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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像 Armageddon Time (2022)

様々な経験をしながら成長する少年の日常を描く、製作、監督、脚本ジェームズ・グレイ、主演アン・ハサウェイジェレミー・ストロング、バンクス・レペタ、ジェイリン・ウェッブ、アンソニー・ホプキンス他共演の青春ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(青春)

ジェシカ・チャステイン / Jessica Chastain / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ジェームズ・グレイ
製作
アンソニー・カタガス
マーク・バタン
ホドリゴ・テイシェイラ
ジェームズ・グレイ
脚本:ジェームズ・グレイ
撮影:ダリウス・コンジ
編集:スコット・モリス
音楽:クリストファー・スペルマン

出演
エスター・グラフ:アン・ハサウェイ
アーヴィング・グラフ:ジェレミー・ストロング
ポール・グラフ:バンクス・レペタ
ジョニー・デイヴィス:ジェイリン・ウェッブ
アーロン・ラビノウィッツ:アンソニー・ホプキンス
ミッキー・ラビノウィッツ:トヴァ・フェルドシャー
テッド・グラフ:ライアン・セル
フレッド・トランプジョン・ディール
マリアン・トランプ・バリージェシカ・チャステイン
ターケルトウブ:アンドリュー・ポーク
ルイス:テディ・コルカ
ルース:マルシア・ハウフレヒト
トッパー・ローウェル:デイン・ウェスト
フィッツロイ:リチャード・ビーキンス
ダリエンツォ巡査部長:ドメニック・ロンバルドッツィ
ガイド:マーシャ・ジーン・クルツ
チャド・イーストマン:ランドン・ジェームズ・フォーレンザ
ヴェロニカ・ブロンフマン:エヴァ・ジェット・プトレロ
エドガー・ロマネリ:ジェイコブ・マッキノン

アメリカ 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
フォーカス・フィーチャーズ
2022年製作 115分
公開
北米:2022年10月28日
日本:2023年5月12日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $1,872,630
世界 $6,537,460


ストーリー
1980年、ニューヨーククイーンズ
公立学校の新学期、6年生でユダヤ系アメリカ人のポール・グラフ(バンクス・レペタ)は、担任のターケルトウブ(アンドリュー・ポーク)の似顔絵を描いてからかう。
注意されたポールは、反抗的なアフリカ系アメリカ人のクラスメート、ジョニー・デイヴィス(ジェイリン・ウェッブ)と共に罰を受け、それをきっかけにして友人になる。
ポールは、仕事熱心な父親アーヴィン(ジェレミー・ストロング)、PTA役員の母エスター(アン・ハサウェイ)、兄のテッド(ライアン・セル)と暮らしていた。
帰宅したポールは、エスターの父で大好きな祖父アーロン・ラビノウィッツ(アンソニー・ホプキンス)が訪ねて来たために喜び、絵を描くことが好きだったために芸術家のなる夢を話す。
その夜、アーロンの妻ミッキー(トヴァ・フェルドシャー)、大叔母ルース(マルシア・ハウフレヒト )らとの食事の席で、ポールとテッドがわがままを言って騒ぎを起こし、エスターとアーヴィングは頭を抱える。
アーロンは、就寝前のポールの部屋に向かい、ウクライナ人の母親が反ユダヤの迫害を受け、リバプールに逃がれてイギリス人と知り合い結婚し、自分が生まれてアメリカに移住したことを話す。
学校の社会科見学の日、ポールは、家から持ち出した現金をジョニーに渡し、彼が参加できるようにして”グッゲンハイム美術館”に向かう。
ポールとジョニーは、美術館から抜け出して街で遊び、地下鉄で帰る。
ある日、ポールとジョニーは、違法薬物とは知らずに、トイレでジョイントを吸っているところをターケルトウブに見つかってしまう。
エスターは学校に呼ばれ、ポールと共に校長と話をする。
反省しないポールに激怒したエスターは、ジョニーと遊ぶことを禁ずる。
それをエスターから聞いたアーヴィングは、ポールを折檻する。
アーヴィングとエスターは、ポールをテッドが通っている私立校”フォレスト・マナー”に転校させようとする。
ジョニーが学校をやめることを知ったポールは、天候のことをアーロンに相談することを考える。
アーロンと話し、転校は祖父の考えだと知ったポールは、仕方なくにフォレスト・マナーに通い始めるのだが・・・。


解説 評価 感想

製作、監督、脚本を兼ねるジェームズ・グレイの少年時代の体験を基にした自伝的作品。
主演はアン・ハサウェイジェレミー・ストロング、バンクス・レペタ、ジェイリン・ウェッブ、アンソニー・ホプキンスなどが共演した作品。

様々な経験をしながら成長する少年の日常を描く青春ドラマ。

ジェームズ・グレイは、ドラマで登場する私立高”キュー=フォレストスクール”の卒業生でもあり、学校の支援者であるドナルド・トランプ(卒業生)の父フレッド・トランプと娘マリアン・トランプ・バリー(卒業生)が登場するシーンが興味深い。

第75回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア公開され、ジェームズ・グレイパルムドールにノミネートされた。

1980年代初頭のアメリカ中流家庭の生活感を見事に再現し、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる作品。
冷戦下の混沌とする社会の中で、少年の目から見た人種問題なども鋭く描くジェームズ・グレイの演出と共に、実力派スターの確かな演技が見どころの作品。

主人公である少年の母親アン・ハサウェイ、その夫ジェレミー・ストロング、その息子で様々な体験をしながら成長する少年を好演するバンクス・レペタ、その友人である貧しいアフリカ系アメリカ人の少年ジェイリン・ウェッブ、主人公の祖父を深く演ずるアンソニー・ホプキンス、その妻トヴァ・フェルドシャー、主人公の兄ライアン・セル、私立高を支援する実業家フレッド・トランプジョン・ディール、その娘マリアン・トランプ・バリージェシカ・チャステイン、主人公が通う公立校の担任アンドリュー・ポーク、主人公の大叔父テディ・コルカ、その妻マルシア・ハウフレヒト、主人公の私立高のクラスメイト、デイン・ウェスト、私立高の校長リチャード・ビーキンス、巡査部長のドメニック・ロンバルドッツィ、生徒のマーシャ・ジーン・クルツなどが共演している。


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