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愛の弾丸 Annie Oakley (1935)

射撃の名手アニー・オークレイの活躍と恋を描く、監督ジョージ・スティーヴンス、主演バーバラ・スタンウィックプレストン・フォスターメルヴィン・ダグラスモロニ・オルセン他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ジョージ・スティーヴンス
製作:クリフ・リード
原案
エワート・アダムソン
ジョセフ・フィールズ
脚本
ジョエル・セイアー
ジョン・ツイスト
撮影:J・ロイ・ハント
編集:ジャック・ハイヴリー
音楽:アルベルト・コロンボ

出演
アニー・オークレイバーバラ・スタンウィック
トビー・ウォーカー:プレストン・フォスター
ジェフ・ホガース:メルヴィン・ダグラス
”バッファロー・ビル”ウィリアム・フレデリック・コーディ大佐:モロニ・オルセン
ヴェラ・デルマー:パート・ケルトン
ジェームズ・マクアイヴァー:アンディ・クライド
シッティング・ブルチーフ・サンダーバード
ネッド・バントライン少佐:ディック・エリオット(クレジットなし)
ワイルド・ウェスト・ショーのアナウンサー:セオドア・ローチ(クレジットなし)
オークレイ夫人:マーガレット・アームストロング
ウェスリー・オークレイ:デルマー・ワトソン
スーザン・オークレイ:アデリン・クレイグ
ヴィルヘルム皇太子リチャード・アレクサンダー(クレジットなし)
医師:ブランドン・ハースト(クレジットなし)
警官:ファィロ・マカロー(クレジットなし)
ビクスビー保安官:ロバート・マッケンジー(クレジットなし)
料理人:ブルー・ワシントン(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 RKO
1935年製作 90分
公開
北米:1935年11月15日
日本:1936年5月
製作費 $354,000


ストーリー
19世紀後半、オハイオ州。
射撃に自信があるアニー・オークレイバーバラ・スタンウィック)は、世界一の射撃の名手トビー・ウォーカー(プレストン・フォスター)が、シンシナティで競技会を開催していることを知る。
シンシナティ
百発百中のアニーが撃ったウズラ6ダースが、ジェームズ・マクアイヴァー(アンディ・クライド)のホテルに届けられる。
トビーのために祝宴が開かれ、それに出されるウズラだったが、食材にこだわりがあるトビーのために、きれいに頭だけが撃ち抜かれたウズラが届けられたのだった。
興行主のジェフ・ホガース(メルヴィン・ダグラス)は、トビーと契約し、彼を”バッファロー・ビル”ウィリアム・フレデリック・コーディ大佐(モロニ・オルセン)の”ワイルド・ウェスト・ショー”の一員にする。
トビーが、自分の腕前を披露すると言って賭けをしようとしたため、マクアイヴァーは、ある”男”を対戦させることを考え、賭けに挑戦する。
マクアイヴァーは、ウズラ撃ちの名人を呼びよせようとするが、名前を”アンディ・オークリー”と聞き間違える。
翌日マクアイヴァーは、現れたのが女性のアニーだったために驚き、大会を中止しようとする。
開催するつもりのジェフは、相手がトビーだということをアニーに知らせる。
トビーは相手が女性のアニーだと知って驚き、彼女を侮辱する。
アニーは、町の人々から預かった掛け金をジェフに渡す。
競技は勝負がつかず、トビーは焦り始める。
アニーの母親(マーガレット・アームストロング)は、トビーが職を失うことを気の毒に思い、アニーにそれを伝える。
アニーは的をわざと外し、次の射撃を成功させたトビーが勝利し、彼女に声をかけて励ます。
ジェフは、アニーがわざと外したことに気づいていた。
町に戻ったアニーは、ビクスビー保安官(ロバート・マッケンジー)らに、預かった掛け金を必ず返すと言って約束する。
ビクスビーらは気にしていなかったが、アニーは、トビーを負かすのが気の毒だったために、わざと負けたことを話して立ち去る。
そこにジェフが現れ、アニーと母親に、賭けなかったことを伝えて現金を返す。
ジェフは、アニーの射撃の才能を開花させるために、バッファロー・ビルのショーに加わることを彼女に提案する。
家族が困ると考えたアニーは、最高の射撃主としてトビーと共にポスターに載ると言われ、ジェフと契約するのだが・・・。


解説 評価 感想

監督ジョージ・スティーヴンスと主演バーバラ・スタンウィックにとっては初の西部劇であり、共演はプレストン・フォスターメルヴィン・ダグラスモロニ・オルセンなどが共演した作品。

射撃の名手アニー・オークレイの活躍と恋を描く西部劇。

歴史的事実とはかなり違った内容であり、主人公アニー・オークレイとパートナーの射撃手との恋愛に焦点が置かれている。

また、人情ドラマ的な要素に加え、ワイルド・ウェスト・ショーの様子やユーモアあふれるシーンも多い娯楽作に仕上がっている。

主演のバーバラ・スタンウィックは、男勝りの射撃の名手アニー・オークレイとして登場するが、揺れ動く女心も見事に演じている。

主人公のパートナーとなる射撃の名手を好演するプレストン・フォスター、思慮深い興行主をいい雰囲気で演ずるメルヴィン・ダグラス”バッファロー・ビル”ウィリアム・フレデリック・コーディ大佐のモロニ・オルセン、トビー(プレストン・フォスター)のショーの元パートナー、パート・ケルトン、ホテルのオーナー、アンディ・クライド、ショーに出演する先住民シッティング・ブルチーフ・サンダーバード、ショーの広報担当ネッド・バントライン少佐のディック・エリオット、ショーのアナウンサー、セオドア・ローチ、主人公の母親マーガレット・アームストロング、その息子デルマー・ワトソン、その妹アデリン・クレイグ、ヴィルヘルム皇太子リチャード・アレクサンダー、トビーの目の診察をする医師ブランドン・ハースト、警官のファィロ・マカロー、保安官のロバート・マッケンジー、料理人のブルー・ワシントンなどが共演している。


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