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ピザボーイ 史上最凶のご注文 30 Minutes or Less (2011)

ピザの宅配員の青年が親の財産を狙う不良息子達の殺人計画に巻き込まれる騒動を描く、製作ベン・スティラー、監督ルーベン・フライシャー、主演ジェシー・アイゼンバーグアジズ・アンサリダニー・マクブライド他共演のドタバタ・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ルーベン・フライシャー

製作総指揮
モニカ・レヴィンソン

ブライアン・レヴィ
製作
スチュアート・コーンフェルド

ベン・スティラー
ジェレミー・クレイマー
原案
マイケル・ディリバーティ

マシュー・サリヴァン
脚本:マイケル・ディリバーティ
撮影:ジェス・ホール
編集:アラン・バウムガーテン
音楽:ラドウィグ・ゴランソン

出演
ニック・デイヴィス:ジェシー・アイゼンバーグ

ドウェイン・キング:ダニー・マクブライド
チェット・フラニング:アジズ・アンサリ
トラヴィス・コード:ニック・スウォードソン
チャンゴ:マイケル・ペーニャ
少佐:フレッド・ウォード
ケイト・フラニング:ディルシャッド・ヴァザリア
ジューシー:ビアンカ・カジリッチ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2011年製作 83分
公開
北米:2011年8月12日
日本:2011年12月3日
製作費 $28,000,000
北米興行収入 $37,053,920
世界 $40,547,400


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
”30分以内に届ける”というのが売りのピザ店の配達員ニック・デイヴィス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、友人で学校教師のチェット・フラニング(アジズ・アンサリ)を相手に気楽な毎日を送っていた。

ドウェイン・キング(ダニー・マクブライド)とトラヴィス・コード(ニック・スウォードソン)も、自堕落な生活を送っていた。

父親/少佐(フレッド・ウォード)が、1000万ドルの宝くじを当てたにも拘らず、ドウェインは、その恩恵を受けられずに不満を抱いていた。

ニックは、チェットの双子の妹で心を寄せるケイト(ディルシャッド・ヴァザリア)が、アトランタで働くことになり気落ちする。

チェットは、ニックがケイトに手を出したことを知り、憤慨して彼を見限ってしまう。
...全てを見る(結末あり)

ストリッパーのジューシー(ビアンカ・カジリッチ)に入れ知恵されたドウェインは、10万ドルで殺し屋を雇い、父親を殺す考えをトラヴィスに伝。

10万ドルを用意するため、誰かを脅して銀行強盗をさせようとしたドウェインだったが、ピザ屋のコマーシャルを見て配達員に犯行を実行させようとする。

廃車置場でピザを注文したドウェインは、トラヴィスと共にニックを拘束し、彼の体に爆弾をセットして、銀行を襲うよう強要する。

遠隔でも爆破できることをニックに伝えたドウェインは、制限時間が10時間だと知らせ、クマのぬいぐるみを爆破して見せて拳銃で脅す。

焦ったニックは、授業中のチェットの元に向かい、事情を説明して爆弾を見せ、危険を感じた二人は、学校から離れる。

その頃ジューシーは、殺し屋チャンゴ(マイケル・ペーニャ)を呼び寄せる。

チェットは、ケイトとの関係を絶つことを条件に、動揺するニックに協力することを伝え、覚悟を決めて、銀行強盗を実行するよう彼に渇を入れる。

犯行に必要な物を仕入れたニックとチェットは、知人の家のガレージに侵入して車を盗もうとする。

しかし、知人が現われたために、二人は咄嗟に目だし帽を被り、おもちゃの銃を手にして脅し車を奪う。

辞めることを伝えると言ってピザ店に寄ったニックは、チェットがトイレに行っている間にケイトの元に向う。

二人を監視していたドウェインは、トラヴィスにニックを追うよう指示する。

ケイトに会ったニックは、手短に愛を伝え、別れを告げて立ち去る。

そしてニックとチェットは、銀行に押し入り10万ドルを奪うが、警報で警官が駆けつける。

ニックは、爆弾を見せて警官を追払い逃走し、パトカーに追われながらもそれを振り切るが、事故を起こして車が横転してしまう。

車を捨てた二人は、奇妙な達成感を感じて、わだかまりは消える。

ドウェインに現金が用意できたことを伝えたニックは、受け渡し場所に現われたチャンゴに現金を渡す。

しかし、チャンゴが爆弾の解除コードを知らなかったために、ニックとチェットは、彼とその場にいたジューシーを叩きのめし現金を持って逃げ去る。

開き直ったニックは、コードを教えなければ金は渡さないと言ってドウェインを脅す。

ドウェインは、ニックを殺さなければ、彼から足がつくと考え焦り、自分で父親を殺すことを考える。

ニックも殺すと言って、ドウェインは、携帯電話の遠隔爆破番号に電話するものの、トラヴィスが、それを変更してあった。

見下されていたトラヴィスはドウェインに反抗して彼を黙らせるが、そこにチャンゴから電話があり殺すと言って脅される。

トラヴィスは、ニックがケイトに会ったことを知っていたため、彼女を利用して現金を奪おうとする。

少佐の家に忍び込んだチャンゴは彼を銃撃し、ドウェインの犯行計画の下書きを見つけ、廃車置場に向う。

ドウェインとトラヴィスはケイトを拉致し、ニックに現金を渡すよう伝える。

ニックは、ケイトに会ったことをチェットに伝え、彼女が捕らえられたことも知らせて廃車置場に向う。

ニックとドウェインは現金とケイトを交換するが、ドウェインはニックらを殺そうとする。

しかし、狙撃兵がいると言って、ドウェインを脅したニックは、彼らに銃を捨てさせて、その場を去ろうとする。

そこにチャンゴが現われてニックを殴り倒し、現金を奪いドウェインらを殺そうとする。

トラヴィスが火炎放射器でチャンゴを攻撃し、彼は発砲してドウェインが撃たれる。

チャンゴの銃弾でトラヴィスの燃料が発火し、彼を助けたドウェインは、現金を奪ったニックらを追う。

ドウェインはニックの車に追いつくが、再セットさせてあった爆弾を乗せていたために、車は爆発してしまう。

ニックとケイトは愛を確認し、チェットは金持ちになったことを喜ぶが、札束にはブルーペンキが仕掛けられていた。

その後ドウェインは、トラヴィスと共に日焼けサロンをオープンさせる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
宅配ピザ配達員のニック・デイヴィスは、友人で教師のチェットと気ままな毎日を送っていた。
父親が1000万ドルの宝くじを当てたものの、その恩恵を受けられず不満を抱くドウェインは、友人トラヴィスと共に、自堕落な日々を過ごしていた。
ある日ドウェインは、ストリッパーのジューシーの入れ知恵で、殺し屋を雇い父親を殺害することを考える。
それには10万ドルが必要なため、ドウェインはトラヴィスと組んで、銀行強盗をさせる実行犯として、ピザ屋の配達員ニックを拘束する。
ニックの体に爆弾をつけたドウェインは、彼を監視しながら、10時間以内に銀行を襲うよう強要する。
ニックは、チェットに協力を要請し、仕方なく二人は銀行襲撃の準備を始めるのだが・・・。
__________

ヒット作「ゾンビランド」の監督ルーベン・フライシャーと、ジェシー・アイゼンバーグのコンビが再び組んだ犯罪コメディで、ベン・スティラーが製作に参加している。

ハチャメチャなドタバタ・コメディを期待していたのだが、それに徹しきれない中盤あたりはややダレてしまい、爆弾や火炎放射器などの過激な武器の登場は、度が過ぎるようにも思える。
また、どこにでもあるストーリー展開が物足りない感じもする。

見栄えがするわけではないが、彼の出演作というだけで注目してしまう、平凡な青年役がハマっている主人公のジェシー・アイゼンバーグと、友人アジズ・アンサリのセリフ回しや掛け合いは結構楽しい。

憎めない不良コンビ、ダニー・マクブライドお得意の下ネタギャグや、同じく悪に徹し切れない相棒ニック・スウォードソンの、間抜け度合いも笑わせてくれる。

殺し屋マイケル・ペーニャ、ドウェイン(D・マクブライド)の父親フレッド・ウォード、主人公が心を寄せる、チェット(A・アンサリ)の妹ディルシャッド・ヴァザリア、ストリッパーのビアンカ・カジリッチなどが共演している。


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