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8mm (1999)

大富豪が遺したスナッフ・フィルムの謎を追う私立探偵が巻き込まれる事件を通してアメリカ社会の闇を描く、製作、監督ジョエル・シューマッカー、主演ニコラス・ケイジホアキン・フェニックスジェームズ・ガンドルフィーニピーター・ストーメア他共演のサスペンス・スリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧
ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジョエル・シューマッカー
製作
ギャヴィン・ポローン

ジュディ・ホフランド
ジョエル・シューマッカー
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影:ロバート・エルスウィット
編集:マーク・スティーヴンス

音楽:マイケル・ダナ

出演
ニコラス・ケイジ:トム・ウェルズ
ホアキン・フェニックス:マックス・カリフォルニア
ジェームズ・ガンドルフィーニ:エディー・プール
ピーター・ストーメア:ディーノ・ヴェルヴェット
アンソニー・ヒールド:ロングデール
クリス・バウアー:マシーン
キャサリン・キーナー:エイミー・ウェルズ
マイラ・カーター:クリスチャン夫人
ジェニー・パウエル:メアリー・アン・マシューズ
エイミー・モートン:ジャネット・マシューズ
ノーマン・リーダス:ウォレン・アンダーソン

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1999年製作 123分
公開
北米:1999年2月26日
日本:1999年5月
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $36,283,500
世界 $96,618,700


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
私立探偵のトム・ウェルズ(ニコラス・ケイジ)は、妻エイミー(キャサリン・キーナー)と、生まれたばかりの娘とで静かに暮らしていた。

ある日トムは、大富豪クリスチャン夫人(マイラ・カーター)の顧問弁護士ロングデール(アンソニー・ヒールド)に呼ばれる。

クリスチャン夫人は、実業界の大物の夫が遺した遺品の中にあった、残虐な少女のスナッフ(殺害)フィルムの調査をトムに依頼する。

フィルムを見たトムは、その異常性から警察の鑑定を勧めるが、ロングデールと夫人は、故人の名に傷がつくという理由からそれを断り、トムは調査を受けることにする。
...全てを見る(結末あり)

エイミーと娘に別れを告げたトムはクリーブランドに向かい、手がかりを基に、行方不明者のリストの中から、1993年に失踪したメアリー・アン・マシューズ(ジェニー・パウエル)という、16歳の少女の存在を見つける。

トムは、早速メアリーの母親ジャネット(エイミー・モートン)に会い、彼女からメアリーの家出をした時の状況を聞く。

母親に宛てた、メアリーの手紙と日記を見つけたトムは、それをジャネットに知らせず持ち帰る。

その後トムは、メアリーが、ウォレン・アンダーソン(ノーマン・リーダス)という男友達と、ハリウッドに向かったことを知る。

トムはウォレンの父に接触するが、彼は刑務所に入っているということだった。

ウォレンはエイミーを見捨てていて、再びジャネットに会ったトムは、日記を戻して立ち去る。

ハリウッド
トムは、アダルト・ショップの店員マックス・カリフォルニア(ホアキン・フェニックス)に近づく。

スナッフ・フィルムの、裏ルートに関する情報を探したトムは、手がかりは掴めない。

やがてトムは、メアリーを知る修道女を見つけ、彼女の所持品のメモから、ポルノ・ビデオの製作者エディ・プール(ジェームズ・ガンドルフィーニ)に目をつけて監視する。

エディに探りを入れたトムは、闇ポルノ・ビデオ界の大物監督ディーノ・ヴェルヴェット(ピーター・ストーメア)の存在を知り、コネのあるマックスを連れてニューヨークに向かう。

ディーノのテープを買い込み調べ始めたトムは、メアリーのフィルムに映っていた仮面の男マシーン(クリス・バウアー)に気づく。

トムとマックスはディーノに接触し、マシーンを使ったビデオの製作を依頼する。

その後、マックスにロサンゼルスに帰るよう指示したトムは、ディーノの撮影現場に向かう。

しかしディーノは、そこに現れたエディとマシーンとでトムを拘束し、ある人物に会わせる。

なんとそれは、依頼人の顧問弁護士ロングデールだった。

さらに、ロサンゼルスに返したはずのマックスが痛めつけられ、ディーノはトムにフィルムの返還を迫る。

メアリー殺害フィルムを撮らせたのは、故人クリスチャンとロングデールだったのだ。

トムはフィルムを渡すが、マックスは殺されてフィルムは焼却される。

しかし、山分けするはずの金額が、実際は100万ドルだったことが分かり、仲間割れが始まり、ロングデールとディーノは相撃ちとなり命を落とす。

その隙に銃を奪い逃走したトムは、妻エイミーに連絡を取って避難させ、クリスチャン夫人に真実を知らせる。

エイミーと落ち合ったトムは、動揺する彼女を落ち着かせて、クリスチャン夫人の元に向かうが、唯一の証人だった夫人は自殺した後だった。

トムは夫人からの謝礼金をエイミーに渡し、ロサンゼルスに飛び、エディを痛めつけてメアリーを殺したマシーンを捜す。

トムは、メアリーの母親ジャネットに連絡を入れ、メアリーが殺されたことを伝え、犯人への制裁の許可を得る。

エディを殴り殺したトムは、彼の作ったビデオと共に遺体を焼き払い、マシーンを捜し出し、格闘の末、傷を負いながらも彼を倒す。

エイミーと娘の元に戻ったトムは、むごい事件を体験し抜け殻のようになってしまう。

しかし、ジャネットからの感謝の手紙を受け取ったトムは、安堵の表情を浮かべる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
私立探偵のトム・ウェルズは、大富豪クリスチャン夫人の顧問弁護士ロングデールに呼ばれる。
夫人は、実業界の大物である夫の遺品の中にあった、残虐な少女のスナッフ(殺害)フィルムの調査をトムに依頼する。
異常なフィルムを見たトムは、それを警察に任せるように勧めるが、二人は、故人の名を傷つけたくないことを伝える。
調査を受けることにしたトムは、手がかりを基に、行方不明者リストの中から、メアリーという16歳の少女の存在に注目し、彼女の母親ジャネットに会う。
トムは、メアリーが母親に宛てた手紙と日記を見つけ、それを参考に、彼女がウォレンという男友達とハリウッドに向かったことを知る。
ハリウッドに着いたトムは、アダルト・ショップの店員マックスと接触し、スナッフ・フィルムの裏ルートに関する情報を入手しようとするのだが・・・。
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実業界の大物の歪んだ趣味や、家庭崩壊による家出少女の殺害など、現代社会の問題を、ジョエル・シューマッカーは、リアルな映像で衝撃的に描いている。

残酷なシーンや描写が多く、じっくり見るには少々覚悟がいる作品でもある。

そのためか、当時ハリウッドの頂点を極めようとしていたニコラス・ケイジ作品にしては、商業的に平凡な結果終わってしまった。

北米興行収入 $36,283,500
世界 $96,618,700

主演のニコラス・ケイジは、平穏な家庭を持つ男性と、行動力ある私立探偵を、メリハリのある演技で熱演して、ナイーブさと逞しさの両面見せてくれる。

事件に首を突っ込み過ぎて殺害される、アダルト・ショップの店員ホアキン・フェニックス、主人公に制裁を加えられる、ビデオの製作者ジェームズ・ガンドルフィーニスナッフ・フィルムを撮った業界の大物監督ピーター・ストーメア、それを指示した黒幕アンソニー・ヒールド、夫の危険な仕事を知らぬまま怯える主人公の妻キャサリン・キーナー、フィルムの調査を依頼する富豪夫人役のマイラ・カーター、被害者の母親エイミー・モートンなどが共演している。


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