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300 (2007)

1998年に発表された、フランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、ペルシア戦争の”テルモピュライの戦い”を映画化した、監督、脚本ザック・スナイダー、主演ジェラルド・バトラーレナ・ヘディロドリゴ・サントロデビッド・ウェナムマイケル・ファスベンダー共演の歴史活劇大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(歴史劇)

マイケル・ファスベンダー / Michael Fassbender / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ザック・スナイダー
製作総指揮
フランク・ミラー
デボラ・スナイダー
製作
ジャンニ・ヌナリ
マーク・キャントン
バーニー・ゴールドマン
ジェフリー・シルバー
脚本
ザック・スナイダー
マイケル・E・ゴードン
カート・ジョンスタッド
撮影:ラリー・フォン
編集:ウィリアム・ホイ
音楽:タイラー・ベイツ

出演
レオニダスジェラルド・バトラー
ゴルゴーレナ・ヘディ
クセルクセスロドリゴ・サントロ
ディリオスデビッド・ウェナム
セロン:ドミニク・ウェスト
ステリオスマイケル・ファスベンダー
隊長:ヴィンセント・リーガン
アスティノス:トム・ウィズダム
ダクソス:アンドリュー・プレヴィン
エフィアルテスアンドリュー・ティアナン

評議員:スティーヴン・マクハティ
ペルシャの使者:ピーター・メンサー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2007年製作 116分
公開
北米:2007年3月9日
日本:2007年6月9日
製作費 $65,000,000
北米興行収入 $210,592,600
世界 $456,068,180


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
紀元前480年。
スパルタの戦士社会で逞しく育ち王となったレオニダス(ジェラルド・バトラー)の元にペルシャ帝国の使者(ピーター・メンサー)が現れる。

評議員セロン(ドミニク・ウェスト)と共に現れた使者は、レオニダスに土地と水を要求する。

レオニダスはそれを不思議に思い、使者は傍らの王妃ゴルゴー(レナ・ヘディ)が男の前で口をきき臆する様子のないことに驚く。

使者は、1000もの国々を支配したペルシャ大帝国の王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)が、スパルタも支配しようとしていることを伝え、服従の証である土地と水を差し出すようレオニダスに告げる。
...全てを見る(結末あり)

誇り高きスパルタ戦士の答えはひとつ、レオニダスは使者を抹殺する。

神々からペルシャ攻撃の許しを得るため、レオニダスエフォロイ(監督官)の元に向かい貢物を差し出す。

レオニダスは、100万のペルシャ軍に立ち向かう決意と戦術を、祭”カルネア”の時期を優先するエフォロイに伝える。

エフォロイは託宣者(オラクル)のお告げだということを理由に、”カルネア”を選びスパルタ軍の出兵を禁ずる。

オラクルには従わなければならないが、このままではスパルタは滅んでしまう・・・。

王妃ゴルゴーは、自らの意思に従うよう迷うレオニダスに助言する。

出兵を決意したレオニダスは、隊長(ヴィンセント・リーガン)やディリオス(デビッド・ウェナム)、ステリオス(マイケル・ファスベンダー)ら300人のスパルタ戦士の精鋭を前にする。

セロンらはエフォロイに従うよう要求するが、レオニダス
はそれを聞き入れず、死すとも盾と共に帰るようにとゴルゴーから言葉をかけられ旅立つ。

アルカディアの指揮官ダクソス(アンドリュー・プレヴィン)らと合流したレオニダスは、焼き討ちされた村の惨状を目の当たりにする。

レオニダスの考えは、海岸線の狭い山道の地”テルモピュライ”にペルシャの大軍を誘い込み敵を倒す戦略だった。

海岸に到着したレオニダスらは、沖合のペルシャの大船団を確認する。

やがて、嵐が船団を襲いスパルタ軍は歓喜するが、レオニダスだけはそれを冷静に見守る。

その頃ゴルゴーは、出兵に反対した評議員(スティーヴン・マクハティ)の力を借り、他の議員の考えを変えさせようとする。

嵐は静まり、海岸の偵察に向かったダクソスは、敵の損害が少なかったことに気づく。

大軍を前に恐れる様子のないステリオスは、最強の敵と戦い死ねる喜びをダクソスに語る。

翌日、岩とペルシャ兵の死体で壁を築いていたステリオスらは、警告のため現れた敵の使節に襲いかかり追い払う。

同じ頃、レオニダスの前に現れた軍団を尾行していたエフィアルテス(アンドリュー・ティアナン)が、戦いに参加したいことを伝える。

エフィアルテスが奇形だったため隊列を乱すと判断したレオニダスは、彼に後方支援を命ずる。

やがてペルシャの大軍の移動が始まり、スパルタ軍はそれを迎え撃つ。

最初の戦いでペルシャ軍の第一陣を退けたスパルタ軍は、大空が隠れるほどの弓矢をものともせず、計算し尽くされたレオニダスの作戦により敵を圧倒する。

同じ頃、ゴルゴーは評議会との話し合いを控え、王位を狙うセロンを警戒する。

一人の死者も出さずに初日の勝利に酔うレオニダスは、現れたペルシャクセルクセスを牽制し戦い続けることを伝える。

クセルクセスは不死の軍団を派遣し、レオニダスはその力を試し、犠牲者を出すもののアルカディア人の援護を受けながら敵を倒す。

その様子を見守るクセルクセスは流石に動揺する。

翌日、肉弾戦に屈したペルシャ軍は魔術を使い始めるもののそれも撃退され、クセルクセスは指揮官を斬首刑に処す。

スパルタ軍は巨像の攻撃なども退け、ステリオスと隊長の息子アスティノス(トム・ウィズダム)は競い合いながら戦いを楽しむ。

しかし、一瞬隙を見せたアスティノスは、現れた敵に首を落とされ、我を忘れた隊長の悲痛な叫び声は敵を震えさせる。

クセルクセスは、自軍をスパルタ軍の背後に導くようエフィアルテスを誘惑する。

エフィアルテスはそれに従うことを伝え、クセルクセス兵士の装束も要求しそれが認められる。

ゴルゴーは、王の行動を非難するセロンを偽善者呼ばわりする。

セロンはゴルゴーに迫り、女の話など聞かない評議会は援軍を送ることはないと断言する。

ゴルゴーは北に援軍を送らせるために、仕方なくセロンに体を許す。

負傷者も出したレオニダスは、裏切り者が敵を背後に案内したことをダクソスから知らされる。

レオニダスは怯むことなく戦う決意をするが、ダクソスらはその場を去る。

戦い抜くスパルタの掟と、冷静さを取り戻した隊長の考えを確かめたレオニダスは、左目を失ったディリオスに、この場で起きた勝利の物語を評議会に伝えるよう命じ、ゴルゴーに渡すペンダントを託す。

残った兵士は僅か、レオニダスは最後の戦いに備える。

評議員を前にしたゴルゴーは、正義、法と秩序、そして希望のために全軍を王の元に送る決断を下すことを要求する。

しかし、セロンは王の行動を批判し、王妃が体で自分を買収しようとしたことを語る。

騙された王妃は護衛の剣を奪いセロンを刺殺し、彼がエフォロイに買収されていたことが分かる。

包囲されたレオニダスは、ギリシャの王の地位と勝利したことが語られるという条件を提示され、クセルクセスに跪くよう要求される。

レオニダスは兜を脱ぎ、盾と槍を捨ててクセルクセスにひれ伏す。

しかし、それは作戦であり、盾で防御する隊列のステリオスが攻撃を始める。

レオニダスは、前方が見えにくい兜を脱ぎ、槍を遠くに投げるのには重い盾を持っていると体制が崩れるためにそれを捨てたのだった。

槍はクセルクセスの顔をかすめ、レオニダスは矢を受け隊長は何人もの敵に立ち向かい命を落とす。

同じく矢を受けたステリオスは、共に死ねることを名誉に思うとレオニダスに告げる。

レオニダスも、共に生きられたことが誇りだと答えてステリオスを見つめる。

立ち上がったレオニダスは、王妃を想い愛を伝えながら無数の矢を受ける。

スパルタに戻ったディリオスは、レオニダスから預ったペンダントをゴルゴーに渡す。

ゴルゴーは、駆け寄ってきた息子の首にペンダントをかける。

その後ディリオスは、評議会でレオニダスの言葉を伝える。

”・・・我々はスパルタの戦士としての掟のもとに眠る・・・”

ディリオスは、勇敢な王と300の兵士達の戦いを語りながら、クセルクセスを倒すため、1万のスパルタ軍と3万のギリシャ軍を率い、3倍の敵との戦いに備え雄叫びを上げる。

世界を神秘主義と暴君から救い輝かしい未来を手に入れるため、ディリオスの軍団は、レオニダスと300の兵士感謝して勝利を誓い突撃する。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「300」(2007)
・「300 〜帝国の進撃〜」(2014)

*(簡略ストー リー)
紀元前480年。
1000もの国々を支配したペルシャ大帝国の王クセルクセスは、スパルタをはじめとするギリシャの地を支配しようとする。
スパルタレオニダスの元にペルシャ帝国の使者が現れ、服従の証として、土地と水を差し出すようクセルクセスの伝言を伝える。
しかし、誇り高き戦士レオニダスは使者を抹殺し、大軍のペルシャに立ち向かうことを決意する。
レオニダスは、神々からペルシャ攻撃の許しを得るためにエフォロイ(監督官)の元に向かうものの、それを禁じられてしまう。
託宣者(オラクル)のお告げには従わなければならないレオニダススパルタが滅んでしまうと考えるが、王妃ゴルゴーに自らの意思に従うよう助言される。
そして、出兵を決意したレオニダスは、300人のスパルタ戦士の精鋭を従え100万のペルシャ兵を打ち破ることを誓い旅立つ・・・。
__________

まず、スパルタ軍300人に対してペルシャ軍100万人という、桁違いの数字の対比が非常にインパクトがある。
参:
実際の総勢はギリシャ連合軍7000人に対し、ペルシャ軍は2100万、または6万~30万人だったと言われている。
北米興行収入は約2億1100万ドル、全世界では約4億5600万ドルの大ヒットとなった。

歴史の事実を知れば結末は明らかなのだが、スパルタ軍が、その劣勢でどう立ち向かうかが見所で、大軍を前に、怯むどころか薄ら笑いを浮かべる戦士達の頼もしい姿の描写なども本作の魅力だ。

肉体がぶつかり合う格闘場面はかなりリアルで残忍なシーンも多いが、抑えた色彩とスロー画像を巧みに使い、幻想的な絵画、芸術作品を見ているようなショットも多々ある。

これも特撮ではないかと思ってしまうほどの、スパルタ王にして戦士のレオニダスを演ずるジェラルド・バトラー他、俳優陣の鍛えぬかれた逞しい肉体が、迫力ある映像を更に際立たせる。
*その肉体美もCGではないかとの説あり。

スパルタレオニダスジェラルド・バトラー、王妃ゴルゴーレナ・ヘディペルシャ帝国の王クセルクセスロドリゴ・サントロスパルタ戦士ディリオスデビッド・ウェナムスパルタの政治家ドミニク・ウェスト、兵士ステリオスミヒャエル・ファスベンダー、隊長のヴィンセント・リーガン、その息子トム・ウィズダムアルカディアの指揮官アンドリュー・プレヴィンエフィアルテスアンドリュー・ティアナン、政治家スティーヴン・マクハティクセルクセスの使者ピーター・メンサーなどが共演している。


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