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最後の無法者 Billy the Kid (1941)

キング・ヴィダーが監督した、1930年公開の「ビリー・ザ・キッド」のカラー版リメイク。
西部開拓史に名高い無法者のビリー・ザ・キッドと友人や牧場主との関係を描く、監督デヴィッド・ミラー、主演ロバート・テイラーブライアン・ドンレヴィイアン・ハンターメアリー・ハワードジーン・ロックハートロン・チェイニーJr.他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・ミラー
製作:アーヴィング・アッシャー
原作:ウォルター・ノーブル・バーンズ”The Saga of Billy the Kid”
脚本
ハワード・エメット・ロジャース
ブラッドベリイ・フート
脚色:ジーン・フォウラー
撮影
レナード・スミス
ウィリアム・V・スコール
編集:ロバート・J・カーン
音楽:デヴィッド・スネル

出演
ビリー・ザ・キッド/ウィリアム・ボニーロバート・テイラー
ジム・シャーウッド:ブライアン・ドンレヴィ
エリック・キーティング:イアン・ハンター
イーディス・キーティング:メアリー・ハワード
ダン・ヒッキー:ジーン・ロックハート
”スパイク”ハドソン:ロン・チェイニーJr.
ティム・ウォード:ヘンリー・オニール
エド・ブロンソン:グイン・ウィリアムズ
キャス・マクアンドリュース保安官:サイ・ケンドール
”バズ”コッブ:テッド・アダムス
ブレイク判事:フランク・コンラン
ペドロ・ゴンザレス:フランク・パグリア
エド・シャナハン:グラント・ウィザース
トム・パターソン:チル・ウィルス

アメリカ 映画
配給 MGM
1941年製作 94分
公開
北米:1941年5月30日
日本:1953年1月10日
製作費 $1,411,000
北米興行収入 $1,518,000
世界 $2,432,000


アカデミー賞
第14回アカデミー賞
・ノミネート
撮影賞(カラー)


ストーリー
1880年、ニューメキシコ準州リンカーン
町に着いた無法者の”ビリー・ザ・キッド”ことウィリアム・ボニーロバート・テイラー)は、保安官事務所に向かう。
眠っていたキャス・マクアンドリュース保安官(サイ・ケンドール)に銃を向けたビリーは、友人のメキシコ人ペドロ・ゴンザレス(フランク・パグリア)を牢屋から救い出す。
マクアンドリュースを牢屋に入れたビリーは、牢屋にいた新聞発行人のティム・ウォード(ヘンリー・オニール)に鍵を渡し、その場から逃げる。
酒場に向かったビリーは、牧場主のダン・ヒッキー(ジーン・ロックハート)の部下”スパイク”ハドソン(ロン・チェイニーJr.)に因縁をつけられるものの、相手にしなかった。
無法者であるビリーに気づいたヒッキーは、同じ牧場主エリック・キーティング(イアン・ハンター)の牛を暴走させる仕事を彼に頼む。
それを引き受けたビリーは牛を暴走させるものの、キーティングの部下である牧童頭のジム・シャーウッド(ブライアン・ドンレヴィ)に反撃される。
ビリーとは旧知の仲だったジムは再会を喜び、悪党のヒッキーとは違う、善良なキーティングの下で働くことを彼に提案する。
町に戻ったビリーは、現れたキーティングと話し、彼が信頼できる男だと判断する。
銃声の合図を聴いたキーティングは、ビリーと共にその場に向かい、部下トム・パターソン(チル・ウィルス)が牛の暴走で重傷を負ったことを知る。
牧場に運ばれたトムだったが、妻の前で亡くなる。
その後ビリーはキーティングにもてなされ、彼の人間性に惹かれる。
そこにジムが戻り、トムが暴走で死んだことをキーティングに報告し、ビリーはヒッキーに手を貸したことを後悔する。
牧場にキーティングの妹イーディス(メアリー・ハワード)が戻り、ビリーは美しい彼女に惹かれる。
再びトムの話になったビリーは、彼女からも牧場で働くことを勧められ心が動くのだが・・・。


解説 評価 感想

1926年に発表された、ウォルター・ノーブル・バーンズの著書”The Saga of Billy the Kid”を基に製作された、キング・ヴィダー監督による「ビリー・ザ・キッド」(1930)のカラー版リメイク。

西部開拓史に名高い無法者のビリー・ザ・キッドと友人や牧場主との関係を描く西部劇。

ビリー・ザ・キッドは実名で登場し、旧知の仲である牧童頭が”パット・ギャレット”、彼を牧場頭として雇う牧場主が”ジョン・タンストール”をモデルにしている。
実在の3人の関係を事実に基づき脚色したストーリーは興味深い。

度々登場するモニュメントバレーの、テクニカラーで映し出される美しい映像が印象的だ。
第14回アカデミー賞では撮影賞(カラー)にノミネートされた。
また、本作は、実験的な試みとしてワイドスクリーンで撮影された。

主人公のビリー・ザ・キッドを演ずるロバート・テイラーは、外見が整い過ぎているために、野性味を感じさせるメイクと、大半がしかめっ面で通しているところなどが注目。
実際のビリーよりはかなり落ち着いて見えるロバート・テイラーは、周囲を圧倒する雰囲気で主人公を熱演している。

主人公の旧友であり、正義感のある牧童頭を演ずるブライアン・ドンレヴィ、彼が信頼している、主人公の心も動かす牧場主を好演するイアン・ハンター、その妹メアリー・ハワード、その牧場を敵視する牧場主ジーン・ロックハート、その部下で主人公と度々、衝突するロン・チェイニーJr.、主人公に協力する新聞の発行人ヘンリー・オニール、鍛冶屋のグイン・ウィリアムズ、保安官のサイ・ケンドール、ヒッキー(ジーン・ロックハート)の部下テッド・アダムスグラント・ウィザース、判事のフランク・コンラン、主人公の友人であるメキシコフランク・パグリア、キーティング(イアン・ハンター)の部下チル・ウィルスなどが共演している。


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