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21ブリッジ 21 Bridges (2019)

多くの警官を殺したコカイン強盗を捕らえようとする刑事の執念の捜査を描く、監督ブライアン・カーク、製作、主演チャドウィック・ボーズマンシエナ・ミラーJ・K・シモンズステファン・ジェームステイラー・キッチュキース・デイヴィッド他共演の犯罪アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ブライアン・カーク
製作
ジョー・ルッソ
アンソニー・ルッソ
マイク・ラロッカ
ロバート・シモンズ
ジジ・プリッツカー
チャドウィック・ボーズマン
ローガン・コールズ
原案:アダム・マーヴィス
脚本
アダム・マーヴィス
マシュー・マイケル・カーナハン
撮影:ポール・キャメロン
編集:ティム・マレル
音楽
ヘンリー・ジャックマン
アレックス・ベルチャー

出演
アンドレ・デイヴィス刑事:チャドウィック・ボーズマン
フランキー・バーンズ刑事:シエナ・ミラー
マット・マッケナ警部:J・K・シモンズ
マイケル・トルヒーヨ:ステファン・ジェームス
レイモンド”レイ”ジャクソン:テイラー・キッチュ
スペンサー警視正:キース・デイヴィッド
アディ:アレクサンダー・シディグ
トリアーノ・ブッシュ:ルイス・キャンセルミ
ヨランダ・ベル巡査部長:ヴィクトリア・カルタヘナ
ホーク・タイラー:ゲイリー・カー
アントニー・モット副市長:モロッコ・オマリ
ブラッド・ゲイルズ:クリス・ガファリ
トム・チーバー:デイル・パヴィンスキー
ケリー警部補:ダーレン・リーパリ
ヴォネッタ・デイヴィス:エイドリアン・レノックス
ヴォネッタ・デイヴィス(若年期):サラ・エレン・スティーヴンス
リー:ジェイミー・ニューマン
バッチコ巡査部長:オビー・アビリー
デュガン巡査部長:アンディ・トルシンスキー

アメリカ 映画
配給 STXエンターテインメント
2019年製作 100分
公開
北米:2019年11月22日
日本:2021年4月9日
製作費 $33,000,000
北米興行収入 $28,539,760
世界 $49,939,760


ストーリー
ニューヨーク
殉職した父と同じ警官となったアンドレ・デイヴィス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、優秀ではあるが、何人もの犯罪者を殺害してきたことで評判され、すべて正当防衛だと主張する。
ある夜、退役軍人の2人、マイケル・トルヒーヨ(ステファン・ジェームス)とレイモンド”レイ”ジャクソン(テイラー・キッチュ)は、ブルックリンのワインショップから30キロのコカインを盗もうとする。
保管されているコカインがその10倍だったために驚いたレイとマイケルは、ニューヨーク市警85分署の警官らが現れたために銃撃戦となる。
50キロのコカインを奪い逃走したレイとマイケルは、結果的に8人の警官を殺害した。
現場に駆けつけたデイヴィスは、85分署の署長マット・マッケナ警部(J・K・シモンズ)から、麻薬課のフランキー・バーンズ刑事(シエナ・ミラー)と組むよう指示される。
現場を調べたデイヴィスは犯人が2人だったと考え、犯行時の様子を推理する。
チャイナタウンに向かったレイとマイケルは、連絡係トリアーノ・ブッシュ(ルイス・キャンセルミ)に会うが、強盗の依頼主であるホーク・タイラー(ゲイリー・カー)と直接、取引しようとする。
LMSI”(ロウアー・マンハッタン警備部門)のヨランダ・ベル巡査部長(ヴィクトリア・カルタヘナ)は、現場付近の信号を無視した不審車(レイとマイケルの車)の件をデイヴィスに連絡する。
現場の様子から単なる強盗と思えないデイヴィスは、現れたFBIの捜査を拒む。
デイヴィスは、到着したアントニー・モット副市長(モロッコ・オマリ)に、逃走する可能性がある犯人を捕えるため、コカインをさばくと思えるマンハッタンを封鎖することを提案する。
モットは午前5時までの封鎖を許可し、デイヴィスは、マンハッタンの21の橋を封鎖しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想

テレビ界で活躍するブライアン・カークが監督し、チャドウィック・ボーズマンシエナ・ミラーJ・K・シモンズステファン・ジェームステイラー・キッチュキース・デイヴィッドなどが共演した作品。

多くの警官を殺したコカイン強盗を捕らえようとする刑事の執念の捜査を描く犯罪アクション。

マンハッタンの21の橋を封鎖するということがタイトルになっている割には、その点について描写する映像の緊迫感などに欠けている。

冒頭で85分署の警官が現場に到着するが、その雰囲気などで、警察が犯罪に絡んでいることが想像できる演出なども気になる。
*警察汚職を当初から疑わせる演出とも言えるが・・・。

とは言え、何人もの犯罪者を射殺したことで問題視されていながら、執念の捜査を続ける刑事を熱演するチャドウィック・ボーズマンをはじめとした、魅力的なキャスティングが注目の作品でもある。

本作公開の翌年に43歳の若さで他界したチャドウィック・ボーズマンは、デンゼル・ワシントンのような役者になれると思われた才能と共に、その死は惜しまれる。

主人公と組む麻薬課の刑事で、こちらも途中で犯罪に絡んでいることが雰囲気的に分かってしまうシエナ・ミラー、同じく犯罪に加担した85分署の署長J・K・シモンズコカインを奪い逃走する犯人のステファン・ジェームステイラー・キッチュ、主人公の上司キース・デイヴィッド、犯人の現金の資金洗浄を請け負うアレクサンダー・シディグ、犯人と依頼人(ゲイリー・カー)の連絡係ルイス・キャンセルミ、”LMSI”(ロウアー・マンハッタン警備部門)の巡査部長ヴィクトリア・カルタヘナ、副市長のモロッコ・オマリ、主人公の母親エイドリアン・レノックス、その若年期サラ・エレン・スティーヴンスなどが共演している。


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