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最後に恋に勝つルール A Lot Like Love (2005)

偶然の出会い後に不思議と再会する男女の恋の行方を描く、主演アシュトン・カッチャーアマンダ・ピートタリン・マニング他共演、監督ナイジェル・コールによるロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ナイジェル・コール

製作
アーミアン・バーンスタイン

ケヴィン・J・メシック
リサ・ブルース
脚本:コリン・パトリック・リンチ
撮影:ジョン・デ・ボーマン
編集:スーザン・リッテンバーグ
音楽:アレックス・ワーマン

出演
オリヴァー・マーティン:アシュトン・カッチャー

エミリー・フリール:アマンダ・ピート
ミシェル:キャスリン・ハーン
ジーナ:アリ・ラーター
ジーター:カル・ペン
ブリジット:ムーン・ブラッドグッド
ベン・ミラー:ジェレミー・シスト
エレン・マーティン:タリン・マニング
グラハム・マーティン:タイロン・ジョルダーノ
ピーター:ガブリエル・マン
ダイアン・マーティン:エイミー・アキノ

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

2005年製作 107分
公開
北米:2005年4月22日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $21,835,780
世界 $42,886,720


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
7年前、ロサンゼルス
ニューヨークに向うため、空港のターミナルでフライトを待っていたオリヴァー・マーティン(アシュトン・カッチャー)とエミリー・フリール(アマンダ・ピート)は、お互いを意識する。

機内で一緒になった二人は、トイレで愛し合ってしまい、ニューヨークに着き地下鉄で別れる。

その後、街角でエミリーを見かけたオリヴァーは、彼女に声をかけて、二人はどこかに行くことになる。

現われたエミリーの父親と義母に挨拶したオリヴァーだったが、彼女が嘘をついて二人を追い払う。

オリヴァーは、自分の人生計画を語るが、エミリーはその実現を否定的に捉える。

気分を害したオリヴァーは、連絡先を教えて6年後の自分の成功を確かめるよう、エミリーに伝える。
...全てを見る(結末あり)

その後も二人は楽しい時間を過ごし、日が暮れて何も語らずに別れる。

3年後、ロサンゼルス
俳優志望のエイミーは、脚本家の恋人ピーター(ガブリエル・マン)にフラれ、ニュー・イヤーズ・イヴだというのに相手もいない。

方々に電話をかけたエイミーだったが、誰も捉まらずに、手帳に挟まっていたオリヴァーのメモに気づき彼の実家に電話をかける。

オリヴァーと話せたエミリーは、直ぐに彼と会うことになり、食事をした二人は、ハリウッドのパーティーに向う。

友人ミシェル(キャスリン・ハーン)とジーナ(アリ・ラーター)に迎えられたエミリーとは、オリヴァーと、その場で新年を迎えて、オリヴァーの家に向かう。

ネット・ビジネスを始めているオリヴァーが、翌日、仕事でサンフランシスコに引っ越すことを聞いたエミリーは、酔いつぶれてしまう。

翌朝、オリヴァーは、エミリーを起さずに姿を消してしまう。

2年後、サンフランシスコ
オリヴァーは、恋人ブリジット(ムーン・ブラッドグッド)と暮らしていたが、彼女は、生活のすれ違いを理由に別れ話を切り出す。

エミリーは、ミシェルの結婚式で会ったベン・ミラー(ジェレミー・シスト)に出くわし、食事をする仲になる。

そんな時、写真家になっていたエミリーは、オリヴァーに再会し、関係が進展することを期待しながら失恋して気落ちする彼を励ます。

たまたま、ジーナに出くわしたエミリーは、彼女に寄り添うピーターにも再会してショックを受け、今度はオリヴァーに励まされる。

その後、二人は原野に車を止めて愛し合い一夜を明かし、翌朝、警官に、その場が国立公園だと知らされて追い払われる。

オリヴァーは、投資家を探す目的でニューヨークに向うためにエミリーと別れるが、そこでも、彼女は多くを語ろうとしないで見送る。

相棒のジーター(カル・ペン)と共に、オムツのネットビジネスのプレゼンを行ったオリヴァーは、エミリーからの電話で、彼女の亡くなった母親の墓参りをする。

そして、オリヴァーは、ついに資金提供を得て、事業を拡大しようとする。

1年後。
結局、夢破れたオリヴァーは会社を解散し、ロサンゼルスの自宅に戻る。

あるギャラリーで、エミリーの写真に気づいたオリヴァーは、彼女を待ち続けるが現われない。

友人グラハム・マーティン(タイロン・ジョルダーノ)に励まされたオリヴァーは、エミリーに会いに行き、無一文で無職だということを正直に伝える。

エミリーが、婚約したことを知ったオリヴァーはショックを受け、彼女に別れを告げてその場を立ち去る。

6ヶ月後。
ベンとの同棲生活が、空虚な日々に感じ始めたエミリーは彼と別れることを決意し、オリヴァーに結婚しないことを伝えようとする。

しかし、街で、オリヴァーが結婚式用のスーツを新調していたところを目撃したミシェルが、それをエミリーに伝える。

電話番号から住所を調べたエミリーは、オリヴァーの家で結婚式が行われていることを確認する。

オリヴァーと目が合ったエミリーは、動揺して帰ろうとするが、それは、彼の妹エレン(タリン・マニング)の結婚式だった。

エミリーを抱きしめたオリヴァーは、エレン達が呆れていることも気にせずに愛を確かめ合う。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
空港で意識し合った、オリヴァー・マーティンとエミリー・フリールは、ニューヨークに向う機内のトイレで愛し合ってしまうものの、その後、あっさりと別れる。
街角で再び会った二人だったが、オリヴァーの成功の人生計画に対し、エミリーは、その実現に否定的な意見をする。
自信を見せるオリヴァーは、6年後に連絡するようにと、エミリーに実家の電話番号を教えて別れる。
3年後、恋人にフラれたエミリーは、オリヴァーを思い出して連絡して再会し楽しい時を過ごす。
しかし、オリヴァーは、ネット・ビジネスを始める目的でサンフランシスコに向ってしまう。
2年後、恋人と別れて気落ちするオリヴァーは、またしても偶然エミリーと再会して励まされるのだが、彼女も元恋人が友人と付き合っていることを知りショックを受ける。
そして、互いを励まし合い結ばれた、オリヴァーとエミリーだったが・・・。
__________

必ず結ばれるだろうと分かりつつも、なかなか進展しない二人が、どのようにして結末を迎えるのかが興味津々でストーリーは進む。

しかし、起きる出来事がありきたりで、結局はクライマックスも、主人公の結婚式であるはずがないことも予想がつき、期待が外れた平凡な作品というのが正直なところだ。

成功するパワーを感じない、優男にしか見えない主人公のアシュトン・カッチャーよりも、実際に6歳年上のヒロイン、アマンダ・ピートの方が印象的であり、ティーンエージ風から落ち着いた雰囲気の女性までを、魅力的に演じている。

ヒロインの友人キャスリン・ハーンアリ・ラーター、主人公のビジネス・パートナーのカル・ペン、主人公の恋人役ムーン・ブラッドグッド、ヒロインの婚約者ジェレミー・シスト、主人公の妹タリン・マニング、友人のタイロン・ジョルダーノ、ヒロインの元恋人ガブリエル・マン、主人公の母エイミー・アキノなどが共演している。


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