアが様子を見に行く。 トラックの荷台の血に気づいたホースとリアは、現れた髪の毛で顔を覆った不気味な少女とチェーンソーの男二人に襲われる。 異様な姿の少女を目撃したハッティは叫び声をあげ、何かが見えたマデアは急停車する。 少女を轢いたかもしれないと言われたマデアは、鹿だと思い見に行く。 泣きながら道路にしゃがみ込む少女を見つけたマデアは、車から降りて来たバムとハッティと共に、恐ろしい少女の顔を見て驚く。 運転席にいたジョーは、少女が車の屋根に乗っていることに気づき、彼女が降りたことを確認して走り去る。 リアが戻らないことが気になり、ディノと付き合う気もないガブリエラは帰りたいと言いだす。 ディノから女の子だけのテントがあることを知らされたガブリエラは行こうとするが、ティファニーはジョナサンと残る。 森に逃げたリアとホースは、電話をしようとするものの通じない。 二人はチェーンソーの男に追われ、転んだホースは連れ去られる。 現れたリアからホースが襲われたことを知らされたマデアらは、怯える彼女を車に乗せる。 カマを持った異様な男が道路に現れ、車を降りたマデアは彼に近づくものの、ハロウィンの仮装ではないことに気づく。 マデアは車に戻るが、男にカマでタイヤを引き裂かれ、そのままジョーは出発する。 ティファニーとジョナサンも襲われ、逃げて来たガブリエラとディノと共に、この場から脱出しようとする。 デブラに電話をかけたティファニーは、チェーンソーの男に襲われたと伝えるものの切れてしまう。 そこにチェーンソーの男が現れ、ティファニーらは逃げる。 テントにいたガブリエラはディノを帰そうとするが、二人の少女とチェーンソーの男に気づき逃げ出す。 駐車場に着いたマデアは、ジョーとリアを車に残し、バムとハッティと共にティファニーを捜す。 トイレに行きたくなったハッティと共に、マデアは橋の向こうにある簡易トイレに向かい、バムはその場で待つ。 少女が現れたためにリアは車から逃げ出し、驚きもしないジョーは少女を追い払う。 トイレに入ったハッティを待つマデアは、水の中から異様な姿の男が現れたために驚く。 少女が現れたことに気づいたハッティは、慌ててその場から逃げる。 マデアらは車に戻り、チェーンソーの男が現れたためにジョーが車を出す。 カルヴァンと共に警察に向かったデブラは、子供達がデリック湖に向かったことを保安官に話す。 そこにブライアンとヴィクターが現れ、謝罪するデブラに頼まれた二人は湖に向かう。 気味の悪い家に着いたマデアらは、そこに逃げ込むか考える。 少女が現れたために驚いたマデアらは、車から降りて家に向かう。 車に残っていたジョーは、少女から、話し合いたいと言っていると言われる。 車を降りてそれに従おうとしたジョーは、チェーンソーの男がいいたために逃げる。 家の中にティファニー、リア、ジョナサン、ディノ、ガブリエラがいることに気づいたマデアは、今回のことが学生たちのイタズラでなかったことを知る。 ジョーが男たちに襲われたことを知ったマデアは、自分が倒すと言って反撃しようとする。 チェーンソーの男が車を壊していることに気づいたマデアは、その場に少女が現れたために家から逃げ出す。 ヴィクターとその場に着いたブライアンは、ティファニーらに助けを求められる。 近づいてきた少女と話をすると言うブライアンは、ヴィクターと共に仕組んだ計画だったことをティファニーらに知らせる。 自分たちにデリック湖に行くことを黙っていた罰だと言うブライアンとヴィクターは、皆を連れて警察に向かう。 現れたティファニーからブライアンとヴィクターが仕組んだことだと知らされてデブラは、ブライアンから、娘は二人で育てるべきだと言われて納得する。 進入禁止の湖にいた学生たちは、不法侵入で留置場に入れられていた。 ジョナサンは、アンナもこの件に絡んでいたことを知る。 ヴィクターは、ガブリエラを口説いたホースだけは許す気はなかった。 留置場の学生たちに、この後は自分で何とかしろと伝えたブライアンとヴィクターは、その場にい現れたチェーンソーの男は本物だと知り車で逃げ去る。 妹のマデアを殺したいと男に伝えたジョーは、協力することを約束してもらう。
...全てを見る(結末あり)
多くの若者が集まりハロウィン・パーティーは始まり、その場は大いに盛り上がる。
*(簡略ストー リー)
検事のブライアン・シモンズは、18歳になった娘のティファニーの誕生日を祝おうとする。
子ども扱いされたティファニーは、父と離婚した母デブラから車をプレゼントされて喜ぶが、ブライアンは不満だった。
去年トラブルを起こしたハロウィン・パーティーに参加したいと考えるティファニーは、学生のジョナサンから、今年はデリック湖で行うことを知らされる。
人が死んだことでも知られる場所だったために、親友のガブリエラから反対されてティファニーは、ブライアンには内緒でデブラの許可を得て、友人達と共に湖に向かう。
バースデー・パーティーに参加していたブライアンの叔母マデアは、ティファニーの計画を知り心配になり、兄のジョーや、バム、ハッティらと共に湖に向かうのだが・・・。
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タイラー・ペリーが創造した人気キャラクター”メイベル”マデア”シモンズ”が巻き起こす騒動を描く爆笑コメディ・シリーズの10作目。
去年大トラブルになったハロウィン・パーティーの悪夢が再び・・・という内容であり、そのパーティーが行われる、かつて殺人も起きた湖で巻き起こる騒動を描いた作品。
アメリカ本国では大人気のタイラー・ペリーのシリーズではあるが、日本を含めて世界ではほとんど公開されていない。
一人三役を演じながら監督と脚本も務めるタイラー・ペリーの演出に切れもなく、笑えるシーンも古臭いギャグばかりであり、批評家からは酷評され、お決まりのラジー賞にノミネートされ、最悪女優賞を受賞してしまった。
ブライアン、叔母マデア、父ジョーを演じ、父としては18歳になった娘の行動を心配するタイラー・ペリー、マデアの友人キャッシ・デイヴィスとパトリス・ラヴリー、主人公の元妻タージャ・V・シンプソン、湖でハロウィン・パーティーを行う学生ユーセフ・エラカト、アンドレ・ホール、マイク・トーナベネ、ブロック・オハーン、主人公の娘ダイヤモンド・ホワイト、その友人レクシー・パンテラ、イナンナ・サルキス、ハンナ・ストッキング、主人公の友人ティト・オルティス、学生アレックス・ワサビ、ローレン・リーヒマキ、ジャレッド・ソーヤーJr.、主人公の元妻の恋人アケンデ・ムナラ、本人役でレイ・スレムルドなどが共演している。