金鉱に身を隠し働くことになった脱獄囚とすべてを支配する雇い主との対立を描く、監督ピーター・ゴッドフリー、主演デイン・クラーク、レイモンド・マッセイ、ルース・ローマン、ロバート・ダグラス、モーガン・ファーリー他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:ピーター・ゴッドフリー
製作:ソウル・エルキンス
原作:ジャック・ロンドン
脚本:ウィリアム・サックハイム
撮影:カール・E・ガスリー
編集:クラレンス・コルスター
音楽:ウィリアム・ラヴァ
出演
ボブ・ピーターズ:デイン・クラーク
クルーガー:レイモンド・マッセイ
ジュディス・バーンズ:ルース・ローマン
オーブリー・ミルバーン:ロバート・ダグラス
”判事”:モーガン・ファーリー
ベンソン:ウォルター・コイ
ティッピー:ジョージ・スターン
カービー:ロバート・グリフィン
ブランディ:フランク・マーロウ
ペソ:トニー・マルティネス
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1950年製作 77分
公開
北米:1950年3月24日
日本:1963年6月7日
■ ストーリー ■
ピースフル・ヘヴン。
脱獄して追われる身のボブ・ピータース(デイン・クラーク)は、酒場でベンソン(ウォルター・コイ)に話しかけられる。
ベンソンは、町の顔役で地域を牛耳るクルーガー(レイモンド・マッセイ)の手下で、金鉱で働くことをボブに勧める。
クルーガーには保安官も一目置くと言われたボブは、所持金もないために、金鉱で働くことにする。
駅馬車が到着し、乗客のジュディス・バーンズ(ルース・ローマン)は、刑務所から脱獄したお尋ね者だったために、同乗していたオーブリー・ミルバーン(ロバート・ダグラス)に連れだということにしてほしいと言って、彼に協力を求める。
保安官に正体がバレたジュディスは、駅馬車を奪い逃走する。
それに飛び乗ったオーブリーは、暴走する駅馬車を止めようとするが、車輪が岩にぶつかり横転する。
そこに、金鉱に向かうボブらが通りがかり、意識を失ったオーブリーとジュディスを助ける。
翌日、意識が戻ったオーブリーは、怪我をした脚が治るまで、クルーガーに世話になることにする。
クルーガーは、反抗的なボブが犯罪者だということを見抜く。
過去に興味はないと言うクルーガーは、ボブを火薬担当として雇い、ダイナマイトを扱わせるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
ジャック・ロンドンの著書を基に製作された作品。
イギリス出身で俳優としても活躍したピーター・ゴッドフリーが監督し、主演はデイン・クラーク、レイモンド・マッセイ、ルース・ローマン、ロバート・ダグラス、モーガン・ファーリーなどが共演した作品。
金鉱に身を隠し働くことになった脱獄囚と、すべてを支配する雇い主との対立を描く西部劇。
地域を支配しすべてを牛耳る男、脱獄囚の男女と金鉱の権利者が派遣した弁護士などの関係が複雑に絡み合い、激しい対決に発展する見応えのある作品。
追われる身で金鉱で働くことになる孤独な男ではあるが、支配者である雇い主に敢然と立ち向かうデイン・クラーク、彼を雇う地域を牛耳る男レイモンド・マッセイ、主人公と惹かれ合うようになる脱獄囚のルース・ローマン、金鉱を探る権利者が派遣した弁護士ロバート・ダグラス、クルーガーの下で働くモーガン・ファーリー、ウォルター・コイ、ジョージ・スターン、ロバート・グリフィン、フランク・マーロウ、トニー・マルティネスなどが共演している。