サイトアイコン That's Movie Talk!

けだもの組合 Animal Crackers (1930)

富豪夫人の晩餐会に招待された有名な探検家や音楽家が巻き起こす騒動を描く、監督ヴィクター・ヒアマン、主演グルーチョ・マルクスハーポ・マルクスチコ・マルクスゼッポ・マルクスリリアン・ロスマーガレット・デュモント他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ヴィクター・ヒアマン
原作
ジョージ・S・カウフマン
モリー・リスキンド
バート・カルマー
ハリー・ルビー
脚本:モリー・リスキンド
撮影:ジョージ・フォルシー
音楽:マックス・リース

出演
ジェフリー・スポールディング隊長:グルーチョ・マルクス
教授:ハーポ・マルクス
シニョール・エマヌエル・ラヴェッリ:チコ・マルクス
ホレイショ・ジェイミソン:ゼッポ・マルクス
アラベラ・リッテンハウス:リリアン・ロス
リッテンハウス夫人:マーガレット・デュモント
ロスコー・W・チャンドラー:ルイス・ソリン
ジョン・パーカー:ハル・トンプソン
ホワイトヘッド夫人:マーガレット・アーヴィング
グレース・カーペンター:キャサリン・リース
ハイブス:ロバート・グレイグ
ヘネシー警部:エドワード・メトカーフ
6人の仲間:ミュージックマスターズ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1930年製作 98分
公開
北米:1930年8月23日
日本:1931年2月14日
北米興行収入 $910,000


ストーリー
ロングアイランド
社交界の名士である富豪のリッテンハウス夫人(マーガレット・デュモント)が、屋敷での晩餐会を主催する。
主賓は、アフリカから戻ったばかりの有名な探検家ジェフリー・スポールディング隊長(グルーチョ・マルクス)と、リッテンハウス夫人に惹かれる大富豪である美術収集家のロスコー・W・チャンドラー(ルイス・ソリン)で、彼が最近入手したボーガードの名画”狩りのあと”が展示される。
到着したスポールディングは派手な演出で登場し、リッテンハウス夫人に迎えられる。
ところが、スポールディングは、この場に留まることはできないのですぐに出発すると言って、リッテンハウス夫人らを困らせる。
そこに晩餐会の音楽を担当するシニョール・エマヌエル・ラヴェッリ(チコ・マルクス)と、数分後にそのパートナーである教授(ハーポ・マルクス)が到着して騒ぎを起こす。
到着したホワイトヘッド夫人(マーガレット・アーヴィング)と妹のグレース・カーペンター(キャサリン・リース)は、名画”狩りのあと”が展示されていることを知り、リッテンハウス夫人の影響力に嫉妬する。
かつてグレースは、”狩りのあと”を模写したことがあるため、それと本物をすり替えることを姉に提案する。
それに賛成したホワイトヘッド夫人は、執事のハイブス(ロバート・グレイグ)を丸め込み、絵画をすり替えるために協力させるのだが・・・。


解説 評価 感想

サイレント時代に短編を手がけ脚本家としても活躍したヴィクター・ヒアマンが監督し、主演はグルーチョ・マルクスハーポ・マルクスチコ・マルクスゼッポ・マルクスリリアン・ロスマーガレット・デュモントなどが共演した作品。

富豪夫人の晩餐会に招待された有名な探検家や音楽家が巻き起こす騒動を描くコメディ。

マルクス兄弟が主演した長編としては2作目の作品で、同じみのナンセンスギャグに加えて、ミュージカルナンバーの他、チコ・マルクスのピアノやハーポ・マルクスのハープの見事な演奏も登場する愉快な作品。

晩餐会に主賓として招待され騒動を巻き起こす有名な探検家グルーチョ・マルクス、晩餐会の音楽を担当する音楽家で、絵画のすり替えに加担するチコ・マルクス、そのパートナーのハーポ・マルクス、スポールディング(グルーチョ・マルクス)の秘書ゼッポ・マルクス、晩餐会の主催者である富豪夫人で、マルクス兄弟作品の常連マーガレット・デュモント、その娘リリアン・ロス、その恋人である画家で、才能を認めてもらうために絵画をすり替えるハル・トンプソン、大富豪で美術収集家のルイス・ソリン、妹の案で絵画をすり替えようとする富豪夫人マーガレット・アーヴィング、その妹キャサリン・リース、2人に協力するリッテンハウス夫人(マーガレット・デュモント)の執事ロバート・グレイグ、屋敷に呼ばれた警部のエドワード・メトカーフ、晩餐会のパフォーマー、ミュージックマスターズなどが共演している。


モバイルバージョンを終了