ダイヤモンド・イン・パラダイス After the Sunset (2004)

ロイドは、マックスとローラに近づき探りを入れ始めるが、地元警察の刑事ソフィー(ナオミ・ハリス)に連行されてしまう。

一応、身元を証明できたロイドは、ソフィーと食事をしながら7年前からのマックスの追跡劇を聞かせる。

そしてソフィーは、自分と組むなら捜査を認めることをロイドに約束する。

クルーザーに、ダイヤを下見に行ったマックスは、その厳重な警備から、出くわしたロイドに、それを盗むのは不可能だと言われ納得する。

その帰り、マックスの前に地元を牛耳るヘンリー・ムーア/アンリ・モレー（ドン・チードル）の手下ジャンポール(ラッセル・ホーンズビー)が現れ、マックスはムーアの元に連れて行かれる。

ムーアは、マックスに報酬を払いダイヤを盗ませようとする。

その気になったマックスだったが、ローラは協力を断り引退して、生活を楽しむことを選ぶ。

そして、マックスは犯行が可能だということと、その手口までもをロイドに告げる。

マックスの話を信じないロイドは、再び探りを入れて彼の手の内を聞き出そうとするが、うまくいかない。

そんな時、クルーザーの警備が破られ何者かが侵入し、船の内部詳細図面を写真に撮られ、逃亡するという事件が起きる。

ローラが、あくまでダイヤを奪うことに反対したために、図面を盗み出したマックスは、それをムーアに渡す。

マックスは船への侵入方法などをムーアに伝授し、ダイヤを自分で盗み出させようとする。

それを聞いたムーアはマックスを見限り、友情が消えたことを伝える。

ソフィーは、マックスを尾行するもののまかれたロイドに、彼が引退を考えムーアと通じていることを知らせる。

そんなロイドとソフィーは、次第に惹かれあい愛し合うようになる。

クルーザー出航まで一日と迫り、マックスがダイヤを諦め切れないと知ったローラは、彼を家から追い出してしまう。

仕方なくマックスは、ロイドの部屋に行き一夜を過ごす。

翌日、FBIのコワルスキー(レックス・リン)とスタッフォード捜査官(ミケルティ・ウィリアムソン)が、ソフィーとロイドの部屋に現れる。

ロイドは、ダイヤをマックスに盗まれて定職中の身で島に滞在し、不審に思われた警察に監視されていたのだ。

さらにロイドはマックスとの仲を疑われてしまい、ソフィーは彼に愛想を尽かす。

マックスとロイドは、お互いの相手ローズとソフィーに謝罪し、クルーザーが出航するまで、自分達が陸から姿をくらますことをマックスは提案する。

そしてマックスは、1億ドルの財宝が眠る難破船に３人を案内して、替え玉を雇い一人クルーザーに向かう。

クルーザーに侵入したマックスは、偽情報をつかませて警備に捕まったムーアの手下ジャンポールが、尋問されている間に、ダイヤを奪い難破船に戻る。

ソフィーにダイヤが盗まれたという連絡が入り、3人は揃ってマックスを疑い、ローラは彼の元を去ろうとする。

そこにムーアが現れ、ローラに銃を向けて、マックスにダイヤを渡すよう要求する。

しかし、マックスらを追ってきたロイドがムーアを射殺し、彼がダイヤを盗んだとマックスは警察に主張する。

それでも島を去ろうとするローラに、自分の宝は彼女だと伝え、マックスはローラを説得する。

そんなマックスは、ロイドが全てを仕組み、自分の奪ったダイヤを手に入れてしまったことを知り負けを認める。

大金が手に入ることを見込みながら、帰国しょようとするロイドだったが、彼のリムジンはマックスのリモコン操作で操られ、またしてもからかわれてしまう。