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風雲児アドヴァース Anthony Adverse (1936)

孤児院に捨てられ私生児として育った青年の波乱の人生と運命を描く、製作ハル・B・ウォリスジャック・L・ワーナー、監督マーヴィン・ルロイ、主演フレドリック・マーチオリヴィア・デ・ハヴィランドドナルド・ウッズアニタ・ルイーズエドマンド・グウェンクロード・レインズゲイル・ソンダガード他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:マーヴィン・ルロイ
製作
ハル・B・ウォリス
ジャック・L・ワーナー
原作:ハーヴェイ・アレン”Anthony Adverse”
脚本:シェリダン・ギブニー
撮影:トニー・ゴーディオ
編集:ラルフ・ドーソン
音楽:エーリッヒ・ウォルフガング・コルンゴルト

出演
アンソニー・アドヴァース:フレドリック・マーチ
アンジェラ・ジョセッピ:オリヴィア・デ・ハヴィランド
ヴィンセント・ノルティ:ドナルド・ウッズ
マリア:アニタ・ルイーズ
ジョン・ボニフェザー:エドマンド・グウェン
ドン・ルイ公爵:クロード・レインズ
ナポレオン・ボナパルトロロ・ロイド
デニス・ムーア:ルイス・ヘイワード
フェイス・ペイレオロゲス:ゲイル・ソンダガード
ネリータ:ステフィ・デューナ
アンソニー・アドヴァース(10歳):ビリー・モーチ
カルロ・チボ:エイキム・タミロフ
デブルール:ラルフ・モーガン
ザヴィエル神父:ヘンリー・オニール
フランソワ修道士:ペドロ・デ・コルドバ
ドゥメ少佐:J・キャロル・ネイシュ
フローレンス・アドニー(成人):アルマ・ロイド
フローレンス・アドニー(少女期):マリリン・ノールデン
アンジェラ・ジョセッピ(少女期)アン・ハワード(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1936年製作 141分
公開
北米:1936年8月29日
日本:1937年2月
製作費 $1,050,500
北米興行収入 $1,783,000
世界 $2,750,000


アカデミー賞
第9回アカデミー賞
・受賞
助演女優(ゲイル・ソンダガード
撮影・編集・作曲賞
・ノミネート
作品・美術・助監督賞


ストーリー
1773年、イタリア
スコットランド人の商人ジョン・ボニフェザー(エドマンド・グウェン)の娘マリア(アニタ・ルイーズ)は、スペイン人貴族ドン・ルイ公爵(クロード・レインズ)に見初められる。
将校デニス・ムーア(ルイス・ヘイワード)に惹かれていたマリアは、密かに彼と密会し彼の子を身籠る。
デニスと逃げようとしたマリアは、ドン・ルイに自分たちの関係を知られてしまう。
憤慨したルイはデニスと決闘となり、彼を殺してしまう。
数ヵ月後、マリアは息子を産んで亡くなり、ドン・ルイは子供を修道院の門に置き去りにする。
修道女たちは、子供が”聖大アントニオス”の祝日1月17日に見つかったことから”アンソニー”と名付ける。
ドン・ルイは、マリアの父ボニフェザーに、娘と共に子供も死んだと伝える。
10年後、ザヴィエル神父(ヘンリー・オニール)の教育を受けたアンソニー(ビリー・モーチ)は、ボニフェザーの養子となり歓迎される。
ボニフェザーは、アンソニーが持っていたマリア像が娘マリアのものだったために、彼が孫だということに気づく。
ボニフェザーは、私生児である孫に汚名を着せるわけにはいかず、自分との関係を秘密にして”アドヴァース”という性を与えて育て仕事も教える。
成長してボニフェザーを補佐となったアンソニー(フレドリック・マーチ)は、幼い時から惹かれ合う料理人の娘アンジェラ・ジョセッピ(オリヴィア・デ・ハヴィランド)と自然に恋に落ちる。
歌手になる夢があるアンジェラは、アンソニーとの結婚も考えるのだが、父が宝くじで大金を手に入れたことで人生が一変し、彼と別れることになってしまう・・・。


解説 評価 感想

1933年に発表された、ハーヴェイ・アレンのベストセラー小説”Anthony Adverse”を基に製作された作品。

孤児院に捨てられ私生児として育った青年の波乱の人生と運命を描くドラマ。

マーヴィン・ルロイは、壮大なドラマをうまくまとめてはいるが、ハーヴェイ・アレンの原作を台無しにしているとまで言われた内容や、141分の上映時間などを問題視する声が多く評価は低くかった。

しかし、既に「ジキル博士とハイド氏」(1931)でアカデミー主演男優賞を受賞していた、運命に従い激動の人生を送る主人公を見事に演じたフレドリック・マーチの演技は絶賛された。

第9回アカデミー賞では作品賞以下7部門にノミネートされ、異様な雰囲気で主人公の祖父である商人の家政婦を悪役として演ずるゲイル・ソンダガードが、デビュー作ながら助演女優賞を、その他、撮影、編集、作曲賞を受賞した。
*ノミネート
作品、美術、助監督賞

エーリッヒ・ウォルフガング・コルンゴルトのドラマチックな音楽も印象に残る。

主人公と愛し合いながら歌手となる夢を実現する料理人の娘オリヴィア・デ・ハヴィランド、主人公と知り合い友人となるドナルド・ウッズ、主人公の母親アニタ・ルイーズ、その父親で主人公を養子にする、町の名士である商人エドマンド・グウェン、主人公を孤児院に捨てる公爵クロード・レインズナポレオン・ボナパルトロロ・ロイド、マリア(アニタ・ルイーズ)と惹かれ合い、夫に決闘で殺されるルイス・ヘイワード、主人公のアフリカ時代の使用人ステフィ・デューナ、主人公の少年期ビリー・モーチ、主人公が接触するハバナの商人エイキム・タミロフ、ヒロインが所属する歌劇団の団長ラルフ・モーガン、少年時代の主人公を教育する神父ヘンリー・オニール、主人公と共にアフリカに向かう修道士ペドロ・デ・コルドバナポレオン軍の少佐J・キャロル・ネイシュ、主人公が修道院時代に知り合う女性アルマ・ロイド、その少女期マリリン・ノールデン、ヒロインの少女期アン・ハワードなどが共演している。


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